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ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~(A GIRL WALKS HOME ALONE AT NIGHT) 2014 [さ行の映画]

ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~.jpg 久々の “吸血鬼” ^^; リアル過ぎでしたっ w
これも昨年の鑑賞ですが・・・ ^^;

死を招く“バッド・シティ”を舞台に美しき少女が巻き起こす、新時代のヴァンパイア・ホラー。


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女性の新鋭監督によって史上初めてイランを舞台にペルシャ語で撮影されたヴァンパイア映画として
世界的に注目を集め、各地の映画祭で数々の賞に輝いた異色のスタイリッシュ・ホラー。
イランの架空の町を舞台に、吸血鬼として生きる一人の少女の葛藤と、
その正体を知らずに恋に落ちた青年の運命を、美しいモノクロ映像で描き出す。
主演は「アルゴ」のシェイラ・ヴァンドとドイツ出身のアラシュ・マランディ。
監督はこれが長編デビューのアナ・リリー・アミールポアー。  (allcinema より)
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何でもない白いTシャツとGパンの青年が、郊外の日当たりの良い場所に・・・!
お? ジェームス・ディーンか? と見まごふようなカッコ良さ♪ 
(全編モノクロームなのですが、初っ端のこの明るさは意外でした・・・)

青年は小屋の中に何かを見つけたようで、スルリと入り、猫を抱いて出てきます。
この猫さまが、最後まで妖艶な輝きを放つのですがっ (=^^=)
(エンディング・クレジットをジッと見てましたら、なんと出てましたねっ ^q^)

さて、
庭師の青年アラシュは真面目に働き、念願のクルマを手に入れるが・・・
一緒に暮らすヤク中毒の父親は、金もないのに売人からヤクを売り付けられる始末!

・・・守銭奴の売人サイードは、息子のクルマに目を付け、早速取り上げてしまう。
(サイードのビジュアルが傑作♪ ^q^ 悪趣味であればある程新鮮味を感じたり・・・!? w)

悔し涙で、思わず壁に “一撃” のアラシュは、右手を骨折?してしまうが
それでも、どうにも収まらずに、売人サイードの家に直談判に・・・!

・・・と、そこでアラシュが見たものはっ

さて・・・?

ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~1.jpg
                    少女(シェイラ・ヴァンド)

・・・化粧に余念がない少女?
(一人前の女に見えたのですが? やはり少女なのか・・・ ^^;)

彼女は、チャードル(全身を覆うベール)に身を隠し、漆黒の街(“バッド・シティ”)に出る。

最初は・・・

あ~ 良い雰囲気♪  そそられるぅ♪

なぁんて、高を括っていた自分でしたが w 
彼女が本性を現してからはっ  (ノ>_<)ノ キャー  てなもんでしたね~(爆)

いやー まじ怖~い! 不気味~ (>_<) あの “瞬発力” は並みじゃぁございませぬ!

・・・そして、ともかく美しい。

思えば、出てくる人は皆、美形だったような・・・?
ん? 青年の父親はおデブでしたけれどもっ  (・・*)ゞ 良く見れば顔は元美形?w

・・・話を戻します。^^;

“少女” は、闇に紛れて、つぶさに世の中の動きを見ているようでした。
そして、 “悪” を餌食にしているようでした?

・・・ですが、
「私は悪い子」という台詞が示すように? どうやら罪悪感も抱いているらしい・・・?w

“新時代のヴァンパイア・ホラー” か・・・  う~むむむ そうかも! (¬、¬;

ドラキュラ伯爵のような “大人な” 官能の瞬間は望めないものの? w
“活きの良さ” はコワいほど感じられるので、おかげで、緊張しっぱなしでしたねっ(爆)
まあ、魅了された♪ という言い方も出来ますけれど・・・。(汗)

・・・アラシュはクルマを取り戻し、やがて少女と恋に落ちる!?
“その正体を知らずに”   ・・・というところがミソですな。^^;

私は、イランの街並みや、郊外の風景、工業地帯の佇まい 等々
ま、異国情緒とまでは言わないまでも、新鮮な感じを受けて興味深く拝見!

あまりお馴染みでない俳優さんばかりとは言え、最後まで惹き付けられましたね♪

この独特な世界観は、ある意味結構な衝撃かも~!? 
・・・な、魅惑のホラー映画でしたっ 

シェイラ・ヴァンド(少女) 
アラシュ・マランディ(アラシュ) 庭師
モジャン・マーノ(娼婦 アッティ)
マーシャル・マネシュ(ジャンキー ホセイン) アラシュの父親
ドミニク・レインズ(ポン引き 売人 サイード)
ミラド・エグパリ(浮浪児)
ロメ・シャダンルー(王女 シャエダフ)
レザ・セィクソ・サファリ(ロカビリー)
Masuka the cat(ネコ)

監督・脚本 アナ・リリー・アミールポアー
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