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スーパーノヴァ(SUPERNOVA) 2020 [さ行の映画]

スーパーノヴァ.jpg コリン・ファース & スタンリー・トゥッチ ( ´艸`)

世界で一番美しい、愛が終わる。

ジャンル ドラマ
製作国 イギリス
時間  95分

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英国が誇る実力派俳優コリン・ファースとスタンリー・トゥッチが
長年連れ添った恋人役で共演した感動の人生ドラマ。
ピアニストのサムと作家のタスカーは20年来のパートナー。
ところがタスカーが認知症を患い、
2人はあまりにも早すぎる人生の最終章を意識せざるを得なくなる。
そんな2人がキャンピングカーで旅に出る。
タスカーは症状が進行していく中で、サムとの別れを決意し、
一方のサムは最後まで一緒にいたいと訴える。
互いに愛するがゆえにすれ違ってしまうサムとタスカーだったが…。
監督は本作がデビュー2作目のハリー・マックイーン。(allcinema より)
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この面子で、評価も高いとあれば観るべし…! ということで行ってきました。
う~ん しかし、思った程にはグッと来なかったような…? (^_^ゝ
と言いつつ泣けましたけどね。w

私思うに… この手の? これまでの映画で刺激を受け過ぎたのかな…!? と。(大汗)
(それらの作品とは一線を画し、格調高い…! と言っては過去の作品に失礼か… ポリポリ。)

本作にも刺激的なシーンは幾つかありましたけれど・・・
すでに “成熟期” と申しましょうか? 
二人の愛が揺るぎないものになっている…  ということもあり、終始 穏やかで優しい味わいでしたね。
(クライマックスを除いて…!( ´艸`))

英国らしい?ワンちゃんも、いいタイミングで良い働きをしていまして…♪ 
三人の “家族” の物語として、私は見ていました。

認知症と診断された作家のタスカ―(スタンリー・トゥッチ)
ここ何年も?作品を上梓していないし、焦りも、情けなさもあるが、それらを “感じない” 時間も…?

ピアニストのサム(コリン・ファース)は、演奏会等をこなしながら、タスカ―を支え続けている。

オープニング・クレジットは、満天の星空
(スーパーノヴァは “超新星” タスカ―は “夜空にロマンと人生そのものを感じている” という)

大きなキャンピングカーを運転するのはサム。(運転席は右でしたよ~ 当たり前 w)
助手席にはタスカ―が座り、地図を広げてナビゲーターをしているところ…!?
(カーナビを買えばよかった とサムが言えば、品のない声は聴くに堪えない とか何とか反論…!?)

後部には愛犬がゆったりと控えている。

途中でレストランに寄ったり・・・
(タスカ―が中年のウェイトレスをからかうと、サムは憮然とした表情を…!?)

その後は、大きな店で買い物をしたりするのだが・・・
サムがクルマに戻ってみると、二人の姿がなく…!?  ( ̄ο ̄;
サムは 「またか…!」と顔色を変えて、クルマで探し回ることに…!

だいぶ走った所で、他人様のクルマの前に立往生しているサムと愛犬の姿を発見…!
サムは、我を忘れて飛び出し… “家族たち” を保護する…。

・・・二人と一匹は、サムの故郷 “湖水地方” に向かう。

サムの実家には妹一家が住んで “母の家” を守っていたが・・・
妹のリリーはもとより、彼女の夫も一人娘も大歓迎…♪

夜には知人たちも集まり、サムの誕生日祝いのサプライズパーティーが賑やかに開かれた。

タスカ―はサムの為に長文のスピーチを用意していたが、出だしから上手く言葉が出て来ない…!?
仕方なく… サムが代わりに読み上げることに…。

自分自身をありのままに表現した真摯な内容、サムへの愛が溢れる深い言葉に、一同は感じ入る。
終盤には、読みながらサムも声を詰まらせる一幕が…!?

それぞれ寛いで談笑する中・・・

サムはこっそりとキャンピングカーに戻り、一人になった所で…?
タスカ―が大事そうにしている箱の中身を調べてみるのだった。

そこには、タスカ―の取材ノートらしきもの… (途中から乱れて、仕舞いには空白が続く…!?)
何らかの薬…?
そして、小さな録音テープが一つ入っていた。

その夜、妹が “ベッドを用意してある” と言うのに…!
タスカ―が、サムの部屋で一緒に眠りたい と言い出し、サムは渋々そうするのだが…。
(シングルベッドに男が二人… タスカ―ははしゃいで直ぐに眠りにつくが、サムは眠れず…!)

旅行から帰ると・・・
かねてからのサムの意向で、郊外の一軒家に引っ越しをすることに…。

さて・・・?

二人で老いて行く…  という事を心積もりにしていたところへ、突然 “認知症” という病が…!?
というシチュエーションには新鮮味はないのかもしれませぬが…?(汗) 

やはり “映画界が誇る2大紳士俳優” の二人が “渾身の演技” で演じ切り…! 
さらに、“湖水地方” 等の素晴らしいロケーションや、心地良い音楽が加わって…!

ということで、高品質の… 心に染み入るような佳品となっていたと思われまする。
(私めはグッとくる程ではなかったですが… って、まだ言ってる (^_^ゝ 泣かされたくせに…!w)

コリン・ファース(サム) ピアニスト
スタンリー・トゥッチ(タスカー) 作家
ピッパ・ヘイウッド(リリー) サムの妹
ピーター・マックイーン(クライブ)
ニナ・マーリン(シャーロット)
イアン・ドライズデイル(ポール)

監督・脚本 ハリー・マックイーン

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