かぐや姫の物語 [か行の映画]
姫の犯した罪と罰。
上映時間 137分
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「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」の巨匠・高畑勲監督が、
日本最古の物語文学『竹取物語』を、アニメーションの地平を切り開くべく
野心的な映像表現を駆使して描き出す長編ファンタジー・アニメーション。
声の出演は朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子。
なお本作では、高畑作品ではお馴染みの画より先に声を録音する
プレスコという手法が採用されているため、
本作完成前の2012年6月に他界した地井武男も
2011年夏には録音を終えていたとのこと。
竹林にやって来た翁は、光る不思議な竹に気づき、近づくと小さな女の子が現われた。
女の子を連れ帰った翁は、媼とともに自分たちの子として大切に育てる。
女の子は捨丸ら村の子どもたちと元気に遊び回り、すくすくと成長。
翁は娘を立派な女性に育てようと、都に移り住み、教育することに。
そして美しく成長した娘は、かぐや姫と名付けられる。
やがて姫の美しさを聞きつけ、5人の求婚者が現われるが…。
(allcinema より)
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知っているようで、シカとは知らない!? 「かぐや姫」の世界を楽しみにしていました♪
(劇場で見なさいよぉ と言われそうですけれど・・・ ポリポリ (・・*)ゞ)
このシンプルな絵の世界は、はたして受け入れられるのか?
・・・という危惧もありましたが、興味の方が勝ったみたいで!?
何の抵抗もなく、すんなりと引き込まれてしまいましたっ♪ ^^;
まずは、翁の 表情が可愛い過ぎ♪ (^m^)
そして、地井さんの あの独特の声ですね~ w
冒頭の神秘的な出来事から始まり
その後、媼のお乳が出ちゃうところとか (爆)
赤子の “たけのこ” (後のかぐや姫)の急成長とか
驚きの連続なのでしたが・・・
日本の四季の魅力をわらべ唄調に歌い上げる という
古風で不思議なメロディの劇中歌と合わせて・・・
様々な日本の自然の美しさを、淡い色あいの優しい画調で魅せてくれました♪
その後は、姫の成長に伴う、心の機微など
繊細な感情表現に魅力を感じたり・・・!?
舞台を京の都に移しますとっ
登場人物も多彩になり、面白さにも益々拍車が掛かりましたね♪
“サガミ(相模)” という、姫の教育係に惹かれてしまったのですがっ
声の担当が高畑淳子さんと後でわかり、顔まで似てる と妙に納得!w
お付の子 “女童” のビジュアルが可愛くて、これも妙に惹かれましたけれど
声が田畑智子さんとは意外でしたっ(笑)
媼の声と、ナレーションは大ベテランの宮本信子女史♪
特徴あるお声は、いつも艶っぽくて安心感があり、まさに魅惑のヴォイス♪ ^q^
地井武男さんとは Nice なコンビネーションでしたね♪
2011年に声を入れて、それから絵を作り上げていったそうですが
まさか 地井さんの遺作となろうとはっ
閑話休題
“姫の犯した罪と罰”
深い洞察力に唖然・・・ ( ̄ο ̄;
そんな複雑な心理状態で、乙女心を痛めていたのですか!?
しかし、
本作を見てすべて理解できた と言えないのが悩ましいところです・・・。(爆)
さて・・・
いったん、シンプルな絵の世界に引き込まれてしまうとっ
今度はそこに居続けたくなる という不思議な現象がっ!? (笑)
繰り返し観たくなる! ということですけれども・・・
そんな気持ちにさせてくれるアニメ作品て稀かも♪ (^_-)-☆
主題歌 二階堂和美 「いのちの記憶」
監督・原案・脚本 高畑勲
この絵作りは衝撃的でしたね!
同じジブリでも、宮崎氏とは対極の、高畑氏渾身の傑作だと思います。
久々にTBポチッと^^
by つむじかぜ (2015-02-19 02:09)
つむじかぜ さん (^_^)ノ
残念ながらビデオ鑑賞となりましたが ^^; 世界観は十分味わえたと思いまする~♪
本当に “衝撃” (^m^) 疾走するところなぞは怖いくらいでしたっ!?
ちと長いのが・・・ 難と言えば難かも!? ですけどね(´m‘)
TBも、ありがとうございました。 w
by Labyrinth (2015-02-19 13:08)