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ファイト・クラブ(FIGHT CLUB) 1999 [は行の映画]

ファイトクラブ.jpg エドワード・ノートンに導かれて…?( ´艸`)

ジャンル ドラマ/アクション
製作国 アメリカ
時間  139分

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空虚な生活を送るヤング・エグゼクティブのジャックは、謎の男テイラーに導かれるまま、
謎の秘密組織「ファイト・クラブ」のメンバーになる。
そこは鍛え抜かれた男達が己の拳のみを武器に闘いを繰り広げる、壮絶で危険な空間だった。
血飛沫が飛び散る拳闘シーンの迫力もさる事ながら、圧倒的な印象を残すのは
「セブン」のデヴィッド・フィンチャー監督による暴力的ともいえる映像の洪水。
世紀末のカオスをまさに”体感“できる一作
だ。          (allcinema より)
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私めは、デヴィッド・フィンチャー監督というと「ゴーン・ガール(2014)」以来ですね。
久々です。(後先になってしまいますが… (^_^ゝ)

冒頭は・・・
不安感を煽る音楽と “ミクロの世界?” を思わせるような オープニング・クレジット…

その後、傷だらけの男のup… 
口には銃口を差し込まれたまま… というシーンに…!

“ここは大爆発を見物する特等席” という (傷だらけの)男のナレーションが続く。

“「騒乱計画(プロジェクト メイヘム)」の爆破委員会が、12のビルにゼラチン爆弾を仕掛けた
もうすぐ爆発するのはタイラーも知っていることだから…  僕も知っている”

・・・という “謎の台詞” から始まる…。

男(“ジャック” エドワード・ノートン)の声は・・・
“マーラ・シンガー” という女の名をいったん口にしてから…!
「REMAINING MEN TOGETHER(睾丸癌患者の集会)」の会場のシーンへと…。

“僕(ジャック)” は、大手自動車会社のリコール査定士として、頻度の高い地方出張に耐えながら…!?
私生活では、高層アパートに住み…  “北欧家具の奴隷” “高級品志向” を自覚するサラリーマン。

ストレスが高じてか…?不眠症が続いていたので受診するも、医者からは軽くあしらわれ…!? 
「癌患者の苦しみに比べれば…」と言われてしまったので、似非患者として参加してみたのだった。

そこでボブという、元ボディビルチャンピオンとハグする羽目となり・・・
彼につられて涙にくれているうちに、心が浄化されたのか!?   不眠症の悩みは薄れた…?

これに味を占めた “僕” は、“自助グループ” のスケジュールを把握し、進んで参加することに…。

そこで登場するのがっ
どこかで何度か見掛け、場違いな印象を受けた女… 
チェーンスモーカーの? マーラ・シンガー(ヘレナ・ボナム・カーター)だった。

暗に「アンタも同類でしょ」と言われているようで…?
素直に泣けなくなった “僕” は、また不眠症に逆戻り…!?

「コーヒーも出るし、映画見るより安上がりだから」という理由で参加しているのだという彼女を…
どうにかして排除すべき存在だ…!  と思ったものの、彼女の気の強さに根負けし…?
“週別” に参加日を分けるという折衷案を出して、それで手打ちとした。(その時に、連絡先を交換…?)

“僕” は相変わらず地方出張が続いていたが、眠れない日々に、常に朦朧としていた…!?
そんなある日、飛行機内で “好印象” の男と出会う…。

タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)という その男は・・・
“僕” と同じ鞄を持ち、中には自家製の石鹸を詰め込んでいた。
石鹸の材料で爆弾も作れる というような話は、“僕” には新鮮で… かつてない程心惹かれた。

空港内で、荷物が留め置かれる? というアクシデントがあったが、どうにか帰宅するとっ
ガス爆発事故があったらしく…? アパート前は騒然としていた…。

・・・“僕” の部屋は買い集めた “財産” ごと、消滅…。

途方に暮れた “僕” は、公衆電話から何故かマーラ・シンガーに電話をし…
次に、貰った名刺を見てタイラー・ダーデンに連絡を取った。
彼は不在のようなので? 電話を切ったが、すぐに折り返しの電話が掛かってきた…。

タイラー・ダーデンは、深夜のバーで飲みながら、“僕” を慰め、諭してくれて・・・
ついでに家に来てもいい と言ってくれたのだったがっ
その前に、「俺を力一杯殴ってくれ」 という奇妙な注文を付けた…!?

