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ウォーム・ボディーズ(WARM BODIES) 2013 [あ行の映画]

ウォームボディーズ.jpg テリーサ・パーマー & ニコラス・ホルト ( ´艸`)

世界の終わりに、恋が襲ってきた。

ジャンル ホラー/ロマンス/青春
製作国 アメリカ
時間  98分

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「マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生」「50/50 フィフティ・フィフティ」の
ジョナサン・レヴィン監督が人気YA小説『ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語』を映画化し、
全米で予想を超えるスマッシュ・ヒットとなった青春ゾンビ・ラブコメディ。
人間の女の子に恋した純情ゾンビ青年の一途で不器用な禁断の恋の行方を、
ユーモラスかつハートウォーミングに綴る。
主演は「シングルマン」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のニコラス・ホルト。
ヒロインには「明日、君がいない」「アイ・アム・ナンバー4」のテリーサ・パーマー。
共演にロブ・コードリー、ジョン・マルコヴィッチ。                   (allcinema より)
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019)」の監督さんなら間違いなし…!? ( ´艸`)
ということでもないですが… (汗) テリーサ・パーマーご出演作のラストに本作を選びました。

ところでっ
ジョナサン・レヴィン監督のユーモアセンスは、私的にはツボ…! と思っていたのですけれども…?
今作では、“笑” よりも “心” に響かせている感じがありまして…!? 
その辺り…  “実はゾンビ嫌い” な私めにも グッとくるものがありましたね…?(汗)

ビジュアル的にも、醜悪と思われる程の “ゾンビ” はあまり目につくこともなく…?
“悪” 代表のような立場の “ガイコツ” 風のゾンビだけが不気味な雰囲気を纏っておりましたっ w

冒頭…
近未来の地球上はゾンビだらけ…??

・・・ “R” こと新米?ゾンビ(ニコラス・ホルト)の独白が続きます。

彼が言うには・・・
ずっと朦朧としている (死んだのも、ゾンビだと言うのも自覚はある…?)
名前は、頭文字 “R” しか浮かばない
職業も… 何をして居たのか 無職だったのか さえ分からない
でも、シャキッとしなきゃ とは思うので、そうしたいが出来ず…! いつも猫背。(笑)

という彼は、他のゾンビたちと同じく…? 普段は廃墟と化した大空港を徘徊・・・
ちゃっかり、ねぐらの “マイ ジェット機” も確保している…!?
(内装というのか…? レコードやプレイヤーなども持ち込んで…!? 結構豊かな暮らし振り…!?w)

会話などしたくても出来ないが、彼には(?)わずかに残る人間らしい感覚があるので…?
何となく意思疎通できる “親友” は居る…! それはだいぶ年上の “М” で・・・
お互いの間で、一つだけ通じる言葉は “hungry”

ゾンビは “腹ペコ” になると、いつの間にか集まって来て…!?
“団体移動” で街へと向かい “人間狩り” をする…!

・・・片や、高い塀に囲まれた “普通” の? 人間社会

時には若いボランティアたちが貴重な医薬品などを求めて “塀の外” へ出ることが有った。
その日、ジュリー(テリーサ・パーマー)もボランティアの一人として物資調達に加わっていた。

ある建物で、人間 “臭” を嗅ぎ付けたゾンビ共と出くわし、たちまち死闘が繰り広げられる事に…!?

ゾンビの先陣を切って乗り込んだ “R” だったが、激しい銃撃にたちまちくずおれる…!?

床に倒れた姿勢のまま見上げた “R” の視線の先には…!? 
果敢に銃をぶっ放す美しいジュリーの姿がっ  ( ̄ο ̄;  (“R” は彼女に一目惚れ♪)

その直後…! 
“R” はジュリーの恋人?ペリーに撃たれてしまう…! 
するとっ “R” の関心は一気にペリーに向かうことに…!?

人を食ったら脳も食らわねばならぬ…!
そうでないと、その人もゾンビになってしまうから…!?
(自分の浅ましい姿を晒すことが憚られる…  と思う “R” だったが、それも致し方なし…!? w)

脳を食べると、その人の記憶や感情を追体験できる… という?
( “人間の感覚” を再び味わえるのは 堪らなく甘美…!?  “R” 談 (ウ^_^ソ))

ペリーの記憶の中には・・・
先程 “R” が心を奪われた “勇ましい女性” ジュリーの優しい笑顔が刻まれていた。

・・・やがて人間たちはことごとく敗れ去り…!?

