眠れぬ夜のために（INTO THE NIGHT）１９８４ 【遅出し御免被る】

  これは予想外の!? めちゃ素敵な映画でしたっ♪

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助けた美女が国際密輸組織と関係があったためトラブルに巻き込まれる
不眠症の男を描いた平凡なスリラー。
ポール・マザースキー、ロジェ・ヴァディム、ドン・シーゲル、デヴィッド・クローネンバーグ、
ジョナサン・デミ、ジャック・アーノルド、ローレンス・カスダンといった多数の映画監督が
ゲスト出演した事だけで語られてしまう不幸な映画でもある。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（allcinema より）
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これが「平凡なスリラー」なんて言葉で片付けられちゃうのは、如何なものでしょう？
確かに、“練りに練られた緊迫感あふれる作品” であると言えないのは確かですが・・・。（爆）

緩さの中に “遊び” があり、ふざけているのかと思えば、シリアスなシーンも!?

・・・と書くと、統一感のなさを指摘していると思われるかもしれませぬが
それが、そんなことでは全然なくて!? (^^;

不眠症に悩むエドと、謎の美女ダイアナを軸に面白いように展開して行き！
（行き当たりばったり　という表現が適切かも!? （笑））
最後には何故かすべて丸く収まってしまう　という不思議な映画なのでした。

否！　丸く収まる　　なんて綺麗すぎる言い方でしたっ（汗）
エドは何日かぶりの快眠を得て！
ダイアナは、元愛人の変わらぬ愛と莫大な手切れ金を得る！
その他の関係者は・・・？　┐(´_｀)┌

これを観られたのも、
すべて、気になるおじさま リチャード・ファーンズワースのおかげです。（感謝！）　



何故有名な映画監督さんがこぞって出演されているのか？
理由は色々あるにせよ、ともかくそれだけで観る楽しみが増えるってものですね!?

ボーっと観てたら知らずに過ぎてしまいます。（笑）
見たことがあるな　と思っても、俳優さんだったかな？ と思って見過ごすのが関の山！（汗）　
ロジェ・ヴァディムもデヴィッド・ボウイも、若い顔しかイメージになかったので？
そうかも？ と思いながらも、自信が持てませんでしたっ（爆）　

しかし、
何が一番真剣に観たかと言えばっ　　それはエンディング・クレジットです！（苦笑）
登場順に “キャスト” が流れていくのを 「一時停止」で　ふむふむ　と確認!? （笑）

そして、
何が一番吃驚したかと言えばっ　本作の監督さん　ジョン・ランディスでしょうか!?　
ちょいとご出演　どころじゃないですねぇ（笑）

ポール・マザースキー「ハリーとトント」　おじいさんものでしたけれど、大好きな作品。
ロジェ・ヴァディム「バーバレラ」
ドン・シーゲル「ダーティハリー」　　
デヴィッド・クローネンバーグ「エム・バタフライ」「イースタン・プロミス」
ジョナサン・デミ「羊たちの沈黙」
ジャック・アーノルド「大アマゾンの半魚人」　これは見たような気がするだけかも!?w
ローレンス・カスダン「白いドレスの女」　

映画関係者だったり、殺し屋だったり、カジノの紳士だったり、エンジニアだったり
あるいは浮浪者カップルだったりと、変化に富んだ役柄でございました。w

主演のジェフ・ゴールドブラムは、顔が濃すぎて ちょっと・・・　と、（汗）
今までは気にせずにきた俳優さんでしたけれども？（爆）　
よくよく見ればナイス・ガイ!? ＾ｑ＾
夜眠れず、仕事中に居眠り・・　というような “危うい” 状態を巧く体現していたと思います。

若くてCuteなミシェル・ファイファー
そんな彼女を見られただけでラッキー♪　と思いましたが (^_-)－☆
さらに、スタスタと全裸で歩き回る姿もチラッと!? （微笑）
ともかく、スタイル抜群で！ ボーイッシュなパンツルックが良く似合ってました♪
余談ですが、Hooker の役で彼女の妹のディディ・ファイファー も出ていましたね。　
　
走って逃げる場面、押さえ込まれての緊張の場面 等々
精一杯のいろんな表情を見せてくれましたが・・・
やはり、一番の “素敵な顔” は
元？愛人のジャック（リチャード・ファーンズワース）に向けた可憐な表情でしたね。　

ジャック・・・　どんな人なんだろう？ と長いこと気に掛かっていました。
出番は短くても、カチッとした存在感と素敵なあたたかさ♪

全体的には、ドタバタした印象と大人のムードが共存している不思議な映画でしたが
B. B. King の歌もギターも、本当にピッタリで♪
あのリズムが、この作品に統一感をもたらしているように感じました。

特典映像の “B. B. King” も、凄い人が何気なく出ていてビックリでした♪ ＾ｑ＾


ジェフ・ゴールドブラム（エド）
ミシェル・ファイファー（ダイアナ）
ダン・エイクロイド（ハーブ）
リチャード・ファーンズワース（ジャック）
イレーネ・パパス（シャヒーン）
キャスリン・ハロルド（クリスティ）
ポール・マザースキー （パド）
デヴィッド・ボウイ（コリン・モリス）
ロジェ・ヴァディム （メルヴィル）
ヴェラ・マイルズ（ジャックの妻）
クルー・ギャラガー（FBI）


監督　ジョン・ランディス