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かもめ食堂(ROUKALA LOKKI) 2005 [か行の映画]

かもめ食堂_.jpg 2度目の鑑賞です…  ( ´艸`)

ハラゴシラエして歩くのだ。

かもめ食堂。
それはフィンランドの
ヘルシンキにありました。

ジャンル ドラマ/コメディ/料理・グルメ
製作国 日本
時間  102分

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デビュー作「バーバー吉野」が注目を集めた荻上直子監督の「恋は五・七・五!」に続く
長編第3作目で全編フィンランドロケによるコメディ・ドラマ。
フィンランドのヘルシンキを舞台に3人の日本人女性と地元の人々との
ちょっと奇妙で心温まる交流をゆるやかな時間の流れの中で綴る。
主演は2003年に放映され評判を呼んだTVドラマ「すいか」での共演も記憶に新しい
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。
共演に「過去のない男」のマルック・ペルトラ。
原作は、作家・群ようこが映画のために書き下ろしたオリジナル・ストーリー。
 
フィンランドのヘルシンキに“かもめ食堂”という小さな食堂をオープンした日本人女性サチエ。
シンプルな“おにぎり”を看板メニューに、フィンランドの人にも日本食のおいしさを伝えたいと
張り切るが、やって来たお客は日本のアニメが好きなおたく青年だけ。
それでもめげずに淡々と営業を続けるサチエは、
やがて訳ありな2人の日本人女性と出会うのだった。          (allcinema より)
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初回は、たぶん予備知識なしの…? 劇場鑑賞だったと思うのですが・・・  
私的には…  “アキ・カウリスマキ以前” と言う事になるのでしょうか? (笑)

今回は “マルック・ペルトラ” の姿を確かめたくての鑑賞です! (^_^ゝ
今、気付きましたが、なんと役名が “マッティ” …!?

当時は… マッティ・ペロンバーが亡くなって10年程でしょうか…? (汗) 
(早世と言えるのか? ?(・_・?) ハテ? ですが…? 40代で死去  原因は薬物とアルコール関係とか?)

因みに、マッティ・ペロンバーご出演作10本… すべて観る事が出来、嬉しい限りでございます。w 

・・・と、ここでちょっと気になり “マルック・ペルトラ” のことを調べてみましたところ…
なんと、本作「かもめ食堂」が遺作ということで!? (¬、¬; 本当に吃驚でした。

『マルク・ペルトラ(Markku Peltola、1956年7月12日 - 2007年12月31日)は、
 フィンランドの俳優、ミュージシャン。彼はヘルシンキで生まれ育ちました。
 彼はタンペレのテラッカ劇場の設立と演技に積極的に関与していました。
                   (フィンランド語の Wikipedia より)』

前置き長過ぎ? <(_ _)> 毎度の事ですが…

ところで…  ↑ の “TVドラマ「すいか」” は知らなかったのですけれど・・・
この面子で言えば「やっぱり猫が好き」を思い出してしまう自分です。( ´艸`)

で、前回の記事を読み返してみまして、ハタと気付いたことが…!? (汗) 単に?間違いですが… (大汗)
確かに、地味派手なプリントの衣装は “マリメッコ” 風だなぁ と思ったものの…?
エンディング・クレジットには “美術協力 マリメッコ” と有っても、“衣装協力” には無かったような…?
衣装協力には10社くらいが名を連ねておりまして… (;^_^A  道理で、どなたも お洒落でしたね♪ w

という枝葉のことは \(・_\)(/_・)/ こっちへおいといて と。

冒頭から、ふっくらとしたフィンランドの “かもめ” が…!
(小林聡美の声で、太った猫とか太ったものが好き というナレーションが続きます)

明るく清潔な雰囲気の… 客の来ない “かもめ食堂” では、店主のサチエが今日も丹念にグラスを磨く。
地元のおばさん三人組は、いつも大きな硝子窓越しに中の様子を見ながら言いたい放題で…!?
サチエの会釈を合図に…? バツが悪そうに去っていく。
(サチエは途中で店を閉めて、市民プールでひと泳ぎ…!)

そんなある日、胸に “ニャロメ” のTシャツの青年がコーヒーを飲みにやって来る。
日本語も流暢な彼に…!? サチエは “初のお客様特典” で? コーヒーはずっと無料! と宣言する。

彼との会話の中で “ガッチャマン” のテーマの歌詞を訊かれたサチエは…  思わず うぅ!と詰まった?

