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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(THE PEANUT BUTTER FALCON) 2019 [さ行の映画]

ザ・ピーナッツバター・ファルコン.jpg なんと不思議なタイトルでせふ♪ ( ´艸`)

孤独な漁師と
夢を追う青年
人生で一度きりの
特別な旅

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
時間  97分

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実際にダウン症のザック・ゴットセイゲンが幼い頃からの夢を叶え、
俳優として長編映画デビューを飾り高い評価を受けた青春ロード・ムービー。
プロレスラーを夢見て施設を飛び出したダウン症の青年と事件を起こして逃亡中の無軌道な男が、
ひょんなことから一緒に繰り広げる奇妙な旅の行方をハートウォーミングに綴る。
共演にシャイア・ラブーフ、ダコタ・ジョンソン、ジョン・ホークス、
ブルース・ダーン、トーマス・ヘイデン・チャーチ。
監督は共に本作が長編デビューとなるタイラー・ニルソン&マイケル・シュワルツ。
                                  (allcinema より)
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いきなりネタバレです~ (^_^ゝ
“THE PEANUT BUTTER FALCON” は主人公がプロレスラーになった時のリングネーム♪
名前が決まった時のシーンは、夢が無限に膨らんでいくような? 男二人の高揚感が 超Nice でした♪

ところでっ
本作は、大好きなベテラン俳優 ブルース・ダーン目当ての鑑賞でしたがっ ( ´艸`)

意外にも、シャイア・ラブーフの成長ぶりというのか? 男っぽく変身した姿に驚いたり…!?
(初見は… えっ ウルヴァリン出てたっけ? と思ってしまう程 ヒューに似てると思いましたが… w)

また…
“フィフティシェイズ” のイメージが消えない?(こちらが勝手に引き摺っているだけ… (汗))
ダコタ・ジョンソンのナチュラルな魅力も再発見することに…!? w 

まぁ 案の定…? f^_^;
ブルース・ダーンは序盤に “良い仕事” をして、それっきり…!?   でしたけれどっ 
主演がダウン症のザック という… ユニークで素敵な “ロードムービー” に導いて下さいました♪ 

冒頭は、ノースカロライナ州郊外…。
“ブリットヘイヴン高齢者施設” に編入されている… 
ダウン症のザック(ザック・ゴットセイゲン)の、食堂での一コマから…。

ザックはデザートに “プリン” を所望して、老婦人 “ローズマリー” が座っているテーブルに着くとっ
“プリン → \(^_^)/” 的な絵を描いた指示書?を渡し、プリンを彼女のトレイにそっと置く。
(万事承知の?)老女が2個目のプリンを食べて “咳込む” と…  ザックは非常口から飛び出した…!?

・・・食堂の肘掛椅子にゆったりと構えている老人、カール(ブルース・ダーン)

おとぼけカール翁は、若い看護師のエレノア(ダコタ・ジョンソン)を言葉巧みに持ち上げて…?
気持ちよく “手足” となって働いて貰う… という “サポート” を愉しんでいた…!? ( ´艸`)

ザックはカール翁と同室になって2年半…
プロレス好きなザックは、毎日カールの私物の古い “プロレスのVTR” を見ては大興奮…!?w
ヒーローからの “メッセージ” … 「君もプロレスラー養成学校に来てみないか?」を信じていた…。

一方…
孤独な漁師タイラー(シャイア・ラブーフ)は、白昼堂々、一人で蟹の密猟を…!? ( ̄ο ̄;
たちまちパトロール船に見つかり…! 追いかけられる…!?

こうして “蟹の横取り” が、実直な雇い主にも伝わり…! クビになってしまったタイラーは
船着き場で途方に暮れながら…  亡くなった兄 マークの事を懐かしく思い出すのだった。
(兄は、タイラーのチョイの間の居眠り運転が原因で命を落とすことに…?(^_^ゝ無粋なネタバレ)

・・・ “プリン事件” 後、ザック & カール翁の部屋の窓には “鉄格子” が設置された…。

これまで施設側のザックに対する酷い扱いにはカールも心を痛め、憤りも感じていた…!? 
カールは老人の知恵と力で鉄格子を捻じ曲げ!? ( ´艸`) ザックの “脱出” を後押しする。

ザックが「カール…  君は最高の友達だ 僕にとって本当の家族さ」と言うとっ
カール翁は「そうさ 友達ってのは自分で選べる家族だ」「さぁ ぶちかませ」と送り出す…!