“R” はペリーの手から、(腕時計と) 彼の “恋人” ジュリーを奪い…!
恐怖で引きつる彼女を “即席ゾンビ化” して、連れ帰ることに…。
(血糊を彼女のほっぺに付けただけ…! というものですが、ゾンビ共は気付かない…?w)

こうして、人間のジュリーを “R” の隠れ家?のジェット機に匿うことになるわけですが…。

さて・・・?

最初のうちは “R” に対して、恐怖心しか抱かずにいたジュリーでしたが・・・
ジュリーの切羽詰まった要求に真摯に対応してくれる “R” に、次第に警戒心も薄れ…!?
やがては、「早く帰してよ」と言える程…? 立場も逆転してしまうのでした。(苦笑)

“一途で不器用な禁断の恋の行方” は、この先どうなっていくのか…?
また、イケメンゾンビ ( ´艸`)  “R” や、その親友 “М” の運命は…?
(もはや “一ゾンビ” ではなく… 人格を持った存在として見ている自分がいました…?(笑))

ところでっ 実はあの時・・・
ジュリーの女友達のノラはデスクの下に潜り込んでいて、一部始終を見ていた…!? ( ̄ο ̄;

ということで、ジュリーの父グリジオ大佐にも、ジュリーがさらわれた事が伝えられます。
グリジオ大佐(ジョン・マルコヴィッチ)は、すでに妻を “ゾンビ被害” で亡くしていた…!?

“ゾンビ憎し” の急先鋒と言う彼が、娘の危機にどう対処するのか…?
そして、娘のその後の “心境の変化” をどう受け止めるのか…?
見るからに “アブナイ” (失礼) 雰囲気のジョン・マルコヴィッチが、弥が上にも緊張感を高めまする。

初っ端は、ぎこちない “ゾンビ歩き” をしていたはずの “R” が、後半では “疾走” する姿を見せたり…!?
時々刻々と “変化” が起きていることが見て取れることに…!?(爆)

やはり肝は・・・
“伝播する” ということでしょうかね…? (;^_^A
何かが “伝播” して…!? やがてゾンビ全体に変化がもたらされる…!?(ネタバレ~)

これは、誠に不思議な光景でしたけれど…!? (微笑)
うっすらと感動さえ覚えましたね。(一寸大袈裟か? (^_^ゝ)

タイトルの 「WARM BODIES」の意味が分かった時には、一気に感涙…。(T_T)
でもないですが…? w “グッと来た” のは間違いございませぬ。(汗)

まあ、ツッコミどころ大有り…! なんて言われてしまいそうな所も無きにしも非ず…!? w
それでも、よくぞ “世紀のロマンス” をゾンビで描き切ったものだなぁ と、感心しきりな私めです。w
(バルコニーのシーンは “悲恋” そのもの…? ( ´艸`))

テリーサ・パーマーを見るはずなのに、ニコラス・ホルトに目が釘付けでした…!? (笑)
あの目の色は反則でしょう…! (≧m≦)ぷっ

ニコラス・ホルト(R) 新米ゾンビ
テリーサ・パーマー(ジュリー) グリジオ大佐の娘
ロブ・コードリー(M) マーカス? ゾンビ “R” の親友
デイヴ・フランコ(ペリー) ジュリーの恋人
アナリー・ティプトン(ノラ) ジュリーの仲間
コリー・ハードリクト(ケヴィン) 警察官?
ジョン・マルコヴィッチ(グリジオ大佐) ジュリーの父

原作 アイザック・マリオン  『ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語』(小学館刊)

監督・脚本 ジョナサン・レヴィン

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つむじかぜ

これはゾンビ映画の隠れた迷作かつ傑作だと思います!
ブロンド狂にも堪りませんな^^
by つむじかぜ (2021-10-17 03:46) 

Labyrinth

つむじかぜ さん (^_^)ノ
見るまでは… 何故人気が高いのか ?(・_・?) ハテ?でしたが…?
やはりハートに訴え掛けるものが大きかったのですねぇ。w
おぉ~ 流石つむじかぜ さま( ´艸`) お目に留めていらっしゃいましたね♪
by Labyrinth (2021-10-17 14:23) 

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