ぼくの名前はズッキーニ(MA VIE DE COURGETTE/ MY LIFE AS A ZUCCHINI) 2016 [は行の映画]
妙に惹かれる御面相 (≧m≦)ぷっ
この世界で、ぼくはひとりぼっちじゃなかった。
製作国 スイス/フランス
この世界で、ぼくはひとりぼっちじゃなかった。
製作国 スイス/フランス
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アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートをはじめ数々の映画祭や映画賞で話題を集めた
スイス・フランス合作の感動ストップモーション・アニメ。
9歳にして天涯孤独の身となり、孤児院で生活することになった少年ズッキーニが、
ワケありの子どもたちと繰り広げる涙あり笑いありの成長物語を、
素朴なタッチの人形で丁寧に描き出していく。
監督は本作が長編デビューとなるスイスのアニメーション作家、クロード・バラス。
(allcinema より)
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“ZUCCHINI(ズッキーニ)” → “COURGETTE(コージェット)”
本編で、主人公は “コージェット” と呼ばれますので、最初の内は違和感があるかも・・・?
(因みに英国ではそのままコージェット 米国では伊太利風にズッキーニで浸透している…?)
吹替版もあるようですが、子どもの仏語を楽しむのも乙なものかと思われまする。(^_-)-☆
何はともあれ、子どもたちのつぶやき声が可愛い♪
“ワケあり” の…? 何かと背負うモノも多い子どもたちなので…
いつも、大人びた事を言うのですけれども…!
それが可笑しくて、可笑しくて♪ (≧m≦)プッ と 思わず受けてしまいますっ
(仏語はわからなくても・・・ポリポリ )
一見すると、不健康そうな? ともすると不気味な表情にも見えますが…?(汗)
見慣れると、味わいのある可愛さ?に思えてきますし・・・(笑)
個々の性格に馴染んで参りますと、愛おしくさえ感じてしまうので、不思議なものです♪ w
(一コマ一コマ動かしているにしては、動きはとても自然…! なのに、手指が4本なのは何故?w)
9歳になるイカールは屋根裏部屋で凧の製作に夢中♪
お気に入りの絵を仕上げ、紐をつけ早速放ちますと…!
強風に煽られ!? 一気に高く揚がりましたが・・・
階下で泥酔した母の声が彼を呼び、ズカズカと足音がしたので…!?
イカールは、反射的に床板を閉める!? ( ̄ο ̄;
・・・イカールは警察で話を聞かれてから
老?警察官のレイモンさんが運転するクルマで孤児院の“フォンテーヌ園” に向かいます!
(例の凧を揚げようとすると、緊急用のランプをペタリしてスピードを上げちゃうレイモンさんw)
園長先生に名前を聞かれた時・・・
ここでも本名でなく、母に呼ばれていた “ズッキーニ(コージェット)” と呼ばれたい と言って
そのまま、彼の通称となるのですが・・・
個性豊かな子供たちの仲間に入るには、なかなか勇気が要りました!? (微笑)
とりわけ、リーダー格と思しきシモンと言う少年に睨まれ!? 一時は辛く当たられもしましたが、
次第に打ち解け・・・? 皆とも馴染んでいくのでした。
その後、入ってきたカミーユという少女は、最初から強い個性を発揮する、云わば動じない子?
ズッキーニは、そんな彼女に惹かれてしまいます? ( ´艸`)
彼女は意地悪なシモンをたしなめ、苛められっ子に気配りするような “出来た子” でしたが・・・
彼女も小さな肩に辛い事情を背負わされて生きて来たようでした?
冬になると、バスでスキー場に遠足! と、楽しい日々もあったのですが・・・
さて・・・?
子どもたちの自然な言動が、ほほえましくもあり、せつなくもあり・・・!?
ともかく、
子ども一人一人の “愛されたい” 思いが伝わってきて、不覚の (T_T)うるうる状態に・・・!?
それは、人形劇であればこその現象かな? と。(わかっていただけるかな~?w)
子どもを見守る大人たちも、皆素敵な人たちで…!(計算高い親族なぞは論外ですが(苦笑))
特に、いかつい印象のレイモンさんの節度のある優しさは心に染みました。
可愛い仏語の響きと、あのゆったりめの動きはツボで♪
しばらくは尾を引きそうです!? w
声の出演
ガスパール・シュラッター(ズッキーニ “COURGETTE”)
シクスティーヌ・ミューラ(カミーユ)
ポラン・ジャクー(シモン)
ミシェル・ヴュイエルモーズ(レイモン)
原作 ジル・パリス 『ぼくの名前はズッキーニ』(DU BOOKS刊)
脚本 セリーヌ・シアマ
共同脚本 ジェルマノ・ズーロ
クロード・バラス
モルガン・ナヴァロ
監督 クロード・バラス
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