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劇場 2020 [か行の映画]

劇場.jpg 山﨑賢人 & 松岡茉優 超Nice♪ ( ´艸`)

一番会いたい人に会いに行く
こんな当たり前のことがなんでできなかったんだろう

ジャンル ロマンス/ドラマ/青春
時間 136分

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人気お笑い芸人にして芥川賞作家の又吉直樹の同名恋愛小説を
「キングダム」の山崎賢人と「蜜蜂と遠雷」の松岡茉優主演で映画化。
演劇界での成功を夢見ながらも理想と現実のはざまでもがき苦しむ男と、
そんな男をただひたすらに支え続ける女の純愛と葛藤の行方を描く。
共演は寛一郎、伊藤沙莉。
監督は「世界の中心で、愛をさけぶ」「ナラタージュ」の行定勲。

中学からの友人と劇団 “おろか” を立ち上げた永田だったが、
上演した舞台はことごとく酷評され、劇団員たちも離れていってしまう。
そんなある日、偶然同じスニーカーを履いていた沙希に思わず声をかける永田。
女優を目指して上京し、服飾の学校に通う沙希は、
生きることに不器用な永田と一緒に暮らすようになり、
彼の夢のために公私にわたって懸命に支えていくのだったが…。(allcinema より)
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“××配信” で観たのではなく、小劇場のスクリーンでの鑑賞です。

又吉先生の原作は未読なのですが、本作が思いの外良かったので、読まなくて良いか? なんて。w
(因みに “ヘウレーカ” は何故か見てしまう番組になっています…? “ながら見” ですが… ( ´艸`))

主人公の “ナガクン” は又吉先生の “気性” が薄からず?投影されている人物かな? と思うのですが…
これがなかなか難しい気性の青年で…!  そこが肝になっている映画でしたね…。

私も、過ぎ去って久しい!? 青春時代の一コマがふと蘇ったり…!?
なんてことは、残念ながら皆無だったのですけれどっ (汗)

今より少しは熱いものが有った頃に “引き戻された” 感はありました…? (ニヤリ)
(あと一つ、“腐れ縁” という言葉も浮かんだのですが…? 流石にそれは言い過ぎかなぁ…  f^_^;)

正直な話、ご出演者に関しましては…
山崎賢人はTV放映の「キングダム」を観て、株が上がった!? 俳優さんだったのですが… (汗)
松岡茉優の方は、コマーシャルの人かな? くらいの認識でした。
(何せ、TVドラマはおろか邦画の新作も、最近あまり見ない自分ですので… f^_^; スミマセン)

そういう私めが本作を観るに至ったのは、評判が馬鹿に良い感じだったからなのですが…。 w

恋愛映画 故…?  
二人とも、出ずっぱり…?  というくらいの濃密な関係性が持続し・・・ 
緊張感も持続…!?(¬、¬; (決して甘アマではない…!w)

同棲 間もない部屋で・・・
沙希(松岡茉優)の何気ない言葉から齟齬が生じたり…?
ナガクン(永田)が “荒ぶる” 理由がわからない…!? と沙希が困惑したり… 等々
(優しさが鬱陶しく感じられ… 憎しみにさえ変わるんですと…!?  う~む 分かる気も…? w)

ともかく、
ひょんなことから知り合った…!?
繊細且つ気難しげな演劇青年を、愛して、尽くして!?  苦しんで… 
あのラストの…  胸を打つ見事な演技に結実…! と。
(こちらも思わず貰い泣き… 状態でしたっ (:_;))

松岡茉優… まじで見直しましたね。 可愛いだけじゃない… 大した演技力! しかも自然体…! 
(今更何言ってんだ!? (▼_▼メ) なんて言われそうですけどね…? w)

ところでっ ↑ の
“生きることに不器用な永田”
という表現は、とても好意的な言い方だなぁ と思ってしまう、天邪鬼な私です…。(爆)

閑話休題

・・・永田は、結局どんな人生を歩むことになるのだろう? 
(と、未だに良く分かっていない私めでございますが…。(汗))

海のものとも山のものとも判然(と?)せぬ・・・
“若さ” と “自負” だけが武器?と言う青年の、葛藤や焦燥 等々、心模様を描いた作品ですが…!?

