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ワンダーランド駅で(NEXT STOP, WONDERLAND) 1998 [わ行の映画]

ワンダーランド駅で.jpg 若きホープ・デイヴィス♪

ジャンル ロマンス

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同じルートの電車で通勤している男女の2人が出逢えそうでなかなか出逢えないという
シチュエーションが繰り返される斬新なラブ・ストーリー。

ボストンの街を走る地下鉄ブルーライン。
ワンダーランド駅を終着駅とするこの路線はいつも多くの人で混雑している。
夜勤看護婦のエリンと配管工のアランもこのルートを使って通勤していた。
二人の唯一の接点はこれだけ。
二人は駅で、水族館で、カフェですれ違うのだが、互いの存在には気づかず……。
                               (allcinema より)
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マシニスト (2004)」の監督さんなのですね~(^_^;
意外な気もしましたが? 淡々と進む感じは変わっていないのかも? なんて…ね。(汗)

ともかく、様々なボサノバ?をバックに、熱い?会話が弾み、興味深い映像が次々とっ
てな塩梅なのですが… 
案外?f^_^; しっかりと地に足がついた感じで? 展開してまいります。
(監督さんはラテン系大好きみたいで “キャプチャー” も楽曲ごとに区切られておりましたね。w)

最初… 主演の女優さん誰? なんて… 例のごとくボケボケの私めでした… ポリポリです。
(冒頭の、フィリップ・シーモア・ホフマンは若くても?一目でわかりましたけどね。 w)

相手役の俳優さんはじめ、皆お顔馴染みがない方ばかり・・・ しかもラテン系が多い!?(爆)
ちょいと違和感?的なものを感じたりしながらも、いつしか惹き込まれておりました。

ところで、この作品にたどり着く切っ掛けは
ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017)」の母役ホープ・デイヴィスでしたが
好きな女優さんのお陰で、こうして良い作品に巡り合うことが出来… 嬉しい限りです。(微笑)

毎度のことですが、前置き長過ぎ! ┐(´-`)┌

冒頭は、仕事帰り風の? エリン(ホープ・デイヴィス)

アパートの前にクルマを止めて・・・
同棲中のショーン(フィリップ・シーモア・ホフマン)が、今まさにっ
引っ越し荷物を積み込んでいるところに遭遇!?

ショーンは不満たらたらで、取りつく島もなく…!?
エリンに、飼い猫と “別れの理由” のビデオテープを押し付けて走り去る。
(社会派?の彼は使命を果たすべく? 理解を示さないエリンを捨てて出て行った…!?)

泣き崩れたエリンは、ビデオを見たくてもビデオデッキを持ち去られて、叶わず…!?(苦笑)
ひとしきり荒れた後、本棚から “わが娘 エリンに捧げる” と記された詩集?
『心は家庭を求めてる』を見つけ、やっと心の平安を取り戻すことが出来た…?

エリンは大病院の看護師。29歳、ヘビースモーカー!?

折しも、ハロウィンの時期… ということで、同僚たちは衣装選びに余念がない…!?
エリンは残った衣装で “魔女” となり、子供の入院患者に “お愉しみ” を届けようというところ…。

その時に・・・
同僚のクリケットが新入りの警備員に興味津々という話で…!?
その警備員のボブに、元の職場(ボストン水族館)でのパーティーに誘われている というのだが…
何やら訳ありで? 結局、クリケットはエリンにも一緒に行って欲しい と言い出す。

賑やかなところはお断り! のエリンだったが、知恵を貸した手前?断れず…  しぶしぶ承諾。

そんな折、
エリンの母が所用で来るらしく、空港に出迎えてほしいと留守電に伝言が…!

エリンは一応、地下鉄には乗ったが、人混みが苦手で・・・
結局、空港には向かわず、そのままふらりと水族館に入ってしまう。

水族館では、配管工ながら、海洋生物学が好きで勉強中というアラン(アラン・ゲルファント)が
ボランティアでダイバーを務めるショーが行われていた。
(アランは、まずは臨時職員に食い込みたい! と、前々から届けを出してるのだが・・・?)

・・・アランは水中眼鏡越しに、美しい女性客(エリン)に目を奪われる!?

渋々でも約束はしたので、エリンは警備員のボブとクリケットと合流…!
ボストン水族館内で行われるパーティーは思いのほか盛況だった。

そこでボブは元同僚の?アランを見かけ、親しげに話しかけるも、アランは戸惑いを見せる…?
それでも押しの強いボブは、独り身のアランに、同じ境遇のエリンを引き合わせようとするのだが
アランはにべもなく断ってしまうのだった。

さて・・・?

エリンの心の空洞や、アランの向上心に伴うジレンマ等々
とても繊細なことを、ものや人を使って巧みに示唆する演出が心地良かったりしました。

エリンの母が、娘を心配するあまりに、恋人募集の新聞広告を出してしまったり… とか
海洋学の教室でのクラスメイトの若い女性が、中年?アランにのぼせ上がってみたり!? 等々
エピソードが思いのほか膨らみ、絶妙なタイミングで何かが起こったり収斂したり… !?(微笑)

飽きさせることなく、爽快なラストに繋がりました♪ (^_-)-☆

ロケーションも素晴らしいですが、何より二人の生きる姿勢が爽やかさを醸し出してたかと…!
日本語吹替もあり…  見れば見るほど味わい深い作品だと感じました。

ホープ・デイヴィス(エリン・キャスルトン) 看護師 ハーバード大学中退?
アラン・ゲルファント(アラン・モンテイロ) 父と同じく腕の良い配管工だが…
ヴィクター・アーゴ(フランク) 曰くありげな金貸し?
カーラ・ブオーノ(ジュリー)
フィリップ・シーモア・ホフマン(ショーン) 社会活動家?
ホランド・テイラー(パイパー・キャスルトン) エリンのママ
ホセ・ズーニガ(アンドレ・デ・シルヴァ)
パメラ・ハート(ベリット)
ジェイソン・ルイス
ロバート・クライン

監督・脚本 ブラッド・アンダーソン

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