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世界一キライなあなたに(ME BEFORE YOU) 2016 [さ行の映画]

世界一キライなあなたに.jpg “事実” に触発されて書いた・・・? ^^;

愛するひとが、
半年後に永遠の旅立ちを
選ぼうとしていたら――


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ジョジョ・モイーズのベストセラー『ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日』を
「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラークと
「ハンガー・ゲーム」シリーズのサム・クラフリン共演で映画化したラブ・ストーリー。
不慮の事故で四肢麻痺となり生きる希望を失った元実業家の青年と
彼の介護師として雇われたヒロインの切ない恋の行方を描く。
監督は長編デビューのテア・シャーロック。    (allcinema より)
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・・・DVD特典映像で、原作者のジョジョ・モイーズが語るのは
「この “ニュース” を偶然耳にしたのはラジオで・・・ ずっと心に残り
作家として、是非書かねばっ と思ったが、最初 出版社からは却下された・・・!? 」

・・・という曰くつきの、重い内容(自殺幇助)の小説の映画化とは知りませんで・・・(汗)
例によって予備知識なしでの鑑賞でした。

ヒロインのルー役の女優さん、エミリア・クラークは・・・

「ターミネーター:新起動/ジェニシス (2015)」のサラ・コナーだったのですね!? ^^;
改めて自分のレビューを見返してみますと、若くて可愛い! と書いてありました。w
(TVシリーズものとか見ないので、初見だったのですが、気に入ったみたいです?w)

・・・てなことは、今知ったわけですけれどもっ ( ´艸`)
本編が始まった時には、どーも垢抜けない女の子だなぁ なんて思ったり・・・(笑)

しかし、見ていくうちにはっ
この子の摩訶不思議な魅力にやられ♪ たちまちその虜になってしまうのでしたっ w

さて、冒頭は・・・ 主人公?の  
四肢麻痺で車椅子生活となってしまうウィル(サム・クラフリン)が、まだ元気な頃…(汗)

ロンドンで恋人と優雅に暮らし、仕事、趣味、生活全般がキラキラ輝いていた時に
突然見舞われた!? 交通事故の経緯から・・・。
(タフでハンサムなサム・クラフリンのキャスティングは Nice♪ と思いました…)

そして、場面は変わり・・・(古城がいきなり目に飛び込んで!? )

田舎のカフェ?
お客はおばあちゃんばかり・・・ それもわずかな人数 
それでも、若い店員さんは愛想よく接し、仕事を楽しんでいるかに見えたのですがっ

なんと、その日のうちに “閉店(廃業)” となり!? ( ̄ο ̄;
おじいさんオーナー様から1か月分の退職金を手渡される・・・。

(若い店員さんの) ルーが帰宅すると・・・
家族は残念そうな顔をしながら、ねぎらいよりも、辛口コメントが返ってきたりして・・・!?

失業中の父、母、シングルマザーとなった妹とその子ども・・・
皆、ルーの稼ぎで食べていた!? というわけでした。(汗)

ルーは意欲的に職探しを致しますが、なかなか “合ったもの” がみつからず・・・
諦めかけていた頃、ふと舞い込んだのが、“半年という期限付き” の介護の仕事でした。

お城に住むセレブのお世話 ということで、面接に行ってみるとっ
何故か?マダムのお気に召したようで、早速採用となります。
(面接に、母のお古のミニ丈のスーツを着て行き、顰蹙もの的なことになったのに…? w)

その日のうちに、離れの?ウィルの住まいに案内され、ご対面。
電動車椅子のウィルは終始素気なく、不機嫌そう・・・!?

四肢麻痺のウィルの面倒は、男性の看護師ネイサンが巡回して診ており・・・
ルーには、症状に合わせた投薬の決まりごと等教えてくれたりするのですが
ルーの一番大事な “仕事” は、ウィルの “励まし役” だと言って微笑・・・。
(しかし実際は、体温調節が難しい とか様々な注意事項が・・・!? (汗))

翌日からは、母のお古でなく (笑)
彼女らしい? ポップでカラフルな服を着て、お洒落していくルーでした。w
(これが… えっ?また? と思うくらい…  次々と着換えて魅せてくれます♪ 26歳万年少女?)

最初こそ、自分の殻に閉じこもっていたウィルでしたが
ルーの天真爛漫さに触れて!? 徐々に心をほぐして行くかのようでした?

しかし、かつての恋人が(自分の)同僚と二人して、婚約報告に来たりして・・・!?  
ウィルの心は千々に乱れる・・・ どころか荒れ狂うのでしたがっ (¬、¬;

ルーの 或る計画に乗ることにしたウィルは、“楽しみ” を見出していきます!?

さて・・・?

辛いのは?
ルーにはすでに恋人が居た ということですかね?(汗)

「ハリ・ポタ」の ネヴィル君の成長した姿がこんな風だと思わなくて・・・(苦笑)
全く気付きませんでしたけれど・・・ ^^;
恋人の気持ちよりも自分の意思を優先するような?スポーツ野郎をそつなく演じていましたね。w

ルーの心は、パトリックから離れ・・・ どんどんウィルとの世界にハマって行きました。
自暴自棄の "どん底" から救い出すことが出来る! と信じ、恋心も芽生えたのですけれど・・・

う~むむむ 
実に良くできたシナリオで・・・ 洒落たラストはそれなりに魅了されたのも確かなのですが
やはり その “事実” は重いなぁ と・・・。(苦笑)

でも、作品自体は嫌いじゃないので、観られてとても良かった と、満足しておりまする。

最後になりましたが
お城で優雅に暮らす、ウィルの両親が、思いの外カッコ良かったです♪ w
父役のチャールズ・ダンスは良くお見かけ致しますが 
母役のジャネット・マクティアはお初かも?

ともかく、二人とも、気品も存在感もおありで・・・
親としての苦悩をさりげなく表現していたのが印象的でした。

エミリア・クラーク(ルイーザ・クラーク(ルー)) ウィルの介護士
サム・クラフリン(ウィル・トレイナー) 車椅子の青年
ジャネット・マクティア(カミーラ・トレイナー) ウィルの母
チャールズ・ダンス(スティーブン・トレイナー) ウィルの父
ブレンダン・コイル(バーナード・クラーク) ルイーザの父
スティーヴン・ピーコック(ネイサン) ウィルの看護師
マシュー・ルイス(パトリック) ルイーザの恋人
ジェナ・コールマン(カトリーナ・クラーク(トリーナ)) ルイーザの妹
サマンサ・スパイロ(ジョージー・クラーク) ルイーザの母
ヴァネッサ・カービー(アリシア) ウィルの元恋人

原作・脚本 ジョジョ・モイーズ 『ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日』(集英社文庫刊)

監督 シーア・シェアイック or? テア・シャーロック
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