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ヘレディタリー 継承(HEREDITARY) 2018 [は行の映画]

ヘレディタリー 継承.jpg 恐々(こわごわ)拝見!? ( ´艸`)

完璧な悪夢

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サンダンス映画祭で絶賛され、低予算ながら全米でスマッシュ・ヒットを記録した
衝撃のホラー・サスペンス。
グラハム家を支配してきた祖母の他界をきっかけに、
忌まわしき“何か”を受け継いでしまった家族を待ち受ける戦慄の運命を、
緻密な脚本と俳優陣の迫真の演技で描き出していく。
主演はトニ・コレット、
共演にガブリエル・バーン、アレックス・ウォルフ、ミリー・シャピロ、アン・ダウド。
監督は本作が長編デビューとなるアリ・アスター。

グラハム家の祖母エレンが亡くなり、娘のアニーは夫のスティーブに支えられ無事に葬儀を終える。
夫婦には高校生の息子ピーターと13歳の娘チャーリーがいたが、
チャーリーは次第に異常な行動をとり始める。
そんなある日、ピーターがパーティに行くことになり、
アニーはチャーリーも連れていくことを条件にこれを許可するのだったが…。(allcinema より)
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ミッドサマー(2019)」のアリ・アスター監督の初監督作品というので観てみました。

御贔屓女優のトニ・コレットは、端正なお顔を… これでもか! 
ってくらいの? 表情豊かな熱演(怪演?)で、楽しませてくれましたが…?(微笑)

「ミッドサマー」の発想の原点はこれなんだな~ と、得心がいく内容になっていましたね。

しかしながら…
あの時受けた、“衝撃” や、嫌悪感?不可解さ?等は、似通ってはいたものの…?(汗)
あの北欧の突き抜けたような明るさとは真逆という…!? 
“陰々滅々さ” 加減にはっ う~むむむ (¬、¬; まさに辟易~ (爆)

とは言え、けっして面白くなかったわけではございませぬ! キッパリ…  (;^_^A

ところでっ
一番の “衝撃” は子役さんの顔だったりして…!?(爆)
チョット見は、可愛い女の子なのですが、見方によっては “小さい大人” かな? なんてね?w
この手の映画には “持って来い” 的な? 逸材なのでしたっ ( ´艸`)
(・・・穿った見方をしてしまう…? 悪い癖ですね (苦笑))

ところが、official website のキャスト紹介欄を見て吃驚!? ( ̄ο ̄;

“ロードウェイ・ミュージカル「マチルダ」ブロードウェイ公演
『Matilda』にて主人公・マチルダ役を演じ、トニー賞を受賞した”

そして、
“姉のアビゲイル・シャピロと、歌手として数多くのCDをリリースしている。”
・・・のですとっ 

へぇぇ (´0`) ミリー・シャピロ って、凄い子だったのですね~ (汗)

冒頭は・・・
ナレーションで、長々と “祖母 エレン・リーの死” を説明…

部屋の窓には、庭隅に在る独特な佇まいの “ツリーハウス” が映し出される…。

引きの画になると、室内はアトリエらしく…?
工作途中の? “ミニチュアハウス” があったりして・・・
それにズームインしていくと、いつの間にか? そこは “長男の部屋” となっていた!?
(意表を突かれるような? カメラワークへの拘りも好印象…?(^_-)-☆)

ベッドで眠るピーターを起こしに、父がやって来る。
祖母の葬儀に出かけるために…!

妹のチャーリーは、なんとツリーハウスで一夜を明かしていた!?
彼女は、“舌打ち” の癖があり、更に、深刻なナッツアレルギーらしい…?

葬儀を終えた “一家” が帰宅すると、愛犬のレクシーが嬉しそうに出迎えてくれた!?
(動物の存在って、一瞬にして和みの空間にしてくれたりして有難いのですが… う~むむ (¬、¬;)

大きな家の各所に、“アニー・リー” (トニ・コレット)作の ミニチュアハウスが飾ってあった。

アトリエの片隅には “母の私物” と書かれた段ボール箱が幾つか積まれており・・・
アニーがふと気になって? 開けてみたアルバムの中には、母からアニーへ宛てた手紙がっ!?

