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歌え! ジャニス★ジョプリンのように ジャニス&ジョン(JANIS ET JOHN /JANIS AND JOHN) 2003 [あ行の映画]

Janis et John.jpg ジャニス・ジョプリン・・・ お名前だけは・・・ (・・*)ゞ

歌った、
生きた、
愛した。
1人の平凡で臆病な女性が、伝説のロックスター、ジャニス・ジョプリンとの出会いによって、輝き始める。


製作国  フランス/スペイン
ジャンル  コメディ/ドラマ/音楽

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夫の失態で大金を調達するハメになった主婦が、金策のためにジャニス・ジョプリンの扮装をしたことから
新たな自分に目覚めていくコメディ・ドラマ。
冴えない人妻が変装をきっかけにジャニスが乗り移ったかのように活き活きと輝いていく姿を描く。
2003年に恋人の暴行が原因で不慮の死を遂げた主演のマリー・トランティニャンは、
これが遺作に。
マリーの元夫でもあったサミュエル・ベンシェトリの監督デビュー作。 (allcinema より)
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先日UPしました「アスファルト(2015)」のサミュエル・ベンシェトリ監督の初監督作品ということで。

私めは、ジャニス・ジョプリンについてほとんど存じません・・・ と思っておりましたが (・・*)ゞ
検索して聴いてみますと、曲名は知らずとも耳に馴染んだメロディでございました。(爆)
夭逝の人だったのですね。
その人を、“ニセモノ” とは言え、マリー・トランティニャンが演じるのは感慨深いものがありますね。

さて
強烈な牽引役となるのは、保険会社に勤めるサラリーマンのパブロ・ステルニ。
「パンズ・ラビリンス (2006)」の強面の・・・と言えばピンと来るかも? のセルジ・ロペスなのですが。

パブロは美人の妻ブリジットと可愛い一人息子ジェレミーの三人家族で “平凡な暮らし” を送るなか
ふとしたことで魔が差し!?  保険金詐欺を!? ( ̄ο ̄;

ある日、孤老の(?)キャノン氏(ジャン=ルイ・トランティニャン)が顧客として彼の前に現れる!
氏はガレージに鎮座するお気に入りの高級車に保険を掛けたいと言う。
“運転はしない! 走る毎に評価額が下がるからね” という考えの持ち主で・・・
安心のために保険を掛けたいのだ と・・・。

それを聞いたパブロは、会社で皆がやっている?という “チョロマカシ” に手を染めることに!?
キャノン氏に大量の契約書を送りつけ!? 偽のサインで!? 掛け金五倍増し!? ( ̄ο ̄;

ともかく、契約相整い・・・ ホッとしたのも束の間!? 
キャノン氏から連絡が入り・・・
何者かによってクルマが盗み出され大木に激突した状態で発見された・・・ とのこと。
保険金は50万フラン!? パブロは一気に半狂乱 or 意気消沈!? (笑)

そんな折、通りを挟んだ向かい側に一人暮らしをしているパブロの母から とある情報が・・・!

パブロの叔父が亡くなり、パブロの従兄弟のレオンが遺産を手に入れた というものだったが
しかも遺産は100万フランだというので・・・ 
パブロは、渡りに船? とばかりに!? ^q^
従兄妹から巻き上げて、穴埋めに利用することを思いつく。

とりあえず、供花を持ち、その店(ストロベリー)に行ってみる。

従兄妹のレオンは若い頃、イギリスに渡り “LSD” 等、薬物中毒でおかしくなったと聞いていたが
店は、ジョン・レノンとジャニス・ジョプリンのみ置いてあるという、錆びれたレコード店だった。

はたして、レオンには従兄妹のパブロの記憶は無いようだったが?
そのまま彼を受け入れてくれた!? ^^;

レオンは、昔・・・ あるホールのトイレでジョンとジャニスに会ったことがある  と言い
戻って来てくれるのを待っているんだ! とも。


パブロが、「ところで、相続した遺産は?」 と探りを入れてみるとっ
全部下ろした と言って、奥からお宝を大事そうに持ってきて・・・

LP “イマジン” グアテマラで出た珍品で、5万フラン  とか?
ジョンを撃った拳銃のレプリカだけど、3万5000フランだった  とか? ( ̄ο ̄;

パブロが半ばあきれて帰ろうとすると
お土産に? “貴重だよ” と、 ジョンとジャニスの写真をくれたのでパブロは貰ってきた。


そして仕事中に、何気なく写真を取り出して見ていた時・・・
ジャニスは妻ブリジットと似ていることに気付く?!

妻ブリジットには、ジャニス・ジョブリンになりきってもらい!?
ジョン・レノンには、検索で見つけ出した、しがない俳優のワルテルを使って・・・
レオンに大金を出させるため、一芝居打ちに? 二人を送り出すのだったが

さて・・・?

ジョン・レノンに化ける、ワルテル役のフランソワ・クリュゼも結構似ているのですけれども ^q^
何と言っても、マリー・トランティニャンの変身ぶりには驚きますね♪
歌も御本人なのかな?? まぁ ・・・ともかく、サマになってます! ^q^

お金を引き出すまで、“妻はジャニス・ジョプリン” ということで・・・
パブロは、家の事を放ったらかしの妻に代わって、家事やら坊やのお世話やらに忙殺されます!?
そんなところも見どころですが・・・ ^^;

声を出して笑ってしまうようなコメディではないものの? ^^;
さりげないユーモアセンスは素敵で♪
最後まで興味深く観ることが出来ました。

それにしても、
ジャン=ルイ・トランティニャンのキャノン氏は不思議な人でしたね!?(ネタバレ?w)


セルジ・ロペス(パブロ・ステルニ) 42歳 スイスの保険会社に11年勤務 結婚14年
マリー・トランティニャン(ブリジット) 旧姓ネルソン 息子のジェレミーは8歳半
フランソワ・クリュゼ(ワルテル) 売れない?俳優
クリストファー・ランバート(レオン) レコード店店主 パブロの従兄弟
ジャン=ルイ・トランティニャン(キャノン) パブロの顧客

監督・脚本 サミュエル・ベンシェトリ

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末尾ルコ(アルベール)

ジャニスとジミヘンは永遠のロックスターです~。
数年前にマリー・トランティニャン死亡の原因となった「恋人」が出所するとかいうことがフランスで話題になっていました。父親としてはやりきれない話だったと思います。残念な事件でした。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2017-06-29 01:10) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール) さん (^_^)ノ
映画のお陰で、これまで取りこぼしてきた?ものを再確認できるのは有り難いです♪ ^^;
ジャニスの曲も改めて聴いてみようかな という気になりますね~ w
マリー・トランティニャンは、人物自体が興味をそそられる方のようで?
もう本当に残念としか申せませんね~ もっとご活躍できたでしょうに・・・。
by Labyrinth (2017-06-29 23:52) 

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