“演劇” 云々は、こっちに \(・_\)(/_・)/ 置いといて… と。
(永田の 生業等 に関することは、ここでは省略させて頂こうかと…。(汗)  逃げですね… (¬、¬;)

おしなべて、女の心を繋ぎ止める一手に…?
「(君を)愛している」「(君が)心配だ」等と “言葉” で縛る というのがありますが…?

ナガクン(永田)は、時には その “言葉” も省き!?  (不器用 故? w)
強引な行動のみで意思表示を…! という傾向があるように見受けられたのですが…!?

その事を “心の声” がイチイチ言い訳がましく解説…!?  というのも笑えました。( ´艸`)
(分かり易過ぎ…!? w)

かと思えば…?
もう自分から完全に心が離れた! と思われる “沙希ちゃん” が “彼氏候補” の部屋に居る所に出向き
それこそ強引に、自転車のベルで呼び出して…!?
“二人乗り” でアパートに帰る…  というシーンでは、妙に多弁になる永田なのでした。

あまりに唐突過ぎて…!?  少なからぬ違和感を覚えたり致しましたけれど…?(汗)
(永田の思考回路は興味深いと思いつつも、厄介な奴…! と言うのが正直な所です…? w)

さりとて、演ずる側の 山崎賢人… 
鬱屈する演劇青年の苦悩… 的な雰囲気をさりげなく醸し出しての “好演” は、周知の事実かと…。

まあ、ラストで松岡茉優に持っていかれた感アリ・・・ 
なんてことは、言わずもがなでしょうね…? (^_^ゝ

ここで一人、とても気になる俳優さんが…!
永田の友人役の “寛一郎” なのですが・・・
「ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017)」は録画を観ていますので、お初ではないのですけれど…  f^_^;
今回は、濃いご面相も影響してか?(爆) グイグイと迫ってきてましたね~ w

今、三國連太郎~佐藤浩市さんの家系の方だったと初めて知りました。
そう言えば似てないこともない…!? ( ´艸`) 

思いがけず? 不思議感覚の “衝撃” を受けましたし…  見応えは十分…!
久々 “匠の技” を拝見!  …と言う感じだったでしょうか?

噂に違わず… 刺激的な 136分でございました。

(鑑賞してから大分寝かせたのですけれど・・・ f^_^;
刺激が強過ぎたのか? 上手く纏めることが出来ず…! 乱文のままのupでございます。アシカラズ…(-人-))

山﨑賢人(永田)
松岡茉優(沙希)
寛一郎(野原)
伊藤沙莉(青山)
上川周作
大友律
井口理(小峰)
三浦誠己
浅香航大(田所)

原作 又吉直樹 『劇場』(新潮文庫)

監督 行定勲

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末尾ルコ(アルベール)

『劇場』は未見ですが、松岡茉優は映画に出まくってまして、『勝手にふるえてろ』は主演で実に秀逸な作品です。パルムドールの『万引き家族』でカンヌのレッドカーペットも経験済みで、非常に高い評価の『蜜蜂と遠雷』でも主演でございます。いささか幼稚な『ちはやふる』でも、松岡茉優だけは愉しめました。とても弁が立つタイプでもあり、つい言い過ぎて、反発を買うこともあるというおもしろさもあります。
山崎賢人は母のお気に入りの一人でして、いろんな役をこなせますよね。ただ、『キングダム』は長澤まさみと大沢たかおがよかったですう。あと、橋本環奈も。                  RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2020-08-27 02:39) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール)さん (^_^)ノ
松岡茉優嬢は 超売れっ子ってわけですね~ (汗) そして弁が立つ… と。( ..)φ メモメモ
ご出演作も知らないわけではないのですが… 共演者を見てご遠慮しちゃったり…?
何せ食わず嫌いなので… トホホです。f^_^;
いつも、お気に掛けて下さり… ありがとうございます。
by Labyrinth (2020-08-27 23:34)