SSブログ

ハウ 2022 [は行の映画]

ハウ.jpg 犬童一心監督作品は久々?

ずっと一緒だと思ってた――

ジャンル ドラマ
製作国 日本
時間  118分

----------------------------------------------------------------------------------------------
「ゼロの焦点」「のぼうの城」の犬童一心監督が
「そして、バトンは渡された」「あなたの番です 劇場版」の田中圭を主演に迎えて贈る感動ドラマ。
失恋による心の傷を抱えた青年が飼い主に捨てられた保護犬と出会い、
互いにかけがえのない存在となっていく絆の物語を描く。
共演は池田エライザ、石橋蓮司、宮本信子。              (allcinema より)
----------------------------------------------------------------------------------------------
ワンコ好きと致しましては…  観たいことは見たいけれど、また泣かされるんだろうなぁ と。(汗)
半ば諦めかけていたのですが、上映終了の期日が迫っていると知って、慌てて観る気になり、鑑賞♪
やはり、観て良かった♪ f^_^; 一味違った印象の “ワンコ映画” を知ることとなりました。

ところで…
タイトルロールの “ハウ” の本当の意味は、声帯を奪われたワンちゃんの “叫び”!? でした。(¬、¬;

昔の事ですっかり忘れていた事ですが・・・
都内のマンション住まいの知人の御宅にも、そんなワンちゃんが居まして、大ショックでした。
飼い主は、当然の処置 と言わんばかり…!?
ショップの考えなのか? その辺りは失念してしまいましたが、私めは憤りよりも哀れだな…  と。(汗)

閑話休題

まぁ、そんな事情を抱えた “ハウ” ですけれど・・・
声は失っても、彼の持ち前の “神通力” は健在…!?  (^_-)-☆
ということで、大好きな飼い主さん以外の、偶然出会った人達をも、“心の平安” へと導いてしまふ…!?

その時々のエピソードは、変化に富んでいて興味深いものでしたが・・・(軽いのも重いのも…?)
“ハウ” の “孤軍奮闘” 的なショットには心が痛み、観ていられない思いがありました。(汗)

“すべての芝居を自力でやり切った、ハウの熱演…” 
    (official website INTRODUCTION より)

エッ  ( ̄ο ̄; と “驚き” ですが…!
本当に “ハウ君” 健気で…!  今思い出しても泣けてきます…!? (ウ^_^ソ) 

ところで、犬童一心監督作品と申しますと・・・
私めはこれまでに結構拝見していたんだなぁ と改めて吃驚なのですが…?

名付けようのない踊り(2021)」「のぼうの城(2011)」「黄色い涙(2007)」
眉山 -びざん-(2007)」「ジョゼと虎と魚たち(2003)」「メゾン・ド・ヒミコ(2005)」

テーマも様々…  どれも印象深くて…  凄い! と感心してしまいます…。(^_^ゝ

そして本作・・・
主役の “ハウ(ベック)” の モフモフ大型犬的 “魅力” は言うに及ばず…! なのですがっ

私めの “御贔屓女優さん” ゾロゾロご出演で…! ( ´艸`) 正に嬉しい悲鳴でした♪ 
新たに知った “長澤樹” という少女も入れたら何人になるのでしょうか? もぉ~ワクワク♪ (笑)

そしてそして…
本当に久々な? 宮本信子が演ずる “孤独なお婆さん” の “枯れた感じ” に心動かされまして…♪
「メタモルフォーゼの縁側(2022)」は迷わず観ておくんだったな~ と悔やまれましたね。(汗)

主演の田中圭も、一寸気弱な?青年役を嫌みなく?さりげなく演じて好感が持てましたし…♪
って、付け足しみたいで申し訳ないことでございます…?  ポリポリ。

冒頭は、海から臨む “ミナト横浜” の優美な佇まい…

レストランで…
婚約者に別れを切り出されて…! うろたえる赤西民夫(田中圭) は、32歳、市役所職員。
もう決心してしまったと言う婚約者は、悪びれもせず赤西を “捨て” て、意中の人へと鞍替えを…!?
(意中の人とは、赤西の後輩…!? (¬、¬;)

心の痛手も、もちろんだったが… 
赤西は “新婚生活” 用に一戸建てを40年ローンで購入済みで、それも頭痛の種だった。

式場のキャンセルをはじめ、何かと “切ない” 事をこなさねばならなかったが・・・

市民課に勤務する赤西は意を決して…! 小声で上司に事の次第を報告した。
すると、上司の鍋島(野間口徹)は、堪え性もなく? その場で皆に公表してしまう!? 

