ななくさ(七種) [駄句 新年]
七種の鉢植え白きもの肥ゆる Labyrinth
(ななくさのはちうえしろきものこゆる)
副季語はナシ
七種の祝いともいう。正月七日、
七種類の若菜をあつものにして食べると万病を除くと考えられ(中国の古俗によったものか)
それを禁中に奉ることは平安時代の初め、延喜(九〇一 ~ 二三)のころに始まったらしい。
これが近世には庶民の間にも普及していった。
しかしこの七種の菜も、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ とも、
せり・なずな・ごぎょう・ほとけのざ・たびらこ・あな・みみなし とも、古くすでに一致しない。
がいつか前者の菜類と定まったようである。
これらも雪の深い中で正月を迎える地方ではおのずから別のもので代用されることも多かった。
→薺打つ・七種粥
(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
(ななくさのはちうえしろきものこゆる)
副季語はナシ
七種の祝いともいう。正月七日、
七種類の若菜をあつものにして食べると万病を除くと考えられ(中国の古俗によったものか)
それを禁中に奉ることは平安時代の初め、延喜(九〇一 ~ 二三)のころに始まったらしい。
これが近世には庶民の間にも普及していった。
しかしこの七種の菜も、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ とも、
せり・なずな・ごぎょう・ほとけのざ・たびらこ・あな・みみなし とも、古くすでに一致しない。
がいつか前者の菜類と定まったようである。
これらも雪の深い中で正月を迎える地方ではおのずから別のもので代用されることも多かった。
→薺打つ・七種粥
(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
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