オー!( HO!) 1968 [あ行の映画]
ジョアンナ・シムカスのお導き…! ( ´艸`)
ジャンル アクション/コメディ
製作国 フランス
時間 107分
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題名が威勢いいし、「リオの男」ふうの楽天的なベルモンドを期待して観ると、
これがジョゼ・ジョヴァンニ原作の暗黒街ものだったのですね。
ギャングのボスのお抱え運転手から“ルパン+カポネ=オー”とまで呼ばれるようにまで
上りつめる一匹狼の元レーサーのタフガイを、それでもベルモンドが純に演じて、
アンリコ監督らしい青春の哀切をじんと感じさせる、ノスタルジックな作品になっていました。
栄華を極めてる頃の描写が実に雰囲気で、悲惨な末路をそこでぐっと煽るのは
この種の映画の約束ごとと分かりながら、それに浸ってしまうのです。 (allcinema より)
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冒頭は、自動車レース中の… 接触事故の模様から…!?
フランソワ・オラン(ジャン=ポール・ベルモンド)は、慌てて車内から飛び出す…!?
彼は… 崖下に転げ落ちた相手のクルマに駆け寄ろうとするも? 突然炎上!? ( ̄ο ̄;
反射的に逃げながら… 投げ出された? モルモットを拾い上げて火炎から保護する…!?
(炎上したのは、かねてからのライバル?仲間?のオカゼで… モルモットはペット?)
“あれは5年前…”
と、今はギャングのお抱え運転手に身を落とした “オラン” は述懐する。
午前9時前… 銀行の裏手にクルマを付けて…
“実行組” が現金を強奪し! 逃げ出して来るのを拾って…! 安全な場所に運ぶのが “オー!” の仕事。
アジトでは、持ち帰った札束の山をボスがチェック…!
連番になっている?ヤバいものを見つけると… 「燃やせ」と “オー!” に命ずる。
“オー!” は酒の用意や、その他諸々… 軽くアゴで使われる事に嫌気がさしていた…!?
“オラン” は、アジト(ネオン等の工場)の一部を住まいにしていたのだが・・・
そこには、数多のネクタイのコレクション(372本?)と、大小の銃のコレクションがあった…!?
(彼は人知れず… 大きな鏡の前で “早撃ち” ポーズを何パターンもキメたりする… ( ´艸`))
そんなフランソワ・オランには、ファッション・モデルの恋人が居た。
ベネディット(ジョアンナ・シムカス)は、街頭に彼女の大きなポスターが並ぶような売れっ子だった。
ある日・・・
新聞に “銀行強盗団” として顔写真がデカデカと載ったのにも拘らず…?
ボスたちは再び襲おうと…! 銀行近くで待機していたのだが・・・
そこで手違いがあり…!? (¬、¬; ボスは銃の暴発で致命傷を負ってしまう。
手下どもは、ボスを路上に放置したまま…! オランを急がせ、クルマで逃走する。
アジトに戻ったオランは・・・
“実行組” のシュワルツ兄弟に「ボスの遣り口を知っている… 代わりになれる」と “売り込む” が…?
二人の口ぶりは、彼を “運転手” とみなすばかりで! 端から相手にしていないのだった…!?
それでも、気が大きくなっているオランは、山荘?で恋人のベネディットと過ごしている時・・・
“祝 交際3ヶ月” のサプライズで…! 彼女に高価な毛皮のコートをプレゼントする。
「嬉しいけど もらえない」と言っていたベネディットは、たちまち幸せ気分にひたるのだが・・・
上気したオランは、彼女が止めるのも効かず…? 羽ばたいていた “シャクシギ” を銃で撃ち落とす…!?
(鏡の前での “キメ ポーズ” さながら…?)
そんなことが有ってから・・・
オランは “次の準備の為?” 日中に “自動車泥棒” をしでかし…!? あっさり捕まってしまう。
警察では “強盗団” の運転手役… と睨んで? “首実検” が行われたが、決め手にならず…?
オランは “現行犯” ということで…! “ラ・サンテ監獄” 送りに…。
監獄では5人部屋に入れられたが、お洒落なオランも日を追うごとにダサくなっていくのだった…!?
そんなある日・・・
不潔極まりないホームレス男(プラリン こと ロベール・ミランヴィル)が入室した事で…?
オランにも運が向いてきた…!?
オランは、汚くなることで “ホームレス男” になりすまし、見事に “45日で出所” に成功する!?
