SSブログ

ジュディ 虹の彼方に(JUDY) 2019 [さ行の映画]

ジュディ 虹の彼方に.jpg 2度目の “オスカー” おめでとう! (^_-)-☆

スポットライトの中、愛を求めて――

--------------------------------------------------------------------------------------------
「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのレネー・ゼルウィガーが
伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドの晩年を熱演し、
アカデミー賞主演女優賞をはじめ数々の映画賞を総なめにした感動の伝記映画。
映画「オズの魔法使」で一躍ハリウッド・スターの仲間入りを果たすも、
非情なショービジネスの世界で心身ともに酷使された末、47歳の若さでこの世を去った
ジュディの亡くなる直前のロンドン公演の日々を中心に、
最後までステージに立ち続けた偉大な才能が辿った波乱万丈の人生を描き出す。
監督は舞台演出家として活躍し、長編映画は「トゥルー・ストーリー」に続いて
2作目となるルパート・グールド。          (allcinema より)
--------------------------------------------------------------------------------------------
2度目と言っても、アカデミー賞の “主演女優賞” は初受賞ということで… 喜びも一入♪ 

私事ですが…  映画を、本腰を入れて観始めた頃… 2005年頃かな?
「ブリジット・ジョーンズの日記 2」のレネー・ゼルウィガーにお熱になって以来…?
注目し続けているわけですが、今回ほど “貫録” を感じたことは無かったように思います。
素晴らしい! を超えて、凄過ぎる!? というくらいに…!?(汗) 
(むむっ どこかで聞いたような…? ( ´艸`))

冒頭は、少女の顔の大写し…!?
どちらかと言えばファニーフェイスの? ジュディ・ガーランド。

言われた通りに出来ない “歯痒さ” と、“管理” される “不自由さ” に “不幸せ” 感を抱いていた!?

しかし「オズの魔法使(1939)」の主役… ドロシーに大抜擢!?

そんな彼女と、セットの “森の小道” を歩きながら、社長のルイス・メイヤーは諭すように語る。

・・・可愛い子は他にも居るが、君が選ばれたのは “歌唱力” !?
・・・ここを出て平凡な女性の暮らしがしたいのかな!?

・・・ココに手を当てると落ち着くだろ? 
という彼の言葉に、ジュディは手を自らの胸に当ててウットリ…!? 
(ん? よく見えないけど…?それってセクハラ? ( ̄ο ̄; …と敏感な私めはザワザワ状態… w)

それから、30年後…?
二人子連れの、ショーダンサー風の中年女性…!?
実は、米国内では人気も下火となった? ジュディ・ガーランド(レネー・ゼルウィガー)
旅荷を抱えた彼女は、今しがた子供と一緒のショーを終え、高級ホテル?のフロントへ…!

すでに深夜で…? 一刻も早くベッドに潜り込みたい! と訴えるもっ
フロント係は済まなさそうな表情で、上司を呼び… 
やってきた支配人は、慇懃無礼な口調ながら、ハッキリと “お泊めすることは出来ません” と。

信用を無くしている彼女を、子供たちまでが心配する始末…!?

思案の挙句、タクシーを走らせ、一軒の家のドアを叩く。
そこは、子供たちの “父 シド(ルーファス・シーウェル)” の家だった。

険悪な雰囲気は免れないが、シドは子供たちを受け入れることを快諾…。
(親権の話を持ち出すと、ジュディが頑なに拒否…!? いつものこと…?)

その後、ジュディは、ふらりと…?
二番目の夫との間に出来た長女ライザ・ミネリの居るらしきパーティ会場へ顔を出す。
ライザとは会えたものの…
“キラキラ” 期のライザは、次のお楽しみに向けてお仲間と消えてしまう…!?

