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舞子はレディ 2014 [ま行の映画]

舞妓はレディ.jpg 驚きの!? ミュージカル仕立て♪ ( ´艸`)

あたし、
舞妓さんになる。

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「シコふんじゃった。」「Shall we ダンス?」の周防正行監督が、京都の知られざる
花街(かがい)の世界を舞台に贈る痛快エンタテインメント・コメディ。
舞妓を夢見る田舎娘が、物好きな大学教授の援助の下、花街の個性あふれる面々と織り成す
厳しい舞妓修行の日々を、ミュージカル仕立ての演出を織り交ぜハートウォーミングに綴る。
出演は舞妓を目指す少女・春子に、オーディションで選ばれた新鋭、上白石萌音。
春子を一人前の舞妓へと美しく成長させていく言語学者・京野に長谷川博己。
その他、富司純子、田畑智子、草刈民代、渡辺えり、竹中直人、岸部一徳ら
豪華かつ多彩な顔ぶれが脇を固める。          (allcinema より)
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こちらも “日本語字幕” がありましたので、利用させて頂きましたっ 
(台詞が不鮮明だったわけではなく、難しい方言が出てきて “必要” を感じたり致しました。w)

冒頭から (百春 ももはる 田畑智子) のナレーションが入り、状況説明を…? 
(画面いっぱいに祇園の花街の一つ? “下八軒(しもはちけん)” が広がる… 勿論セット w)

「“下八軒” は歴史の古い小さな花街ですが、大きな悩みがっ
それは、舞妓さんが一人しかいないこと!」 (…というのを、はんなり京言葉で!( ´艸`))

一人っきりの(薹が立った?)舞妓・百春が居るお茶屋「万寿楽」のお座敷では・・・
節分というので、名物?の “お化け” で上客?を御もてなし中…!
(“御引き摺り” の着物姿での “鯱” があまりに見事で驚きでしたっ (´0`)  田畑智子&草刈民代♪)

その “お化け(仮装)” を取材したいという言語学者の京野(長谷川博己)もちゃっかり上がり込んで
女将の千春(富司純子)を相手に、御コタで一杯やっている。
そこへ老舗呉服屋の大旦那・北野 “若様” (岸部一徳)もやって来て、仲間に加わるのだが・・・
北野は学者先生の京野を “ゴキブリ” と呼んでからかうのだった!? (只酒をごちになるから…? w)

そこへ突然、あか抜けない少女・春子(上白石萌音)が門をたたく…!?
春子は、百春のBlogを見て、舞妓に憧れ! 自分も舞妓になりたくて来たという…?
(春子は何故か鹿児島弁と津軽弁をごちゃ混ぜにして話す不思議な少女… ( ´艸`))

応対に出た女将は、“紹介” も無しだなんて有り得ない! と最初から取り合わず・・・。

北野も、春子の訛りの強さを指摘して、モノになりそうもない と踏むのだが…?
逆に、言語学者の京野は春子に興味を持ち、ムクムクと闘争心?が芽生え…? (笑)
春子を指導して見事舞妓にしてみせる! と… 北野に “賭け” を持ち掛けるのだった。
(春子が舞妓になった暁には、京野は “北野持ち” で茶屋遊びが出来ることに…? w)

いったんは家に戻された春子だったが・・・
百春や京野たちの粘りで? 女将も折れて…!?
春子は “仕込み(見習い)” さんとして、置いてもらえることになった。

女将は案外優しくて面倒見が良い人だったが…!?
まずはトイレ掃除から… と、早速 “修業” が始まった!
おかげで春子は多忙だが、興味深いことだらけの!? 充実した日々を送ることに…。

さて・・・?

“マイ・フェア・レディ” のパクリなんて言っては失礼ですね! w
(リスペクトの気持ちの表れが、細部のこだわりに見受けられまする!)