そんなことが有ってから… 
声掛けされた赤西は鍋島宅を訪れていた。

鍋島の妻の麗子(渡辺真起子)は犬・猫の保護活動に熱心に取り組んでいる人で・・・
赤西にピッタリの子がいる…! と、白い大型犬を推してくる…!?

赤西は断り切れずに…
その、声帯を切り取られて 「ハウ」としか発声出来ない大型犬の “飼い主” となることに…。

自然に? “ハウ” と名付けられた “モフモフの ♂ 犬” は、初対面の時から “赤西民夫” が大好きだった。

ここでちょっと余談を… (;^_^A 私事で恐縮ですが…!

予期せずに、差し向けられ!?
目的地に到着するなり迷わずに、おばさん(私の事)の胸にすがり付いたAIちゃんの気持ちと同じかと?
AIちゃんはお店のマスコット犬として5年をそこで過ごし、1回の出産を経験した子でしたが・・・
すでにオジャマ虫?(爆) 
ご縁があってウチに来てくれましたが、彼女としては安住の地というより? “家族(絆)” が欲しかった…?

“ハウ” は保護犬ですから、もっと深い思いがあるやもしれませぬ…!?

閑話休題 (度々 スミマセン)

ご飯や散歩、体毛のケア等… 慣れないながらも、学びつつ頑張る赤西・・・
“ハウ” が来てからというもの、終業時間が待ち遠しく感じられる程…!?
“ハウ” と過ごす時間が楽しみになっていった…。

そんなある日…
いつも昼夜を問わずに、一人と一匹で夢中になって “ボール投げ” で遊ぶ “秘密の空き地” で・・・
子供たちが野球をしている様子を、涼しい木蔭に寝転びながら見ていた赤西と “ハウ” 。

本を読みながら居眠りをしてしまった赤西が目覚めてみると…?
時刻は既に夕暮れ時で… 野球少年も “ハウ” も消えていた…!

・・・まずは、麗子たち 保護活動のメンバーに頭を下げる赤西…。

そして “たずね犬” の張り紙を作成し・・・ 
皆で手分けして目ぼしい場所に貼って回るのだった。

同僚の足立桃子(池田エライザ)は、そんな赤西を気遣って? 積極的に手伝ってくれるのだが・・・

さて・・・?

“ハウ” は “偶然の悪戯” で長距離トラックの荷台に閉じ込められてしまった…!
という “不運” が切っ掛けとなり・・・
“母を訪ねて・・・” 的な展開になるわけですけれども…。f^_^;

“ハウ” とご縁の出来る人たちの “人間ドラマ” に比重が掛かり過ぎと思われる箇所もあったにせよ…?
すべて “ハウ” が丸く収めていく…! というスタイルは、とても心地良いものでした。

ラスト…!
もう会えない…  と諦めていた赤西の前に、意外な形で “ハウ” が…!? (´0`)

しかし、ここが案外 “ほろ苦い” (;^_^A 
また、そこが良かったりするのですけれどね…?

予想通り、しっかり泣かされましたが、“ハウ” を満喫出来て、満足しています♪

もうワンコとの生活はない… と決めた私めは、映画やTVや動画等で楽しめれば御の字♪ w

最後になりましたが・・・
official website より 犬童一心監督の “COMMENT” の一部を…!

『「ハウ」は神さまからの贈り物。その旅の中でいくつもの傷ついた心を見つけ寄り添っていく。
 どんな時も人を信じきる在り方、そのイノセントな魂に心揺さぶられます。』

田中圭(赤西民夫) 市役所職員
池田エライザ(足立桃子) 赤西の同僚
野間口徹(鍋島史郎) 赤西の上司
渡辺真起子(鍋島麗子) 鍋島の妻
長澤樹(朝倉麻衣) 被災した経験を持つ高校生
モトーラ世理奈(森下めぐみ) 
深川麻衣
田中要次
利重剛
伊勢志摩
市川実和子
田畑智子
石橋蓮司(関根次郎)
宮本信子(関根志津)
ベック(ハウ) 2020年4月生まれ 撮影当時 1歳4ヶ月 体高85cm 体重35キロ

ナレーション 石田ゆり子

原作・脚本 斉藤ひろし

監督・脚本 犬童一心

nice!(31)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 31

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。