出しなに、“母の気配” を感じたアニーは、慌ててドアを閉める…!
直後、夫のスティーブ(ガブリエル・バーン)に問われ、「ゾッとしたわ」と答えるアニー。

チャーリーも、家の近辺で…? 真昼間に不可思議な祖母の幻影を観るのだった!?
(彼女は “おばあちゃん子” だった… 祖母は赤ん坊の彼女に “母乳” を与えようとしたことも…!?)

ある時、アニーは、母の使っていた部屋のドアが開けっ放しになっていることに気付く…?

その時、電話が鳴り・・・
応対したスティーブは、エレン・リーの墓地が荒らされた と告げられる…。

さて・・・?

鬼気迫る状況の “お膳立て” はとても巧みで…? 
それこそ、文句なく…? ゾゾーッ とさせられちゃうのですけれどもっ(汗)

肝心の? 怖くて不気味な存在である “祖母像” が・・・
概ね、静止画や台詞で表現されるのみで、あまりピンとこない…? というか?(汗)
その辺り、トニ・コレットのアニーが凄く頑張ってはいるのですけれど…!? (微笑)
ん? アニー手作りのフィギュア?を使っても、さりげなく表現されてはいましたね。w

う~ん… まぁ、“テキ” はそこじゃなかった…!?  ってことで…? (;^_^A

ラストはあられもない方向へ…? (爆)

前述のチャーリーの存在感は “並み” なんてものじゃぁございませんでしたけれども… 
兄のピーター(アレックス・ウォルフ)も、身体を張って? の演技で存在感を示しておりました。

ちょいと肩透かし状態だったのは、やはり父親役のガブリエル・バーンでしょうかね? w
個性強めな一家に在って、唯一ノーマルな人… 的な? ( ´艸`)
そーゆー彼を観るのも、なかなか乙なものでしたけれど… フフフ

見るからに暗そうな作品で? スルーも有りだったのですけれど…
神経ピリピリの “摩訶不思議ワールド” と、トニ・コレットの “怪演” を見られただけで満足です。

チャプター(参考までに)
1.エレンの死
2.チャーリー
3.パーティーで
4.冷えた家族
5.ジョーン
6.降霊
7.チャーリーの霊
8.ノート
9.秘密
10.ピーター
11.ペイモン
12.エンディング

トニ・コレット(アニー・グラハム)
アレックス・ウォルフ(ピーター・グラハム)
ミリー・シャピロ(チャーリー・グラハム)
アン・ダウド(ジョーン)
ガブリエル・バーン(スティーブ・グラハム)

監督・脚本 アリ・アスター

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コメント 4

つむじかぜ

Laby様、お久し振りです。また、よろしくお願いします!
by つむじかぜ (2020-03-25 00:47) 

末尾ルコ(アルベール)

確かにこの映画、子役の「顔」が映画全体に大きな影響を与えてましたね(笑)。
ガブリエル・バーン、ちょっと枯れてしまっていて、始めは誰だか分かりませんでした。
この作品、おもしろいか否かで言えば、「おもしろい」ですが、ちょっと評価が高過ぎるのと、クライマックスがわたしにはありきたりに感じたです。

                              RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2020-03-25 02:25) 

Labyrinth

つむじかぜ さん (^_^)ノ
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致します。
ご訪問のお楽しみが増えて嬉しいです♪ ( ´艸`)
by Labyrinth (2020-03-25 15:23) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール)さん (^_^)ノ
“ちょっと評価が高過ぎる”   ですよね~ (;^_^A
そう言いつつ、この監督さんの次回作は、また観てしまうかもしれませんが…?(汗)
いつも、コメントありがとうございます。
by Labyrinth (2020-03-25 15:30) 

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