彼は、深夜に映画館でパートの映写技師をやったり…
ホテルの宴会場でウェイターをやったりしていたが、いずれも悪趣味な悪戯を仕掛けていた…!?

そんなタイラー・ダーデンの「本当の自分が分かる」という言葉に触発されて…?
経験の無い “僕” は、思い切って彼を殴りつけた…! 

それから二人でひとしきり殴り合った後・・・
“僕” は自然に「いつかまたやろう」という言葉が出て来る心境になっていた…!?

タイラー・ダーデンのねぐらは、明らかに不法侵入と思われる? 古びた大きな屋敷だった。
そこで暮らすようになった “僕” は、その後も街中で彼と “本気の殴り合い” をするようになる…!?

いつしか、野次馬も参加して・・・
“1対1” で殴り合う “ファイトクラブ” の形が出来上がって行くことに…!?

さて・・・?

とても面白く、興味深く観た事は間違いないのですけれども…!
問題は、殴り合いの上に生ずる とされる “快感” や “解放感” 等々が実感できないことです。(汗)
後にも先にも経験が無いので・・・(^_^ゝ って、言わずもがな。w

ま、実感は出来ないまでも、理解はできた というのが凄い事ですね~♪ ( ´艸`)
殴り合った後、皆 “健闘を称え” 気持ちよく別れて行く という描き方に清々しさを感じたり…!? w

それでも、終盤に・・・
“嫉妬” という感情に捉われた “僕” が金髪の青年(“エンジェル・フェイス” ジャレッド・レトー)を
これでもかっ と、ボコボコにするシーンがあり、まじで引きましたね。(汗)
“僕” の温和な表情に慣れていたコチラ側は、当惑するしかない って感じでしょうか?

その他にも、“暴力的” なシーケンスには結構な緊張感を強いられましたけれども…。(汗)

怖いのは、“僕” が自覚がないのに、どんどん “事” が過激になって行く ということ…!?
タイラー・ダーデン役のブラ・ピが、軽妙に?巧みにリードしていく様が鮮やかでしたね♪

また、二人の男の間で “立ち回る” 強気な?女を演じたヘレナ・ボナム・カーターが 超Nice♪
久々に、セクシーで活きの良い彼女を拝見出来て、嬉しく思いました♪ ( ´艸`)

ブラ・ピは、魅力的な存在として、あくまでカッコ良く、危険な男であり続けるのですけれど・・・
やはり、何と言っても エドワード・ノートンの、ある時には滑稽ともとれる多彩な演技が秀逸でした。

夢か現か…?
ラストのシーケンスは、賛否が分かれるところでもあるようですけれど…!?
“不思議” 好きな私的には、Nice♪ な衝撃でしたね。(ニヤリ)

 ↓ (ここは伏字で)

手下と言うか? メンバーが仕掛けた爆弾が次々に爆発していき…!?
“特等席” に陣取った? “僕” と “彼女” が寄り添って、高層ビルが崩れ去る様を見ている…

 ↑ (以上ネタバレ終わり)

チャプター(参考までに)
1.オープニング
2.爆発3分前
3.不眠症
4.北欧家具の奴隷
5.睾丸癌患者の会合
6.洞窟の奥へ
7.マーラ
8.仕事の旅
9.タイラー
10.部屋が爆発
11.ルーの酒場
12.パートの映写技師
13.泊める代償
14.ペーパー通り
15.ファイト・クラブへようこそ
16.マーラからの電話
17.スポーツ・セックス
18.石鹸の材料
19.皮膚を焼く儀式
20.ルー対タイラー
21.宿題
22.復讐心
23.新しい宿題
24.生けにえ
25.スペース・モンキー
26.サイコ・ボーイ
27.精神の解放
28.姿を消したタイラー
29.一石二鳥の計画
30.デジャビュ
31.タイラーを追って・・・
32.命を狙われたマーラ
33.警察へ
34.心の叫び
35.タイラーとジャック
36.エンド・クレジット

エドワード・ノートン(ジャック) リコール査定士
ブラッド・ピット(タイラー・ダーデン) 謎の男
ヘレナ・ボナム・カーター(マーラ・シンガー) 死に興味がある?謎の女
ミート・ローフ・アディ(ロバート・ポールセン) 巨乳の睾丸癌患者
ジャレッド・レトー(エンジェル・フェイス)
ザック・グルニエ(リチャード・チェスラー)
ピーター・イアカンジェロ(ルー)

監督 デヴィッド・フィンチャー

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