残されたジュディは、そこで偶然に、ナイトクラブのオーナーという青年と知り合うのだった。
ミッキー・ディーンズ(フィン・ウィットロック) は、最初からジュディをリスペクトしてくれて…
二人はたちまち意気投合! そこで(文字通り)夜を明かすことに…!?(深い意味はありませぬ… w)

そんなことがあってから・・・
突然、ロンドンのクラブの経営者バーナード・デルフォント(マイケル・ガンボン)から
長期の?仕事のオファーが舞い込んだ。

ジュディは、子供たちをそのままシドに預け、単身ロンドンへ…!

さて・・・?

ロンドンでは、バーナードと、マネージャーのロザリン(ジェシー・バックリー)が出迎え
早速、翌日からバンドのピアニストと “音合わせ” という段取りだったのですけれど…?
ジュディは、体調不良?を理由に何もせず…!? ホテルの豪華な部屋に帰ってしまいます。

子供時代に受けた “薬漬け” の “体調管理?” の悪影響を今に引きずる…?的な描写が多数…!?

時には、駆け出し時代に共演したミッキー・ルーニーについての思い出話が出てきたりします…。

「以前の彼は太ってなかったのよ」と笑って言い・・・

レストランで、ミッキー・ルーニーがハンバーガーをパクつくのを見ていて…
ジュディは辛抱堪らず…? 思わずフライドポテトに手を出し、ツマミ食い!?
というシーンがあったのですけれども…

ジュディの、それこそウットリするような “美味しい” 表情が、私めには奇異に映りました!?

その時にはピンとこなかったのですけれど・・・(汗)
太りやすい体質…? ということで、厳しい食事制限を受けていたのですね~ (苦笑)

・・・手慣れた風情で “薬” に頼る?様子も、何だか切なく感じてしまいました。

久々に “ドル箱” という言葉を思い出してしまいましたがっ (;^_^A
華やかな子役さんの実態は哀れなものだったのかも…?

長じてからも、セルフコントロールなんて上手くやれるもんじゃないのかもしれませぬが…?

ロンドンでのマネージャー役、ロザリンの手腕と申しましょうか…?
扱い難いジュディに、ちゃんとステージを務めさせてしまったりするので、凄いな!と…。w
ジェシー・バックリーはお初でしたが・・・
その辺りをさりげなく、感じ良く演じて、Nice♪ と思いました。

ところで、眼目の、ジュディが歌うシーンですが・・・
レネー・ゼルウィガー御本人の歌唱ということで、見応え、聴き応え十分でしたね♪
とは言え、私めの知らない曲ばかりでしたけれど…? (苦笑)

やはり、クライマックスはあの歌でしたね~♪ (^_-)-☆
例によって…? 訳もなく泣けてくる私めでした。(爆) 涙腺弱すぎ!?
巧みな演出にしてやられましたね~ (微笑)

ってことで、「オズの魔法使」再見してみようかしらん!? 
見方がググっと変わるかも…?(;^_^A

レネー・ゼルウィガー(ジュディ・ガーランド)
ジェシー・バックリー(ロザリン・ワイルダー)
フィン・ウィットロック(ミッキー・ディーンズ)
ルーファス・シーウェル(シド・ラフト)
マイケル・ガンボン(バーナード・デルフォント)
ダーシー・ショウ 若いジュディ
ロイス・ピアソン ピアニスト

監督 ルパート・グールド

nice!(33)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

nice! 33

コメント 2

末尾ルコ(アルベール)

『ブリジット・ジョーンズの日記 2』はわたしも大好きで、『1』よりこっちの方が好きです。「馬鹿々々し過ぎる」という意見も耳にしましたが、そのくらい振り切れてるのがいいですね。
『ジュディ』をまだ観てない自分を恥じておりますが(笑)、『オズの魔法使い』のガーランドは、ちょっと神がかり的神々しさを感じたものです。もちろん「あの歌」の時に。                     RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2020-03-19 01:48) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール)さん (^_^)ノ
太ったり痩せたりしてても、いつもcuteな女優さん♪ という彼女でしたが・・・
レネー・ゼルウィガーの別の一面を見せて頂きました って感じで、これはとても印象深い作品となりました。(;^_^A
是非ご堪能くださいませ。
by Labyrinth (2020-03-19 16:32) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。