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LION/ライオン ~25年目のただいま~(LION) 2016 [アルファベット・数字で始まる映画]

LION.jpg インドと言えば デヴ・パテル? w 

製作国 オーストラリア

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5歳の時に迷子になり、オーストラリア人夫婦の養子として育てられたインドの少年が、
大人となりGoogle Earthを駆使して生家を見つけ出し、25年の時を経て
実の家族との再会を果たした奇跡の実話を「スラムドッグ$ミリオネア」
「奇蹟がくれた数式」のデヴ・パテル主演で映画化した感動ドラマ。
共演はルーニー・マーラ、デヴィッド・ウェンハム、ニコール・キッドマン。
監督は、これが長編デビューとなるオーストラリアの新鋭、ガース・デイヴィス。
                     (allcinema より)
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ほぼ予備知識通りの展開ながら・・・? (汗)

巧みなカメラワークで捉えられる大自然の美しさや、
奇を衒わぬ?自然な流れの中で丁寧に描かれる情景等に、まず惹き付けられましたが

何と言っても、一番は主役の坊や!? ( ´艸`)
サルー役のサニー・パワールの愛くるしさと無垢な演技(?)に心揺さぶられる思いが致しましたっ

オーディションで選ばれた・・・ という彼に、今後も注目ですね♪ (^_-)-☆
(子役さんの成長は楽しみの一つですが、1作だけというのも寧ろ貴重という気も・・・?w) 

さて、
5歳のサルー(サニー・パワール)は、インドの片田舎に、
母と兄と、赤ちゃんの妹と一緒に、貧しいながら愛のある幸せな毎日を送っていた。

ある時は兄に連れられ、走行中の貨車に積まれた石炭をくすねて小金を得たり・・・!? (爆)
また、母のお手伝いはもちろんのこと、母が仕事で留守の時には妹のお守りをしたり・・・
・・・と、小さいながらも家族の役に立てるよう、頑張る健気なサルー。f^_^;

兄のグドゥはと言うと、まだほんの少年なのに、大人に交じって夜の仕事へ・・・!

その日、サルーは一緒に連れて行って! と、しぶとく食い下がり・・・
根負けしたグドゥは足手まといになりそうだと思いながらも連れて行くことに!

ところが、案の定? 肝心な時に眠り込んでしまい・・・(やはり子どもは子ども!w)
グドゥは止む無く、駅のベンチにサルーを残して仕事に行く羽目になる。

「必ず帰って来るから、ここを動くんじゃないよ」 と声を掛けるが、サルーは寝ぼけ眼・・・。

目覚めた時・・・
夜のプラットホームに人気はなく・・・
サルーは狂ったように兄の名を呼びながら、そこら中を駆け回る!?

そして、
疲れ果てたサルーは事も有ろうに!? 停車中の客車?に潜り込み眠ってしまうのだった。

さて・・・?

この後が悲惨なことは想像に難くない・・・?  ┐(´_`)┌

憐れと思いつつも、つい興味津々で観てしまう・・・ と言った感じでしたが・・・ (汗)

インドならではの?街中の光景や孤児となった子どもらの表情 等々
“異国情緒” ?と言うものを、新鮮な気持ちで受け止める自分が居りました。 (^_^ゝポリポリ。
(自分が、迷子の “サルー目線” で見ていたのかも? w)

御縁があり・・・ 
サルーが初の飛行機でタスマニアの養父母の元に向かうシーンでは・・・
ホッとしたり、サルーの不安感が伝播したり? 
・・・と、なかなか複雑な思いが致しましたが (笑)

ジョン(デヴィッド・ウェンハム)とスー(ニコール・キッドマン)の成熟した!? ご夫婦を
目の当たりに致しますと、心底安堵すると共に、尊敬の念が湧いて参りましたっ

欧米人?の博愛の精神に、改めて感動を覚える  と言うか・・・(汗)
自分では到底できないことなので、只々頭が下がります。

そんな素敵な養父母と暮らし、立派に成長したサルーをデヴ・パテルが演じますが・・・。

ある時、遠い記憶の中の生まれ故郷の “お菓子” で、ハタと気付く!? ( ̄ο ̄;

自分のアイデンティティ? 帰属意識?に目覚めたと言うか・・・
いわゆる 里心がついたのですね…? f^_^;

気付いてからのサルーは、故郷を求めて!? 人が変わったようになっていくのですけれども・・・
養父母との折り合いや、義兄弟となったちょっと風変りなマントッシュとの付き合い等々
彼ならではの苦悩が、繊細なタッチで綴らます。

私的に、とても興味深い所でしたが・・・
ニコール・キッドマンの慈愛に満ちた受けの演技の素晴らしさに、思わずジーン・・・。(汗)
もちろんデヴ・パテルの熱演あってのことでございますけれどっ ( ´艸`)

サルーの学生仲間? で恋人のルーシー役でルーニー・マーラが出ておりましたが
久々にお顔を見られて嬉しかったですね♪ 
(雰囲気も全然変わらず・・・ お綺麗♪  ちょっぴり寂しげなところも・・・ w)

ラストで、これまた素敵な “種明かし” がありましたが・・・ 
察しの良い方には、もうすでにバレてますかね? ww

ここから ↓

うろ覚えの故郷の地方名が、似て非なるものだったことは予想の範囲内でしたが?
もうひとつ、サルーという名前は(確か) サリュ で、意味は LION

ここまで ↑

まあ、泣きの涙はありませんでしたけれどっ (ウ^_^ソ)
不思議なものを見せて頂いたな~ としみじみ思える、素敵な余韻の映画でしたね。

デヴ・パテル(サルー)
サニー・パワール(サルー(少年時代))
ルーニー・マーラ(ルーシー) サルーの恋人
デヴィッド・ウェンハム(ジョン) オーストラリアの養父
ニコール・キッドマン(スー) オーストラリアの養母
アビシェーク・バラト(グドゥ) 大好きな兄
ディヴィアン・ラドワ(マントッシュ) 義理の弟
プリヤンカ・ボース(カムラ) サルーとグドゥの母
ディープティ・ナヴァル(ミセス・スード) 養子斡旋をする孤児院の人?
タニシュタ・チャテルジー  最初に迷子のサルーを救ったおねえさん
ナワーズッディーン・シッディーキー  人買い?の男

原作 サルー・ブライアリー 『25年目の「ただいま」』(静山社刊)

監督 ガース・デイヴィス

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