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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト(C'ERA UNA VOLTA IL WEST/ ONCE UPON A TIME IN THE WEST) 1968 [わ行の映画]

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト.jpg 懐かしの♪ セルジオ・レオーネ監督作品 ( ´艸`)

製作国 イタリア / アメリカ

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イタリアの巨匠セルジオ・レオーネ監督が1968年に撮り上げた傑作西部劇巨編。
日本では1969年に「ウエスタン」の邦題でオリジナルより20分以上短い2時間21分版での公開
となった本作が、それから50年の時を経た2019年9月、2時間45分の<オリジナル版>での
本邦初の劇場公開が実現。

大陸横断鉄道が敷設され、銃とロマンの西部開拓時代が終焉を迎えようとしていた時代を舞台に、
相続した土地の利権をめぐって男たちの争いに巻き込まれていくヒロインの運命を
壮大なスケールで描く。                                                   (allcinema より)
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まじで緊張しまくりの165分でしたっ (;^_^A
このような極度の緊張感て、本当に久々な感じですっ
と言うか、この映画が “原典” なのかもしれませぬ。(汗) 後の作品たちに影響を与えた…!?
(タラちゃんに “これを観て映画監督になろうと思った” と言わしめた…!? Wow♪
その他にも、賞賛する監督さんは多々いらっしゃいまして… 只々納得の私めでございます…)

何はともあれ、小劇場ながら…(汗) 
“オリジナル” を大スクリーンで鑑賞できた至福をお伝えせずにはいられませぬ♪ 
(と言いつつ、観てから大分時間が経ってしまいましたが… w)

さて、ヒロインのクラウディア・カルディナーレですけれどもっ
海の上のバルコニー (2010)」で老いた母役の彼女を観て、軽く衝撃を受けたりしてたので… (爆)
今回の、脂の乗った!? 女盛りの彼女を観られて、本当にラッキー♪ & お得感いっぱい! でしたね♪

まぁ、男優陣も懐かしいお顔が見えまして、同じような気持ちなのですけれど…!? (汗)
チャールズ・ブロンソンがこれ程カッコ良く見えるとはっ ( ´艸`)

そして、それ以上の驚きは、やはりヘンリー・フォンダでしたね~!?
ジェーン・フォンダのお父さん なんて言ってる場合じゃないですよ!
“西部” の男ってカッコイイ! と、初めて思ったかも…♪ ( ´艸`)

西部劇を沢山見てきたわけではないのですが、ジョン・フォード的なのはあまり好みでは… ポリポリ。
私的には、サム・ペキンパー監督が好みなので…。( ´艸`) 「ガルシアの首(1974)」とか…? (汗) 

話が逸れました… (笑)

音楽も…どこかで聴いたことあるな♪ という “馴染んだ” 感じが堪りませんでしたね♪ (^_-)-☆
(たぶん、これまでいろんな場面で多用されてきたのでしょうね~!? エンニオ・モリコーネ 流石♪)

冒頭は、砂塵の舞い上がりそうな場所にある鉄道の駅・・・
時刻なのか? 方々から乗客がぽつりぽつりとやってくる。
その中で、異彩を放っているのが!?   いかにも…? なガンマン風情の男たち…
凄味を利かして!? 切符を売ろうとする駅員の爺さんを脅しにかかる…!?

その様子を見て恐怖を感じたのか? ネイティブアメリカンの女性は来た道を戻ることに…!
(この感じで長々と13分? オープニングクレジットにたっぷりと時間を要します…(汗) 凄過ぎる♪)

ようやく、汽車が到着し・・・
大きな荷物が幾つか下ろされるが、降りる客はなく…!?  やがて汽車は発車する…。
すると、去った汽車の陰から男がっ

・・・チャールズ・ブロンソンは早撃ちで男らを一気に倒す。
(このシーケンスで、もぉ~メロメロ状態に…! ヘンリー・フォンダ登場場面は伏せますね… w)

さて・・・?

クラウディア・カルディナーレ演ずるジルという女性は、お輿入れのためにこの地にやって来る。
しかし、はるばるニューオーリンズから来たというのに、お迎えが来ていない…?
仕方なく馬車を頼んで、砂煙の中を進んでいくと、大勢の男たちが鉄道を敷設しているところへ…!?
そこを通り過ぎて、着いたところは、酒場?
飲んだくれの御者が勝手に “一休み” を入れた というわけですが・・・(笑)

そこで、一癖二癖ありの個性豊かな? というか強烈過ぎる男たちに遭遇することに…!?

ハーモニカを吹くチャールズ・ブロンソンも、もちろんなのですがっ
ここでは、護送されて来た “移動中” の強盗団のボスが、ともかく凄かったです!?
ジェイソン・ロバーズという俳優さんはお初と思いますが、その存在感たるや… ビビりものでしたっ
それでも、怖いばかりではなく!? なかなか味のある一面も…? という巧者♪ ( ´艸`)
ジルとは結構長いお付き合いになったりして…?!(二人のシーンはどれも印象的で好きでした…)

そんなこんなで、ようやく着いた屋敷だったのですが・・・
結婚式を前に… 夫を始め、義理の娘や息子たち…? 一家全員皆殺し という悲惨な状態!?
(御馳走をどかした、テーブルに寝かされている姿が衝撃でしたっ)

三々五々と、近郊から祝福に集まった人たちは、遠巻きにジルを見守ります。

只々、呆然とするジルでしたが・・・
街まで送っていくよ という御者に、はっきりとNo と言い、心を決めた様子…?

と、“西部” で落ち着こうというジルを中心に? 意外な方向へと展開していくのですが・・・
まぁ、何はともあれ、長さを感じさせない程?面白い筋書きにのめり込んでしまいました。(汗)

書き足りない気もしますけど、ネタバレもナンですので、このへんで…? (^_^ゝ

クラウディア・カルディナーレ(ジル・マクベイン) 未亡人 元高級娼婦!?
ヘンリー・フォンダ(フランク) 冷酷非道の殺し屋
ジェイソン・ロバーズ(シャイアン) 強盗団のボス
チャールズ・ブロンソン(ハーモニカ) 正体不明のガンマン
ガブリエレ・フェルゼッティ(モートン) 重病を患う鉄道王
ジャック・イーラム(スネイキー)
ウディ・ストロード(ストーニー)
アル・ムロック(ナックルズ)
フランク・ウルフ(ブレット・マクベイン) 荒れ地を買い占めた子持ちの男 ジルの夫
パオロ・ストッパ(サム)
ライオネル・スタンダー(バーマン) 交易所の主人
キーナン・ウィン(保安官)

監督・原案・脚本 セルジオ・レオーネ

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