・・・タイラーはというとっ
蟹の漁場を荒らされた…!? という漁師のダンカン一派が彼を見つけ、コテンパンに…!?
その後、タイラーは腹いせに…  野積みにされた蟹漁の籠類に火を放つ…! ( ̄ο ̄;

しかし、タイラーはまたしても見つかり…!? 
慌ててボートに乗って逃げ出すのだが・・・
そのボート後部の物陰には、パンツ一丁で逃げて来たザックが丸くなり、深眠り状態…!? w

さて・・・?

二人はダンカン達をどうにか やり過ごすことが出来たのですが・・・
タイラーは手を焼かされた “おんぼろボート” に見切りをつけて、徒歩で逃げることにします…!

当然、不安なザックは “バディ” になりたい… と、彼に付いて行くことを望むのですけれど・・・
タイラーは冷ややかにザックを捨てて…!? (¬、¬;  一人でヒッチハイクを…。

ところがっ
拾ってくれたトラックの運転手(可愛くも迫力の?黒犬チャン連れ)がもたらした “追っ手情報” から…
“検問の有る道は無理…!” “一人より二人の方が誤魔化せる!? ”  等々と踏んだ彼は・・・  
今度はザックを探しに元来た道を戻ることに…。

お蔭で、ザックは危機一髪のところをタイラーに救われる…!? ( ̄ο ̄;

その後は…
フロリダを目指すタイラーと、その途中のエイデンに行きたいザックとの利害が一致し…!?
奇妙な二人連れの “逃避行” となるわけですけれど・・・(汗)

カール翁の “ビデオ・テープ” から、ノースカロライナ州エイデンに “プロレス学校” がある!?
と知ったエレノア (施設から責任追及された看護師)も・・・
横腹に “Britthayven RETIREMENT HOME” と書かれた大型車でザックを探し始めます。
(大袈裟にはしたくない という上司の意向もあり… 彼女が責任を持って一人で探すことに… w)

そして、
田舎の雑貨屋で買い物中のタイラーと偶然一緒になった彼女が、ザックの写真を見せたことから…
“施設からの逃亡者” と知れて…!? ( ´艸`) 
なんだ無法者コンビじゃん ということで? タイラーとザックの絆は強くなるのでした。

さて・・・?(2回目の…?w)

はたして、ザックは憧れのレスラー “ソルトウォーター・レッドネック” に会えるのか…!?

結局、会えるわけですがっ (≧m≦)ぷっ
そこまでの紆余曲折…?
二人が出会った人々と織りなすユニークなエピソードも、常とは一味違って? 興味深いものが…!? w

そして、クライマックスはやはりプロレスの “リング”!? (規模は極小でも…!w)
ここで何とっ 予想外の奇蹟がっ!?  ( ̄ο ̄; エッ

それから一転して、厳しい現実に引き戻されてしまうわけですが・・・(汗) (ネタバレしません キッパリ)

落としどころ というのか? ラストは…
また楽しそうなものが見られそうだな? という…  “三人の逃避行” で幕となりました。
三人とは… ザック、タイラー、エレノアの三人ですが・・・
其々が “自分が面倒見なくちゃ!” と思い込んでいる辺りが面白さの “基” かな…? と。 ( ´艸`)

・・・(プロレスラーに限らず?) 登場したのは寄る辺ない人々が多かったです… 
老人たちはもとより、一人はダウン症で… 一人は盲目で… 等々
様々な事情を抱える人々を描きながら… 向ける視線はあたたかい という所が好感触でしたね。

そんな中、私めの一番の目の保養はダコタ・ジョンソンだったりして…!? (^_-)-☆
(まぁ サービスショットと呼べるようなものは皆無にしても…? 存在自体が貴重な感じでした♪ w)

ところで、主人公ザックを演じたザック・ゴットセイゲンですけれど・・・

“1985年生。幼いころから演技に夢中でドレイフォーズアートスクール演劇科を卒業。
その後、サザン・ダンス・シアターに俳優兼ダンサーとして13年在籍。
現在は非営利映画製作団体に所属し、インディペンデント映画などに多数出演している。”
                                                          (official website プロフィール より)

シャイア・ラブーフ(タイラー) 漁師
ダコタ・ジョンソン(エレノア) 老人のための養護施設 の看護師
ジョン・ホークス(ダンカン)  タイラーを追い詰める漁師
ブルース・ダーン(カール) 老人ホームでザックと同室となった老人
ザック・ゴットセイゲン(ザック) ダウン症でプロレス好きな青年
ジョン・バーンサル(マーク) タイラーの兄
トーマス・ヘイデン・チャーチ(ソルトウォーター・レッドネック) ザック憧れのプロレスラー
イェラウルフ(ラットボーイ) ダンカンと共にタイラーを追う漁師
ジェイク・“ザ・スネーク”・ロバーツ(サム) 
ミック・フォーリー(ジェイコブ)

監督・脚本 タイラー・ニルソン
      マイケル・シュワルツ

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