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キッズ・オールライト(THE KIDS ARE ALL RIGHT) 2010 [か行の映画]

THE KIDS ARE ALL RIGHT.jpg ♡アネット・ベニング♡ジュリアン・ムーア♡

青空の下、共に生きる。
家族になる

ジャンル ドラマ/コメディ
映倫 R15+

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「アメリカン・ビューティー」のアネット・ベニングと「エデンより彼方に」の
ジュリアン・ムーアが現代的なレズビアン・カップルを演じて高い評価を受けた家族ドラマ。
匿名の精子提供でそれぞれに子どもを妊娠、出産したレズビアン・カップルと、
大人になるにしたがって次第に自分たちの生物学的父親の存在が気になり始めた2人の子どもたちが
織りなす複雑な人間模様をコミカルなタッチで綴る。
共演はマーク・ラファロ、ミア・ワシコウスカ、ジョシュ・ハッチャーソン。
監督は「しあわせの法則」のリサ・チョロデンコ。   (allcinema より)
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アネット・ベニングに惹かれての鑑賞なのでしたが… 思いがけずの豪華なキャスト♪(微笑)

“母親が二人 子供が二人” という不思議な家族の話だというので、興味深く観ましたが・・・
観終わってみれば、何だか妙に収まり切れない胸のザワザワ感がっ (汗)

この、独善的というのか? 何かがヘンに鼻につく体裁のものは、過去にあったぞ!?
と思ったら、「はじまりへの旅(2016) CAPTAIN FANTASTIC」(~_~;
(どちらも、自ら脚本を手掛け、監督されている作品ですね 本作は共同脚本ですけれど…)

産んだ(作った?)大人はいいとしても、その人の元で育てられた “こども” は…???
“THE KIDS ARE ALL RIGHT → 子供は大丈夫 (直訳w)” あ~成程。(汗)

私めは、お初の女性監督さんでしたが・・・
リサ・チョロデンコ監督ご自身の事を書かれたものと思われまする。(勿論全てじゃないyo!)

今回はあまりしっくりこない感じで残念でしたが、興味はそそられましたので!? ( ´艸`)
他の作品も追々観てみるかも~ な気分です。(微笑)

冒頭は、明るい住宅街を行くスケボー少年ふたり。
狼藉を尽くす?友人クレイに、渋々付き合う感じのレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)

一方、部屋でゲームを楽しむ高校生のジョニ(ミア・ワシコウスカ)
おませな女友達は、ジョニとボーイフレンドを目の前にして、冷やかしながら焚き付ける!?

・・・夜には、それぞれの母親たちと一緒に豊かな食卓を囲む、仲良し姉弟だった。

無類のワイン好きな医師のニック(アネット・ベニング)は精子バンクを使い、妊娠、出産。
生まれたジョニは母の言い分を素直に受け入れ、才色兼備な優等生に育ち、9月から大学生に…。

スポーツ少年となったレイザーを産んだのは、家事を一手に引き受けるジュールス。
ニックと婚姻関係にあるジュールス(ジュリアン・ムーア)は仕事をしたかったが、許されず…!?
それでも、子供たちから手が離れるこの機会に、好きな園芸の道を究めたいと思っていた。
(園芸でもなく… (汗) ガーデニングでもなく?“景観デザイン” でございました!?  f^_^;)

そんな折・・・
自我の目覚めか? レイザーが父親のことを気にし出した!
年齢的にOKの?姉のジョニに手伝ってもらい、当時の書類から精子提供者を知ることに…!?

施設の人に仲介をお願いしてみると、なんと突然 “父親” の方からジョニに電話が掛かってきた。

“父親” のポール(マーク・ラファロ)は、自作の新鮮野菜を提供する人気レストランのオーナー。
健康的で鷹揚な彼は、未だ独身ながら、心を寄せてくる女性に事欠かないniceなモテ男だった!?

母親たちに内緒で、店に会いに行く姉弟・・・。

気さくで温厚なポールに、瞬時に心を開くものの
母親(主にニック?)の教え(流儀?)と掛離れる部分に違和感を覚えたのも事実だった!?

秘密にしていたはずだったが、ひょんなことからバレてしまう…!(笑)

それなら! とっ
母親たちは、会食の席でポールに釘を刺そう! とセッティングするのだが…

さて・・・?

“残念” と思ったのは、“父親” ポールの存在を蔑ろにしている気がしたからですが…。(汗)
(波風の原因は彼の行為とはいえ、彼だけが悪いわけじゃない… ジュールスも!? ネタバレ~ w)

一家の家長としての自分の立場が危うくなると思うニックの気持ちもわからぬではない…
が、しかし d(≧∇≦)
“いったい誰に食わせてもらってると思ってるんだ” 的な “亭主関白” をニックに見るのです。
これには う~むむむ(~_~; 何をかいわんや
(いくらカッコ良いアネット・ベニングでもねぇ 酔って絡んで… となると何とも… (~_~;)

監督さんの自虐ネタなのかもしれませぬが・・・
ジュールスの口を借りて、色々興味深い台詞を言わせています。(微笑)

確かにコメディの体なのですが・・・(汗)
自己肯定の為にポールのみを悪者に! と思えて仕方ないし、“強引” な幕引きがとても残念!?

とはいえ、扮する俳優さんたちの存在感のある演技は素敵でしたし
特に、ジュリアン・ムーアとマーク・ラファロに至っては “コミカル” を体現して流石♪ w

“子供たち” も自然体でとても良かった!? と思いました。

そして、伏兵と申しましょうか?
ポールのセフレ?(彼女はそうは思ってなくて、本気だった!?)
タニアを演じたヤヤ・ダコスタという黒人女優さんが何とも魅力的で印象に残りましたね。

色々と “負” のイメージを強調し過ぎの感アリ? でしたが (^_^;
刺激的で見応えのある作品であったことは間違いございませぬ!

アネット・ベニング(ニック)
ジュリアン・ムーア(ジュールス)
ミア・ワシコウスカ(ジョニ)
マーク・ラファロ(ポール)
ジョシュ・ハッチャーソン(レイザー)

脚本 スチュアート・ブルムバーグ

監督・脚本 リサ・チョロデンコ

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