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ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(THE WHITE CROW) 2018 [は行の映画]

ホワイトクロウ.jpg 踊るルディ♪ ( ´艸`)

生きることは踊ること。
踊ることは生きること。

製作国 イギリス/フランス
ジャンル ドラマ/伝記

“ホワイト・クロウ” ―類稀なる人物 ―はぐれ者

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レイフ・ファインズが監督を務め、ソ連から西側に亡命した伝説的バレエ・ダンサー、
ルドルフ・ヌレエフのスリリングな半生を映画化した伝記サスペンス・ドラマ。
主演はタタール劇場の現役プリンシパルで本作がスクリーン・デビューとなるオレグ・イヴェンコ。
共演にアデル・エグザルコプロス、レイフ・ファインズ。
また、世界的ダンサーのセルゲイ・ポルーニンも主人公のルームメイト役で登場。
 
東西冷戦下の1961年。
23歳のルドルフ・ヌレエフは将来を嘱望された才能あふれるソ連のバレエ・ダンサー。
その一方で、好奇心旺盛で傲慢な振る舞いは、当時のソ連では異端視され、
当局からも警戒されていた。
そんな中、海外公演を行うキーロフ・バレエ団の一員として、初めて祖国の地を離れたルドルフ。
滞在先のパリでは、KGBの監視もお構いなしに、積極的に西側の文化・芸術に触れ、
人々との交流を重ねていくが…。                   (allcinema より)
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ルドルフ・ヌレエフはバレエ・ダンサーと承知してはいても、踊る姿はっ? 
たぶん何かで観ているのかもしれませぬが…? う~むむむ (~_~; 記憶にはない…!? 
バレエ好きと言ってる割には、なんともお粗末な話でナンですけれども… (苦笑)
これを機会に、改めて観てみようかな? と思った次第でございます。(汗)

そして、今 Wikipedia を見て吃驚!?
演じた俳優?(現バレエダンサー)はご本人と本当によく似ていました!
踊りが素晴らしいのは、本物の実力者だからですが、お顔の作りや雰囲気もそっくりとはっ!?

オレグ・イヴェンコは、これが “お初” とは思えないような堂々たるなり切りぶり♪
ご本人の中にも ヌレエフと共通するものが多々あるのかもしれませぬ?(微笑)

冒頭は、ガタンゴトンと揺れるシベリア鉄道の客車内・・・
産気づいた鄙びた風情の?女性を、その子供たちが見守る中!?
複数の手慣れた?女性たちの協力によって、無事出産となる。

生まれた男の子は、しばらくの間、出征中の父親を知らずに成長することに…!?

“父親” 不在の間も一人で頑張って家を守る母の姿を、じっと見守る少年となったが…。

ある日、
そんなルディ(ルドルフ・ヌレエフ)の前に、“永き不在” の父が帰宅!?
父子は母に促され、ぎこちなく抱き合うのだった…。

貧しい生活の中…
 ↓
母がくじ引きで偶然当てた1枚のチケット…
(それで何故か家族5人が入場出来たのですが… ( ´艸`) 素敵♪)
大劇場で観る、華やかなオペラの舞台… 
ルディ少年にとって衝撃だった!?(後に出会うクララにした打ち明け話です…)
 ↑

やがて、ルディ(オレグ・イヴェンコ)はバレエの素質を認められ・・・
希望は叶えられる方向に…!?

1961年。
バレエダンサーとなったルドルフ・ヌレエフは・・・
キーロフ・バレエ(現マリインスキーバレエ)の一員として、
パリ公演のため… 生まれて初めて祖国ソ連を後にする。

さて・・・?

ルドルフ・ヌレエフの気性の激しさを予想していなかったので!?(爆)
中程の様々なエピソードはとても興味深く観ました。(汗)

“伝説的” と言われるのは、やはりいろんな意味でユニークだったからなのでしょう!?