あの物語を “祇園” に持ってきちゃった! というセンスが素晴らしいです♪ 
日頃から御縁のない世界を垣間見ることの出来る快感♪  ( ´艸`)

また、鹿児島弁と津軽弁のバイリンガル しかもネイティヴスピーカー!? Wow♪
不思議な?台詞を事も無げに話す(あるいは歌う)俳優陣の陰の努力を感じたり致しました。 w

因みに、京野教授の “京都メソッド 花街ことば編” (必須三単語)
・おおきに
・すんまへん
・おたのもうします

もう一つ、春子が最初から難儀していたらしき言葉…? はい → へぇ  が印象的でした。w

ところで、肝心な楽曲(音楽)のことですが…。
すでに『Shall we ダンス?』で “日本アカデミー賞・最優秀音楽賞” をお取りの周防義和さんは
従兄さんなのですね~ (;^_^A (ご兄弟かと勘違いしてました… ポリポリです)
もちろん、本作でも “最優秀音楽賞” を獲得されていらっしゃいますが・・・

それを踏まえて、こんなことを言い出すのも何かな…? とも思うのですけれど…?

決して “お聞き苦しい” というのではなくて!
聴いていて苦しくなる!? 楽曲も中にはありました…!(爆)
あくまでも、私的に! ですが… (^^; ドレとは申せませぬ! (汗)
 
・・・歌い手に問題があったのかも…? オイオイ (▼_▼メ)
(むむむ…  憎まれ口をきいてしまいましたっ 申し訳ない… (^人^;)
 
ま、ヒロインの上白沢萌音はお顔だけでなく、歌声も可愛くてnice♪ でしたね♪ (^_-)-☆

しかしながら、やはり “一番” は女将役の富司純子だったような…!? (微笑)
シャキシャキとした立ち居振る舞いは、見ていて気持ちの良いものでした♪

ネタバレになりますが… (^^;
かつての “お竜さん” の再来か!? と思われる場面にはドキドキしちゃいましたわ… w
草刈民代の里春ねえさんも、日本舞踊も含めて、すべてカッコ良くて!見違えました…!?

晴れて芸妓としてデビューできた百春の田畑智子は、正真正銘のネイティヴスピーカー♪
相変わらず可愛く、安心感がありましたが…? 常より グッと美人に見えたりしました!? ( ´艸`) 

まぁ、長尺過ぎかな? と思えなくもない 135分 でしたけれど… (汗)
特異な?エンタテインメントとして、とても楽しめたことは間違いございませぬ。

MUSIC CHAPTER (参考までに)
1.私の夢
2.舞妓はレディ
3.男衆の歌
4.京都盆地に雨が降る
5.一見さんお断り
6.これが恋?
7.その糸はなぜ赤なの?
8.ティ・アーモの鐘
9.Moon light
10.夜の終わりに想う歌
11.襟替え
12.舞妓はレディ
13.舞妓はレディ(End Roll Version)

上白石萌音(西郷春子)
長谷川博己(京野法嗣) 言語学者
富司純子(小島千春) “万寿楽” 女将
田畑智子(百春) 千春の娘 舞妓
草刈民代(里春)
渡辺えり(豆春)
竹中直人(富さん) 男衆
高嶋政宏(高井良雄)
濱田岳(西野秋平) 大学院生
小日向文世(市川勘八郎) 
岸部一徳(北野織吉) 老舗呉服屋 “若様”
その他 ゴージャスなチョイ役?多数ご出演で、楽しめましたっ ( ´艸`)

音楽 周防義和

監督・脚本 周防正行

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コメント 2

末尾ルコ(アルベール)

明らかに「周防効果」だと思いますが、上白石萌音、今売れまくってます。

それにしても富司純子などを見るにつけ、こうした和服を着用しての美しい所作などを、時代劇が少なくなっている現在、どうやって継承していくのかという危機感も持ちます。微妙な所作って、一朝一夕では身につかないですよね。RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2020-02-23 02:08) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール)さん (^_^)ノ
はい! ドラマの宣伝?にて日々、上白石萌音さんを御見かけ致しますね。
あまりお変わりないのが良いですね♪ 見た目だけの印象ですけれど… (汗)

和服も着慣れないといけませんが、女優さんも茶道などをされると良いのかも…?
足腰丈夫でないと大変らしいですが…?(←友人を見ていてそう思いますw)
by Labyrinth (2020-02-24 01:32) 

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