それがずっと引っ掛かっていたサチエは・・・
買い物ついでに書店に寄った時、カフェに “ムーミン” を読む日本女性を見ると思わず話し掛け!?
“ガッチャマン” の歌詞について… “勢い” で訊いてしまう!?  ( ̄ο ̄;

意外にも?ミドリさんは、ちゃんと覚えていて…!
ノートにスラスラと書き出して、サチエに渡してくれた。

「“ガッチャマン” の歌を完璧に覚えている人に悪い人はいない」と…?
サチエはミドリさんを自宅に招き、泊まってくれるよう言ってみる。

世界地図を指して当たったのがフィンランド!? と言う事だけでやって来たミドリは・・・
昼間に観光をしても、それで気が済んでしまい…?
“かもめ食堂” を手伝わせて欲しい… と、サチエに頼み込むのだった。

ある日、例の日本かぶれの青年に “ミドリお手製” のメニューを見せると、彼は大興奮!?
「トンミ・ヒルトネン」を漢字にして! と言い出すので… ミドリは「豚身昼斗念」と。( ´艸`)

サチエが、いつものように店番をしている時・・・
一人の中年男性が店にやって来て、コーヒーを注文する。
一口飲んで「うまい」と言った彼は… 「でも もっと美味しくなるんだ」と…!?

彼は厨房に入り…!? 
サチエが挽いたコーヒーを入れてから…  人差し指で触れて「コピ・ルアック」
そして「おまじないだ」と言う。

サチエに淹れたてのコーヒーをすすめてから・・・
「うまいだろ」「コーヒーは自分でいれるより 人にいれてもらった方がうまいんだ」
とサラリと言った彼は、二人分のコーヒー代を置いていく。

その後、サチエの思い付きで “シナモン・ロール” を焼いてみると・・・
例の三人組が店にやって来るようになり…! そのうちに食事の客も…!? 

そんな頃… 
ガラス越しに睨みつけるような表情の中年女性が、度々出没するようになる…!? ( ̄ο ̄;

そして、ある日には…?
同じ年恰好の日本人女性も並んで…!? 硝子窓越しに店内を凝視? しているのだった…!?

さて・・・?

“コスケンコルヴァ” という強いお酒を所望するフィンランド人女性や・・・
旅行鞄が “行方不明” という…? 日本人女性も加わって!?
かもめ食堂に集う人たちの人間模様にも、少しずつ変化が生まれていく…?

二度目の さて・・・? (;^_^A

緩すぎ…! 
と仰る方もいるだろうな? とは思うものの… 2度目でも十分楽しく観られました♪ (笑)

マルック・ペルトラの “コピ・ルアック” は何となく覚えていたものの・・・
コーヒーマシン?を抱えて、道路で “ご飯粒” をモグモグするシーンは…  えぇ? と驚きでした… w
(笑うポイントだったのかも? ポリポリ でも、影のある役柄をさりげなく演じて存在感ありましたね…)

発音がどうとか言えませぬが…? (汗) 
小林聡美はフィンランド語がすこぶる達者!? 現地にも馴染んだ風情に見えました…!? 

片桐はいり もたいまさこ に至っては、個性炸裂!? ( ´艸`) ブレない所が何よりと思いました。w

荻上直子監督作品で一つ見逃しがある事に気付きましたので…!?  近々観てみようか と。

チャプター(参考までに)
1.フィンランドのかもめ
2.サチエとミドリさん
3.マッティのコーヒー
4.シナモンロール
5.プール
6.コスケンコルヴァ
7.出てきたマサコの荷物
8.かもめ食堂、ついに満席

小林聡美(サチエ) かもめ食堂の店主
片桐はいり(ミドリ) ムーミン好き
もたいまさこ(マサコ) 両親の介護から解放され 憧れのフィンランドに来てみた旅行者
ヤルッコ・ニエミ 日本かぶれの学生
タリア・マルクス 訳ありの?ご婦人
マルック・ペルトラ(マッティ) コーヒーが美味い店の元店主

スペシャルサンクス ビー  とは? もしかして猫ちゃん?

原作 群ようこ  『かもめ食堂』(幻冬舎刊)

エンディングテーマ 井上陽水  『クレイジーラブ』

監督・脚本 荻上直子(おぎがみ・なおこ)

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