(ジャン=ポール・ベルモンドの演技過剰な姿は見ものかも…? ( ´艸`))
“あれは5年前…”
と、今はギャングのお抱え運転手に身を落とした “オラン” は述懐する。
午前9時前… 銀行の裏手にクルマを付けて…
“実行組” が現金を強奪し! 逃げ出して来るのを拾って…! 安全な場所に運ぶのが “オー!” の仕事。
アジトでは、持ち帰った札束の山をボスがチェック…!
連番になっている?ヤバいものを見つけると… 「燃やせ」と “オー!” に命ずる。
“オー!” は酒の用意や、その他諸々… 軽くアゴで使われる事に嫌気がさしていた…!?
“オラン” は、アジト(ネオン等の工場)の一部を住まいにしていたのだが・・・
そこには、数多のネクタイのコレクション(372本?)と、大小の銃のコレクションがあった…!?
(彼は人知れず… 大きな鏡の前で “早撃ち” ポーズを何パターンもキメたりする… ( ´艸`))
そんなフランソワ・オランには、ファッション・モデルの恋人が居た。
ベネディット(ジョアンナ・シムカス)は、街頭に彼女の大きなポスターが並ぶような売れっ子だった。
ある日・・・
新聞に “銀行強盗団” として顔写真がデカデカと載ったのにも拘らず…?
ボスたちは再び襲おうと…! 銀行近くで待機していたのだが・・・
そこで手違いがあり…!? (¬、¬; ボスは銃の暴発で致命傷を負ってしまう。
手下どもは、ボスを路上に放置したまま…! オランを急がせ、クルマで逃走する。
アジトに戻ったオランは・・・
“実行組” のシュワルツ兄弟に「ボスの遣り口を知っている… 代わりになれる」と “売り込む” が…?
二人の口ぶりは、彼を “運転手” とみなすばかりで! 端から相手にしていないのだった…!?
それでも、気が大きくなっているオランは、山荘?で恋人のベネディットと過ごしている時・・・
“祝 交際3ヶ月” のサプライズで…! 彼女に高価な毛皮のコートをプレゼントする。
「嬉しいけど もらえない」と言っていたベネディットは、たちまち幸せ気分にひたるのだが・・・
上気したオランは、彼女が止めるのも効かず…? 羽ばたいていた “シャクシギ” を銃で撃ち落とす…!?
(鏡の前での “キメ ポーズ” さながら…?)
そんなことが有ってから・・・
オランは “次の準備の為?” 日中に “自動車泥棒” をしでかし…!? あっさり捕まってしまう。
警察では “強盗団” の運転手役… と睨んで? “首実検” が行われたが、決め手にならず…?
オランは “現行犯” ということで…! “ラ・サンテ監獄” 送りに…。
監獄では5人部屋に入れられたが、お洒落なオランも日を追うごとにダサくなっていくのだった…!?
そんなある日・・・
不潔極まりないホームレス男(プラリン こと ロベール・ミランヴィル)が入室した事で…?
オランにも運が向いてきた…!?
オランは、汚くなることで “ホームレス男” になりすまし、見事に “45日で出所” に成功する!?
(ジャン=ポール・ベルモンドの演技過剰な姿は見ものかも…? ( ´艸`))
恋人のベネディットは、空港に迎えに来てくれた。
“空白の45日” を・・・
オランは彼女に「(カーレーサーとして)パナマ遠征」という態で誤魔化すのだが・・・
彼女は、すべて承知の上だった…!?
(彼女が示した新聞の一面には “アルセーヌ・ルパン+アル・カポネ=フランソワ・オラン” と!)
5年前の出来事を “言い訳” に使った事で彼女は怒り心頭…!?
「ペテン師ね… もう愛してない」と言い… オランを放り出して! 走り去る。
オランは、以前の仕事仲間に “身分証” の偽造を頼みに行くのだが・・・
そこでついでに? シュワルツ兄弟に「アジトはバレてない」と伝えてくれるよう… 言い添える。
その後、販売中の新聞を山ほど抱えてアジトに戻ったオランは・・・
お気に入りの音楽を聴きながら… 一つ一つの “見出し” を切り抜いて、壁と言う壁に張り出す!?
“今世紀最高の華麗なる脱獄” “オランが黒幕” “国民の敵 ナンバー1” “鋼の心”
“元カーレーサー” “新時代のギャング ホームレスになりすます”
“彼らは再び犯罪に走ると思われる”
“オランはレースでライバルを殺した” “すでに鋼の心を持っていたのだ”
“警察が全力で捜査中だが… はたして次の犠牲者は? (ガブリエル・ブリアン)”
オランは、この署名記事の主ブリアンのアパルトマンを探し出して、彼を尾行し始める。
河原の人だかりの中心には、例のホームレス男が居た!?