パリ公演の空き時間には、貪欲に?美術館等々を見て回り、好奇心を満たし…?
夜には酒を酌み交わし、人々との交流を楽しむ姿が活き活きと描かれます…。

ところでっ
ルディのフランスでのガールフレンド!? 令嬢クララは、なかなか良い役どころ♪
アデル・エグザルコプロスが演じて… と思ったら、なんとっ
「アデル、ブルーは熱い色 (2013)」のアデル役の女優さんではないですか~ (^_^;
気付かなかった~(汗) あの時感じた癖の強さはどこへやら!? イイ女に変身♪ でしたっw

しかし、何はともあれ、一番の “イイ役” は監督の演じたプーシキンではないでしょうか!?
バレエのレッスン中も、普段も、穏やかな紳士で…!
ルディのため、何くれとなく気遣いを見せる、包容力のある男性なのですが・・・
妻になめられているのか?(爆) 妻の暴走?を許すことに…!?( ̄ο ̄;
お得意の?悲しそうな表情がキマッてました?(微笑)

それにしても、終盤の緊迫感溢れる展開には参りましたっ
そうなるのはわかっていたはずなのに!? ドキドキが止まりませんでしたっ(汗)
この感じの “ドキドキ感” は「ブリッジ・オブ・スパイ (2015)」以来かも…??
私的には、素晴らしく心地好い緊張感でしたっ (^_^;

結果は、無事に “亡命” となるわけですけれども・・・
“自由” の重みをしみじみと感じさせられるシーンのわりには?
さり気無さ過ぎる扱いが? かえってリアルで!センスの良さが感じられました?
(わかるかなぁ?w)

また、バレエのレッスンシーンを始め、舞台のシーンも超見応えあり! 愉しめました~♪
久々のセルゲイ・ポルーニン 踊る姿を見られて嬉しいのですが、科白少な目でしたね。w

オレグ・イヴェンコ(ルドルフ・ヌレエフ)
アデル・エグザルコプロス(クララ・サン) 令嬢
レイフ・ファインズ(アレクサンドル・プーシキン) バレエ教師
ラファエル・ペルソナ(ピエール・ラコット) フランスの振付師
チュルパン・ハマートヴァ プーシキンの妻
セルゲイ・ポルーニン(ユーリ・ソロヴィヨフ) バレエ・ダンサー

監督 レイフ・ファインズ

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コメント 4

middrinn

主演のオレグ・イヴェンコは「タタール劇場の現役プリンシパル」とありますけど、
タタール系ですかね(@_@;) だから、「ご本人と本当によく似てい」たり(^_^;)
マーゴ・フォンテインも作中に登場するのかしら(〃'∇'〃) ルドルフ・ヌレエフは
ケン・ラッセル監督の映画「バレンチノ」で主演してるんですが、観てません(;_;)
by middrinn (2019-09-26 08:43) 

末尾ルコ(アルベール)

ヌレエフの映像は多く残っていますが、体格的にも技術的にも現代のダンサーたちと比べると物足りなく感じるかもしれません。それは時代というもので致し方ないところですが、いまだパリ・オペラ座監督時代が語り継がれるほど圧倒的な影響力でした。
ラッセルの『バレンチノ』は素晴らしいです。アンソニー・ダウエルも出てます。                         RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2019-09-26 20:59) 

Labyrinth

middrinn さん (^_^)ノ
初主演の方ですが、俳優としても凄いな と思いました。
タタール…?(汗) 今度調べてみますね~ f^_^;
“バレンチノ” ( ..)φメモメモ ありがとうございます。
by Labyrinth (2019-09-27 01:30) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール)さん (^_^)ノ
ほほぅ やはり凄い存在感のある方なのですね~ ますます興味がっ(^_^;
お勧めは “バレンチノ” ですね!? ( ..)φメモメモ 早速ぽち しますです。
アンソニー・ダウエル? はい どの方か注意して見てみますね。(汗)
いつも、ありがとうございます。
by Labyrinth (2019-09-27 01:43) 

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