SSブログ

ロンドン、人生はじめます(HAMPSTEAD) 2017 [ら行の映画]

ロンドン、人生はじめます.jpg 老いらくの恋 なんて言ってはなりませぬ!(汗)

暮らしも、お金も、
恋も、自分らしく。

HAMPSTEAD → ハムステッド(London 北西部の地域)

----------------------------------------------------------------------------------------------
ロンドン郊外の高級住宅地“ハムステッド”で実際にあった奇跡の物語をモチーフに、
ダイアン・キートンとブレンダン・グリーソンの共演で贈るコメディ・ドラマ。
高級マンションで悩み多き日々を送る未亡人が、ひょんなことから近所の森で掘っ立て小屋に暮らす
ホームレスの男性と出会い、彼の自由な生き方に影響されて自らの人生を見つめ直していく姿を
ユーモラスなタッチでさわやかに綴る。
監督は「新しい人生のはじめかた」「ラブ・パンチ」のジョエル・ホプキンス。(allcinema より)
----------------------------------------------------------------------------------------------
初手からこんなことを言うのもナンですが・・・(汗)
何度見てもピンと来なくて・・・という女優さんの一人にダイアン・キートンが居ます。(大汗)

何故なんだか? 未だに ?(・_・?) ハテ?状態で・・・
直近では「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014)」 を観ているのですがっ
彼女が主演だったとはっ!? ( ̄ο ̄;  って・・・。 (只の健忘症?σ(^_^; )

もっと言えば、彼女がタイトルロールを演じて超有名な 「アニー・ホール (1977)」は、未見です。(爆)
“ウディ・アレン” に偏見があったせいかも? なんてことは申しませぬが・・・ (・・*)ゞ

観ても観てなくても何故か?ピンとこないんだなぁ・・・ という、寝言的?余談でした。 (苦笑)
(因みに、邦題に注目してみますと、売り手側の苦心の跡が見て取れるようですねぇ ^q^)


ロンドン郊外の美しいヒースが広がるハムステッドの住宅街にある、瀟洒な高級マンション・・・
ここで暮らすアメリカ人の未亡人エミリー(ダイアン・キートン)の日常は、優雅どころかなかなかハード!?

婦人服店の店番を始めると、躾の成ってない親子連れに翻弄されたり・・・?!(¬、¬;

そんな単純な憂鬱もあるかと思えばっ
夫亡きあとに発覚した浮気や借金・・・はたまた目減りする?貯金のこと・・・

そして、なにより悩ましいのは?
老朽化したマンションの修繕費用の分担金について話し合わねばならぬ、ご近所さんたち・・・
セレブ意識の強い? 彼らとの付き合いには、どこか違和感を感じ始めている?エミリーだった。

一人息子のフィリップ(ジェームズ・ノートン)は、そんな母の生活を気にしながらも
自身は“海外赴任” しそうなことをほのめかして、案外な?お坊ちゃまだったり致します?w

そんなある日、エミリーは屋根裏部屋で夫の遺品整理中にアンティークな双眼鏡を発見!

試しに、近くに広がる公園 “ハムステッド・ヒース” を双眼鏡越しに眺めているとっ
そこの一角に、掘っ立て小屋らしきものや、はたまた池で泳ぐ髯もじゃの巨漢まで目にしてしまう!?

興味を惹かれたエミリーは、その後も双眼鏡でウォッチングをするのだが・・・
ある時、その巨漢が暴漢に襲われているのを目撃し、慌てて警察に通報!
彼の事が気になったエミリーは、後日その場を訪ねてみるのだった。

そこで、
17年間 “手作り小屋” 暮らしという、ドナルド(ブレンダン・グリーソン)と出会うのだが・・・。

ドナルドの家は不動産開発業者の標的となって!
“不法占拠” の彼は立ち退きを迫られており・・・!
その嫌がらせ行為が先日の騒ぎだった!?( ̄ο ̄;

他人を警戒し拒絶するドナルド
そんな彼に拒否感を抱くエミリー

しかし何故かご縁があり!?
その後、豊かな時間を共有するような間柄になっていくのだが・・・。

さて・・・?

“実話” というからには、一番の山場は “立ち退き” 裁判の法廷の場面なのですけれど・・・
これが、巧妙な演出で? 実に面白く展開していきましたっ (詳細はあえて述べませぬ! ニヤリ)

結果的に、溜飲を下げた私めは、ふと “ペリー・メイスン” を思い出したりして・・・?! (笑)
お分かりになる方は、はたして・・・ どれ位いらっしゃるかな? (・・*)ゞ
(一たん休廷となり、その間に新たな証人や証拠集めに奔走し、後半に大どんでん返し! というアレ・・・)

・・・このままハッピーエンディングかと思いきや ^^;
そうすんなりといかないところが、本作の良さであり? 渋~い♪ ところでもありますね♪ (微笑)

また、ブレンダン・グリーソン VS ダイアン・キートン という練達の味わいの見せ所!?
(観る前は、この二人合うのかなぁ? と少々危惧が・・・ (・・*)ゞ でも、案外シックリでしたね?w)

ともあれ、
終盤の一捻りには、少なからぬ?ほろ苦さを感じてしまった私でしたけれど・・・
ラストの決め台詞の為とあれば、大いに納得! (^_-)-☆

まあ、ゲラゲラ笑っちゃうタイプの “コメディ” ではございませぬが ?
随所に笑いのツボは用意されていまして、最後まで楽しむことが出来ました♪

個人的には? “自分らしく” 生きるのは、結構大変だ! としみじみ思ったり・・・(爆)

ダイアン・キートン(エミリー) なりたての?未亡人
ブレンダン・グリーソン(ドナルド) ホームレス
レスリー・マンヴィル(フィオナ) ご近所の有閑?マダム
ジェイソン・ワトキンス(ジェームズ) エミリーにご執心な?ご近所の会計士
ジェームズ・ノートン(フィリップ) エミリーの一人息子
アリスター・ペトリ 不動産開発業者?側の弁護士
フィル・デイヴィス ドナルドから “いけ好かない野郎”と言われたキーパーソン(ネタバレ ^q^)

監督 ジョエル・ホプキンス

nice!(32)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 32

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。