スイス・アーミー・マン（SWISS ARMY MAN） 2016

　久々の、何じゃこりゃー！？ (￣ο￣; の映画でしたっ

世界が絶賛した奇想天外な

青春・サバイバル・アドベンチャー!!

---------------------------------------------------------------------------------------------
「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが無人島に漂着した
腐りかけの死体を怪演し、遭難していた青年の心の友となるばかりか、
“スイス・アーミー・ナイフ”ばりに様々な場面で役立ち、
彼の過酷なサバイバルを助けていく奇想天外アドベンチャー・コメディ。
遭難した青年ハンクには「ラブ＆マーシー　終わらないメロディー」のポール・ダノ。
監督はミュージック・ビデオ畑出身で、これが長編デビューとなる監督コンビ、
ダニエル・シュナイナート＆ダニエル・クワン。　　　　　　(allcinema より)
---------------------------------------------------------------------------------------------
だいぶ以前の鑑賞ながら、とうとう年内に収まらず・・・ ｏｒｚ
グズグズしていたらDVD発売日になってしまうよ～  という、相変わらずのていたらく…！
こんな感じの作品がいくつか続きます？（ホントかな？ ｗ）

さて、原題の意味が不明だったのですが、見てみたら氷解!? （＾ｍ＾）

しかし私めは、
もともと “スイス・アーミー・ナイフ” という名があると知りませんでしたので （汗）
ここでまた一つ覚えました。　映画って色んな意味で師匠だわ～  f^_^;
ん？ 十徳ナイフ？
（因みにティファニー社のお高めのお品なら是非欲しい！ とまじで思いましたっ ｗ）

冒頭は・・・
美しい海に囲まれた孤島？
髯もじゃの若者が、世を儚んで！ いよいよ首つりをっ
しかし、失敗・・・（汗）

その時、波打ち際に何かが打ち上げられているのを発見！
それは腐乱しかけている！？ (￣ο￣; 若い男の死体だったのだが・・・（爆）

ハンク（ポール・ダノ）は、我を忘れて駆け寄り、抱き起す！？
すると、死体（ダニエル・ラドクリフ）は、なんと小刻みに揺れだし！？ (￣ο￣;
お尻から大音響の？ ガスを放出し、全身ガタガタ状態にっ！？

ハンクはこの好機を逃すまいと？ その死体にまたがり、沖を目指す！
最初はジェットスキーばりに快適な乗り物と化した “死体” だったが・・・

気が付くと、ハンクは波打ち際に倒れていた。
辺りを見回すと、ゴミだらけ!?

例の “死体” も同じように打ち上げられていて！
ハンクは喜び、“彼（後にメニーと名付けた死体）” を担ぎ上げて、近くの洞窟へと！

そこで、雨露をしのぎながら・・・
ゴミの中から食べられそうなものを片っ端から口にするハンク

人心地がつくと、孤独感に襲われ、メニー相手に話し始めると・・・
なんと “死体” が会話に参加！？ ｗ

吃驚仰天のハンクは、最初は訝しむものの
その後、メニーの “利用価値” に気付くと、彼を大いに “活用” し、生活向上を！？(≧ｍ≦）ぷっ
（具体的なことを書けないのが歯痒い感じですが？ネタバレは避けたいと思います？ｗ）

会話もでき、生活のためのアイテムも手作りしながら・・・
ハンクとメニーの奇妙で愉しげな共同生活が始まった！？

メニーは無垢なので？ ハンクは色々と彼に教え込む。
そんな中、とりわけメニーが興味を示したのが・・・
ハンクが憧れを抱く女性サラの存在だった！？

さて・・・？

時代だな～ と思うのが、“ケータイ” が出てくるところですね。（＾ｍ＾）
充電はどうなってるの？ と要らぬ心配をしてしまう私めでしたが・・・ｗ

ともかく、きちゃない 気持ち悪い 不気味～　という感覚は付いて回るものの
二人の醸し出す、妙に和やかであたたかで優しい？雰囲気はクセになりますね？（笑）

それはポール・ダノの持ち味なのかも知れませぬが
二人の “友情物語” に惹きつけられ通しでした。

また、
制限付きの？行動を余儀なくされる “死体” 役を見事にこなしたダニエル・ラドクリフ ですが
正直なところ、初見では誰なのか 全く分からず状態で・・・！？（爆）
“ガス噴射” の時にようやく彼と認識し、愕然となった様な次第です・・・ ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ (・・*)ゞ

奇想天外な話で、ラストはどうなるのかな？ と少々不安でしたが
なかなかの爽やかな幕切れに快哉を叫びたくなるような自分でした。＼(^_^)/

しかし、松の内に死体の話？ と思われるかも・・・（苦笑）
坊主のお年始回りの日なので良いかな？（ﾆﾔﾘ）

ポール・ダノ（ハンク）

ダニエル・ラドクリフ（メニー）

メアリー・エリザベス・ウィンステッド（サラ）

監督・脚本　ダニエル・シュナイナート
　　　　　   ダニエル・クワン