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ウィンターズ・ボーン(WINTER'S BONE)2010 [あ行の映画]

ウィンターズ・ボーン.jpg ウィンターズ・ボーン0.jpg ボーンがねぇ・・・

家族のために 未来のために
彼女は大人になるしかなかった――



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サンダンス映画祭でのグランプリ受賞をはじめ各地の映画祭で評判を呼んだ
インディーズ系クライム・ヒューマン・ドラマ。
残された家族を守るため、行方不明となった父を捜して
危険な裏社会へと足を踏み入れていく少女の姿を描く。
主演はハリウッド期待の新星、「あの日、欲望の大地で」のジェニファー・ローレンス。
監督はこれが長編2作目の新鋭デブラ・グラニック。

アメリカ中西部ミズーリ州のオザーク高原。
現代のアメリカ社会から見捨てられたかのような貧しい寒村。
心を病んだ母と幼い弟妹を抱え、
一家の大黒柱として懸命に生活を切り盛りする17歳の少女、リー。
とうの昔に家を出ていた父が、自宅を保釈金の担保にしたまま失踪してしまい、
自宅差し押さえの窮地に陥る。
家と家族を守るため、自ら父親の捜索に乗り出すが、
親族はじめ村人たちは父親の存在をタブー視するようにリーを追い返す。
それでもひるむことなく、ついには危険な闇社会にも足を踏み入れようとするリーだったが…。
                              (allcinema より)
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どーも “ボーン” が引っかかって、実はあまり見る気もしなかったのですけれども(爆)
今旬の ジェニファー・ローレンス をもっと知るには 見るしかないか という・・・ ポリポリ (・・*)ゞ 
遅ればせながら DVDでの鑑賞でございます。

いきなり シェリル・リー (笑)
「ツイン・ピークス」の “世界一美しい死体” (微笑)
「キリング・フィールズ 失踪地帯」にも出ていたと言うのですが、(未UP  (・・*)ゞ)
・・・うーん 失念(汗)

でもまあ、今回 時を経て あの “ローラ・パーマー” に会えるとはっ!? って感じで、
しみじみ見てみますと、やはり華やかさが有り、面影は残っていましたね!?
(華やかそうに見えたのは、他の方がそうでもなかったということですかね・・・(汗))

リー(ジェニファー・ローレンス)の父親のかつての愛人? という役どころでした。

しかし、その父親像がいまいち見えてこない と申しましょうか?
ん? 私だけ ピンと来なくて・・・ という いつものパターンかも知れませぬがっ(汗)

父親の、家族に向ける愛情は・・・どうだったのか?
最後まで彼の名誉は地に落ちたまま!? (爆) の状態だったと思われ・・・。(苦笑)

それでも、よくしたもので!?
その苦労を背負い込んだ娘のリーは、最後には誇らしげに!?
「ドリー家の人間だもの」 という言葉を重ねて使うのですよね。

それは、自分の父親を許し、認めた挙げ句の 自信の言葉でしょうか!?
(しかし、そこに至るまでの彼女の壮絶な経験は凄まじいものがありました)

“闇社会” というのが、私にはどーも最後まで理解できなくて・・・(汗)
消化不良気味なまま見終わってしまったのですけれども。(爆)

それにしても、大人たちも吃驚の!? 気丈なお嬢さん と言うことで・・・
・・・ジェニファー・ローレンスの本領発揮!?

「あの日、欲望の大地で」 では、子役さんだと思ってあまり気にもせずにいましたが
(他に大好きな女優さんが複数ご出演ということもありまして・・・(笑))
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」でも、大勢の中の一人だったり・・・?

しかし、今回は・・・
寒々しい荒涼たる大地に、しかと踏ん張って生きようとする少女を、さりげなく好演。
じっくりと、その “迫力” の演技を拝見しました!


ウィンターズ・ボーン1.jpg
               ソニー & リー & アシュリー 

姉の重荷になっているのでは? と、心配する弟ソニーがいじらしいです。
何もわからずに? あどけない表情の妹アシュリーも。

ウィンターズ・ボーン2.jpg
                 リー & 伯父ティアドロップ

ティアドロップのジョン・ホークスは、最初あぶない人かと思わせて・・・
実はっ  という、とても美味しい役所でしたが、彼のおかげで後味が良くなり何よりでした。
 
さて、お次は「ハンガー・ゲーム」 
いつUPできますか!? f^_^; 請うご期待(ウ^_^ソ)

ジェニファー・ローレンス(リー・ドリー)
ジョン・ホークス(ティアドロップ・ドリー)
シェリル・リー(エイプリル)
デイル・ディッキー(メラブ)
ギャレット・ディラハント(バスキン保安官)
ローレン・スウィーツァー(ゲイル)
アイザイア・ストーン(ソニー・ドリー)
アシュリー・トンプソン(アシュリー・ドリー)
ケヴィン・ブレズナハン(リトル・アーサー)

脚本・製作 アン・ロッセリーニ 

監督・脚本 デブラ・グラニック
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コメント 6

つむじかぜ

結構重〜い社会派ドラマっぽい不思議なサスペンス作品ですね。
脇役ジョン・ホークスとデイル・ディッキーの怪演も光ってました!
極貧に耐え、栗鼠を撃つシーンは、何気に強烈だったなぁ。
by つむじかぜ (2013-02-19 02:07) 

月夜のうずのしゅげ

池の中のお父さんの死体は正視できずショックでした。
by 月夜のうずのしゅげ (2013-02-19 06:14) 

末尾ルコ(アルベール)

く、くわっああああ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あ、すみません。「ウィンターズ・ボーン」と聞いただけでこうなります。(笑)
来週はジェニファーがオスカーを獲得予定(ふふふ)!

「ハンガー・ゲーム」もおもしろいですが、サスペンス映画として「ボディ・ハント」も抜群でした。

                                RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2013-02-19 08:43) 

Labyrinth

つむじかぜ さん (^_^)ノ
重かったですねぇ。 でも、あれが現実にあるんでしょうねぇ。
スーパーのパック詰めばかりを買っている身には衝撃でした!? (^^;
生きるって厳しい と、改めて思う自分です。(汗)
TB & nice! も、どうもありがとうございました。
by Labyrinth (2013-02-19 16:40) 

Labyrinth

月夜のうずのしゅげ さん (^_^)ノ
はいっ 私も薄目でドキドキしながら!? (汗)
しかし、大した度胸ですねぇ
そうせざるを得ない とは言え、なかなか・・・(^^;
コメント&nice! を、どうもありがとうございました。

by Labyrinth (2013-02-19 16:50) 

Labyrinth

RUKOさま (^_^)ノ
はいっ わかります。 (笑)
あなたさまの情熱に動かされて見る気になりましたっ (ウ^_^ソ) でもない!? w

取りますかねぇ?(^^;
いずれにしましても、封切りが待たれますね。楽しみです♪

「ボディ・ハント」了解です。ありがとうございます♪
コメント & nice! を、どうもありがとうございました。
by Labyrinth (2013-02-19 17:01) 

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