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ワンダーストラック(WONDERSTRUCK) 2017 [わ行の映画]

ワンダーストラック.jpg ミシェル・ウィリアムズの名に惹かれて♪ w

いつだって、
人生は驚きと幸せの
ワンダーランド。

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「ヒューゴの不思議な発明」の原作者ブライアン・セルズニックのベストセラー小説を
「エデンより彼方に」「キャロル」のトッド・ヘインズ監督が映画化した感動ストーリー。
孤独な少年と少女が、大切な人を探すために向かったニューヨークで
50年の時を超えて織りなす奇跡の物語を、2つの時代を交互に描きながら綴っていく。
主演は「ピートと秘密の友達」のオークス・フェグリーと
オーディションで選ばれた新人、ミリセント・シモンズ。
ジュリアン・ムーア、ミシェル・ウィリアムズ、トム・ヌーナンらが脇を固める。(allcinema より)
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楽しみにしていましたが、ミシェル・ウィリアムズの登場シーンは短めで、少々ガッカリ orz
でも、心温まる素敵な映画に巡り会えて♪ 観て正解! と思いましたっ w

余談ですが・・・
慌て者の私めは、“トッド・ソロンズ” 監督と勘違いしておりまして・・・ (爆)
えっ あの “異色” で “ブラック” の監督さんが 感動ストーリー?? と思ったり…?  トホホです。

時代が異なる少年と少女が、ある思いを胸にニューヨークを目指す という・・・
(1927年はモノクローム、1977年はカラーと、とても分かり易くなっておりました w)
私などは、一瞬、お子様向けの作品? 等と思いがちでなのでしたが? (汗)

伏線を、さりげなく・・・ とか?
謎解きの興味を大いにそそられまして・・・
また、その謎が解明された時の何とも言えない安堵感! 
子どもたちが主役の作品でありながら?浅からぬモノを感じ、とても楽しめました。(微笑)

“驚きと幸せの一撃=ワンダーストラック” (official website より)

その切っ掛け あるいは、舞台となるのは “アメリカ自然史博物館”
「ナイト ミュージアム(2006)」シリーズ等で、お馴染みの場所ですね♪ w

冒頭は1927年・・・
ニュージャージー州ホーボーケン。
裕福な家庭環境にあっても、孤独に暮らす少女ローズ。
生まれつき耳の聞こえない彼女は、無声映画の花形女優リリアン・メイヒューが大好きで
彼女の載っている新聞、雑誌を切り抜いてスクラップしてみたり・・・
また、紙細工が得意で、小さなビル等を造り、部屋に飾ってみたりしていた。
しかし、父親はそんな彼女に厳しく接し、勉学に励むよう促すのだった。

ある日、ローズは思い切って長い髪を切り!
リリアン・メイヒューの記事の切り抜きと、兄から届いた絵葉書を持って家を出る…!

1977年・・・ 
ミネソタ州ガンフリント。
森と湖に囲まれて暮らす少年ベン。
図書館員だった母エレイン(ミシェル・ウィリアムズ)を交通事故で亡くしてしまい・・・
今は伯母の家に身を寄せているのだが・・・。

“父とは一度も会ったことがなく、母は「いつか話すから」と” (official websiteより)

結局、はっきりとした返事を貰えず仕舞いで・・・
ベンの、名も知らぬ父への思いは益々高まって行った。

ある嵐の夜・・・
狼たちに追われる夢を見て、恐怖で目覚めたベンは・・・
空き家となっている母の家に灯りを見てしまう!?
いぶかしく思い、二階に上がってみると…!
従姉妹が居て、母のお気に入りのガウンを羽織っていた!?
従姉妹は隠れ煙草をしており、ベンには “内緒に!” と頼み込んで、“借りを作る” のだった。w

その折に、ベンは母の部屋で “WONDERSTRUCK” という表紙の本を見つける。
中にはキンケイド書店のしおりが挟まれていて、「愛を込めて、ダニー」と記されていた。

これは父だ! と直感したベンは、すぐさま、記載された電話番号に掛けてみるのだが・・・
その時、落雷があり!  衝撃を受けたベンはその場に倒れてしまう!?

病院で我に返ったベンの耳は、聴力が失われていた!?
それでも、あの書店に行かねば! という思いは強く!
従姉妹の手助けを受け、一人、ニューヨークを目指すのだった。

さて・・・?

耳が聞こえない ということで起こる様々なことに、感心?or 納得しながら…?(汗)
筆談や手話等で見事に意思疎通をはかっていく “コミュニケーション能力” に快感を覚えました。

・・・子ども同士だから自然と出来ちゃうことなのかも?ですが…?(汗)


ニューヨークでベンが出会った “アフロヘア少年” ジェイミーも…?
家に居場所が無く… 孤独だった。

ジェイミーは折角出会った “ともだち” 候補を逃したくなくて…!?
彼なりの “行動” でベンの気を引きます。
その時は、ベンが聴力障害を負っているとは知らずに…! なのですが・・・
二人の距離は急速に縮まって…!
という、例の場所でのシーンはホッコリと心が和みました。w

一方、
母の面影を追って…!  ニューヨークを目指した少女 ローズ・・・

“ローズはリリアンが稽古中のプロムナード劇場を探しあてる” (official website より)

その後の展開は、なかなかシビアなものでしたが・・・ (汗)
ローズは、兄の絵ハガキを頼りに、どうにか例の場所へと辿り着く…!

二度目の、さて・・・? ( ´艸`)

少女ローズ役のミリセント・シモンズですが・・・
なんと、本当に聴覚障害の女優さんでした。

オーディションで監督の目に留まり・・・
と、本作がデビューだそうですが
“ろう俳優の提唱者になることを目標としている”  (official website より)
ということで・・・
次回作「クワイエット・プレイス (2018)」 が控えてをりまして…
ホラーのようですが、今から楽しみです。w

森のオオカミの群れ、星空、雷 大停電!? f^_^;
子供向けどころか、大人でも理解するのにちょいと戸惑ってしまうかも? な?(笑)
不思議に素敵な映画でございました。

ジュリアン・ムーアがお得な?二役をこなし、流石の存在感で魅せてくれました♪

字幕翻訳 松浦美奈と、最後に。(^_-)-☆

オークス・フェグリー(ベン)
ミリセント・シモンズ(ローズ)
ジュリアン・ムーア(リリアン・メイヒュー)
ミシェル・ウィリアムズ(エレイン)
ジェイデン・マイケル(ジェイミー)
トム・ヌーナン(ウォルター)
コーリー・マイケル・スミス(ウォルター)

監督 トッド・ヘインズ

お気に入りになりましたので、素敵なプログラムも購入♪ 800円ナリ~
ワンダーストラック.jpg

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