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バイス(VICE) 2018 [は行の映画]

バイス.jpg クリスチャン・ベイル 変幻自在!?

史上最強で最凶なチェイニー副大統領(バイス)

ジャンル コメディ/伝記

VICE → 副
“悪徳”や“邪悪”という意味もこめられている   (official website INTRODUCTIONより)

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「ダークナイト」「アメリカン・ハッスル」のクリスチャン・ベイルが
ジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領(バイス・プレジデント)を務めた
ディック・チェイニーを演じた実録政治ブラック・コメディ。
9.11同時多発テロを受けてイラク戦争へと突入していったブッシュ政権の驚きの内幕を、
チェイニーの知られざる実像とともに過激かつ皮肉いっぱいに描き出す。
共演はエイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル。
監督は「俺たちニュースキャスター」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のアダム・マッケイ。
 
1960年代半ば。酒癖が悪くしがない電気工に甘んじていた若きチェイニーは、
婚約者のリンに叱咤されて政界を目指し、やがて下院議員ドナルド・ラムズフェルドのもとで
政治のイロハを学び、次第に頭角を現わしていく。
その後、政界の要職を歴任し、ついにジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領の地位に就く。
するとチェイニーは、それまでは形だけの役職に過ぎなかった副大統領というポストを逆用し、
ブッシュを巧みに操り、権力を自らの元に集中させることで、
アメリカと世界を思い通りに動かし始めるのだったが…。   (allcinema より)
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2018年アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞 受賞というので興味を引かれましたが
劇場鑑賞叶わず… orz
でも、レンタルでじっくり鑑賞! で正解だったかも…? (流石 PLAN B  手強いですな(笑))

第46代副大統領ディック・チェイニーについては、お名前くらいは… 程度。(汗)
あの悪夢のような時代に暗躍していた! 張本人? ( ̄ο ̄;
どうもすべてが胡散臭いなぁ と感じていましたが、やはりか~ と改めて得心が行きました。

でも、憎しみや嫌悪感を感じない… と申しましょうか?(汗)
それは演じたクリスチャン・ベイルに由るものなのかしらん??(・_・?) ハテ?

冒頭に、例の? “真実の物語” というような断り書きがでますが
“不完全ではあるが…” と続きまして
“But we did our f×××ing best” と人を食ったような言葉で結ばれてました。w

酔っぱらいのバカ騒ぎ? から、夜道の酩酊運転へ・・・
パトカーに捕まるのは、ワイオミング州に居た頃の若きディック・チェイニー

即、“9.11“ の緊迫した執務室?に切り替わり、そこには老獪なディック・チェイニーがっ

機上の人、ブッシュ大統領を蚊帳の外に…
「UNODIA アノーディア(自主判断)」と小声で宣言!?( ̄ο ̄;

ということで、そこからは
独特な雰囲気を醸しながらボソボソしゃべる副大統領の “怪進撃” が語られて行くわけです…。

高校時代のガールフレンドで後に妻となるリン(エイミー・アダムス)の内助の功? やら
“政治のイロハ” を叩き込まれる?ラムズフェルド(スティーヴ・カレル)との関係 等々
ポイントを明確に示しながら!? テンポ良過ぎるくらいに?展開して参ります。

ラムズフェルドが部下に求めたものは3つ…
「口が堅い」「指示を守る」「いかなる時も忠実である “BE LOYAL”」

彼の下で “天職を見つけた” ディック・チェイニーは、伝授された “流儀” を継承していく!?
(“理念はどこに?” と質問してキョトンとしていた無垢な “若造” 時代の佇まいがcute♪ ( ´艸`))

家庭的には、二人の娘を授かり…
自分の趣味であるフライフィッシングを教えたりして、慈しみ育てるものの
末娘のメアリーは長じて、同性愛者であることを告白したり… と、頭痛の種にもなった…!?

妻のリンは、巧みに夫を支え続けながら、自らも活躍の場を開拓していくような才媛で…
彼女の思い描く通りに昇り詰めるディック・チェイニーを心から愛した…!?

さて・・・?

ネタバレになってしまいますが… f^_^;
途中からナレーターが顔を見せて!? 意味深な事を言ったりするのですけれども…
カート(ジェシー・プレモンス)は、ディック・チェイニーに “心臓” をプレゼントした男!?
カートの壮健な “心臓” を譲り受け、手術後10年は生き永らえたそうです…?(汗)

憲法や法律の “拡大解釈” もありですよ との “悪魔の囁き” がそうさせたのか?(爆)
“一元的執政府論(大統領の決定はすべて合法!?)” を巧みに利用した(させた)男・・・

終盤のインタビューに応える姿は真摯な印象でしたが・・・ 
「すべて国民のため…」と、まじで言っているのじゃないか? と思えるところが怖い!
(台詞として クリスチャン・ベイルが言っているのですけれどねw)

エンディングクレジット後の寸劇?は皮肉が利いていて面白かったですが…
改めて思い返しますと、“オレンジ色の顔の男” に心が重くなる気が致します?(爆)

ブッシュも似てましたけど、パウエルはホンモノかと…?(微笑)

クリスチャン・ベイル(ディック・チェイニー)
エイミー・アダムス(リン・チェイニー)
スティーヴ・カレル(ドナルド・ラムズフェルド)
サム・ロックウェル(ジョージ・W・ブッシュ)
タイラー・ペリー(コリン・パウエル)
アリソン・ピル(メアリー・チェイニー)
ジェシー・プレモンス(カート)

監督・脚本・製作 アダム・マッケイ

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