本物の “ロベール・ミランヴィル” は、楽し気に語りながら “小金集め” をしているのだった。(´0`)
ある日、オランは・・・
ランチタイムで混雑している店で、新聞記者のブリアンが警察関係者と接触しているのを目撃する。
さて・・・?
オランは、この新聞記者を見込んだのか…? 何もかも承知の上で…!?
彼の前に姿を現し… “5年前の事故についての出鱈目な記事を改めろ” と、意思表示を…!?
そして、まずはカーレーサーの気分を味わってみろ と? 二人でレーシング場に赴いて・・・
金の力を使って、レーシングカーに同乗させることに…!
その “スピード感” だけでなく、オランの憎めない気性も手伝ってか…?
ブリアンは彼の言い分にも耳を傾けるようになり…!?
事故死したオカゼとのツーショット写真があるかどうか? 確かめたりするのだった。
二度目の さて・・・?
新聞記者との心の交流で、真面な所も見せるオランでしたが…?
シュワルツ兄弟と組めなくても、自力でやってみせる! と?
町で拾ったチンピラ風情の若者たちを引き連れての “一仕事” で、小金を稼いだり致します…!? (爆)
その内に…? アジトへ戻ったシュワルツ兄弟との抗争から・・・
悲劇のどん底へと転がり落ちて行く… オランでした。(詳細は省きとぅございまする… 心情的に?)
“盗みはすれども非道はせず” が信条だったはずのオラン… と今更 言っても詮無い事ですが。(¬、¬;
捜査官のポール警視が、新聞記者のブリアン(ポール・クローシェ)を呼んで探りを入れた時に・・・
捜査官のポール警視が、新聞記者のブリアン(ポール・クローシェ)を呼んで探りを入れた時に・・・
「あれは言ってみれば “悪ガキ” ですよ」と答えるシーンがありましたが、言い得て妙…!? (微笑)
ポール・クローシェは、「若草の萌えるころ(1968)」でも、良い役? 儲け役と記憶しています…?w
とりわけジャン=ポール・ベルモンドのファン というワケではないのですが・・・
これはユニークで、面白くて、見応えもあり、印象に残る一作となりました。
それにしても・・・
未だに彼の代表作に辿り着きませんね… 自分… ポリポリ。
魅力的な共演者のお導きで、今後もドシドシ拝見…! と行きたい所ですけれどもっ
やはり何かとハードルが高かったり…? (汗) 考えすぎかもしれませぬが…。( ´艸`)
ジャン=ポール・ベルモンド(フランソワ・オラン) カーレーサー → ギャングのお抱え運転手
ポール・クローシェは、「若草の萌えるころ(1968)」でも、良い役? 儲け役と記憶しています…?w
とりわけジャン=ポール・ベルモンドのファン というワケではないのですが・・・
これはユニークで、面白くて、見応えもあり、印象に残る一作となりました。
それにしても・・・
未だに彼の代表作に辿り着きませんね… 自分… ポリポリ。
魅力的な共演者のお導きで、今後もドシドシ拝見…! と行きたい所ですけれどもっ
やはり何かとハードルが高かったり…? (汗) 考えすぎかもしれませぬが…。( ´艸`)
ジャン=ポール・ベルモンド(フランソワ・オラン) カーレーサー → ギャングのお抱え運転手
ジョアンナ・シムカス(ベネディット) 売れっ子モデル
ポール・クローシェ(ガブリエル・ブリアン) 新聞記者
シドニー・チャップリン(フランソワ・キャンター) ギャングのボス
トニー・タフィン(年かさのシュワルツ) ギャング
ステファン・フェイ(若いシュワルツ) ギャング
ステファン・フェイ(若いシュワルツ) ギャング
アラン・モテ(ポール警視) 捜査官
レイモン・ビュシェール(ロベール) 老いたギャング仲間 偽造パスポート造りの名人?
アンドレ・ウェーバー(ラ・プラリネ → プラリン) 本名はロベール・ミランヴィル ホームレス男
アラン・ドロン 空港でベネディットのクルマに轢かれそうになる男
アンドレ・ウェーバー(ラ・プラリネ → プラリン) 本名はロベール・ミランヴィル ホームレス男
アラン・ドロン 空港でベネディットのクルマに轢かれそうになる男
原作 ジョゼ・ジョヴァンニ
脚本 ピエール・ペルグリ
リュシエンヌ・アモン
音楽 フランソワ・ド・ルーベ
音楽 フランソワ・ド・ルーベ
監督 ロベール・アンリコ
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