雨にぬれた舗道 (THAT COLD DAY IN THE PARK) 1969 [あ行の映画]
ロバート・アルトマン監督 久々…! ( ´艸`)
ある寒い日、公園で--
小雨にふるえながらめぐり逢ったふたりに激しい愛の音が流れる……
小雨にふるえながらめぐり逢ったふたりに激しい愛の音が流れる……
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
時間 107分
初公開日 1970/02/28
映倫 PG12
アメリカ映画界 最高のアウトロー監督 ロバート・アルトマン
アメリカ映画界 最高のアウトロー監督 ロバート・アルトマン
女性とパーソナリティ障害の関係を探求した スリラー/ホラー/幻想映画 的三部作
「雨に濡れた舗道(1969)」「イメージズ (1972)」「三人の女(1977)」の第一弾…?
と言っても、劇場鑑賞は2023年の事でした… (^_^ゝ 記事 寝かせ過ぎ…?(苦笑)
That Cold Day in the Park → 公園でのあの寒い日 (PC翻訳)
と言っても、劇場鑑賞は2023年の事でした… (^_^ゝ 記事 寝かせ過ぎ…?(苦笑)
That Cold Day in the Park → 公園でのあの寒い日 (PC翻訳)
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アメリカ映画界の巨匠ロバート・アルトマンが
キャリア初期に手がけた「女性映画3部作」の第1作で、
元ハリウッド子役の作家リチャード・マイルズの長編小説を原作に、
孤独なブルジョア女性と見知らぬ青年の奇妙な関係を描いたスリラー。
キャリア初期に手がけた「女性映画3部作」の第1作で、
元ハリウッド子役の作家リチャード・マイルズの長編小説を原作に、
孤独なブルジョア女性と見知らぬ青年の奇妙な関係を描いたスリラー。
ある雨の日。30代の裕福な独身女性フランセスは、
自宅の近くにある公園のベンチでずぶ濡れになっている青年を見つける。
フランセスはその青年を自宅に連れ帰り、風呂に入れて食事を与えるが、
青年は何もしゃべらない。フランセスが青年を誘惑しても、彼は応じようとせず……。
(映画.com より)
-----------------------------------------------------------------------------------------------自宅の近くにある公園のベンチでずぶ濡れになっている青年を見つける。
フランセスはその青年を自宅に連れ帰り、風呂に入れて食事を与えるが、
青年は何もしゃべらない。フランセスが青年を誘惑しても、彼は応じようとせず……。
(映画.com より)
私的 “お初” は…? ロバート・アルトマン監督ご自身のドキュメンタリー作品でした。
「ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男(2014)」
そこでハマった私は、しばらくアルトマン作品に熱中して何作か観ているのですけれども・・・
初期の頃のは知らなかったので、“企画もの” に飛びついて…! 2作品鑑賞! となりました。
(「三人の女(1977)」は既に観てました… ( ´艸`) 女優目当てで…!)
主演のサンディ・デニスは…
どちらかと言うと? あまりそそられないタイプの女優さん… なのですが? (^_^ゝ
上品で可愛い系の彼女は、初心なお嬢さまがそのまま大人になった… という風情で牽引し…!?
衝撃のラストを鮮やかにキメました。(思えば… 哀れと言うのか?空恐ろしい と言うのか…!? (爆))
冒頭は… バンクーバーの とある公園を歩く美形の女性(30代?)・・・
両親亡き後、公園に隣接する瀟洒な?アパートで独り暮らしをするフランセス(サンディ・デニス)…
(家政婦など使用人の出入りはある…)
その日は、自宅に友人たちを招いて食事会をするのだが・・・ (皆?彼女よりだいぶ年上…!? (爆))
心が浮き立つような話題など 出るはずもなく…? 慣習的な “社交” の一つをこなしている顔つき…?
そんなフランセスが窓外に目を遣ると、雨の降り出した公園のベンチに座り続ける青年の姿が…!?
食事会を早めに切り上げ… ご友人たちにお帰り願った後…
フランセスは その青年に声掛けし…!? 家の中に招き入れる…。
さて・・・?
青年と言うのか? 少年と言うのか?
19歳の “ザ・ボーイ(マイケル・バーンズ) ” は一言も口を利かず…!? 反応もせず…?
さりとて “理解” してないわけでもなさそうな風情で…?(爆)
19歳の “ザ・ボーイ(マイケル・バーンズ) ” は一言も口を利かず…!? 反応もせず…?
さりとて “理解” してないわけでもなさそうな風情で…?(爆)
彼は、勧められるままに、お風呂に入り、フランセスが用意した食事を食べ・・・
おまけにレコードを掛けると楽しげに?踊ったりも…!? (爆)
フランセスは、その夜… 彼にベッドを与え、ドアに鍵を掛けた…!?
翌朝、フランセスは彼の為に朝食を作り… 彼に新たな服を調達しようと外出する。
その夜も、ボーイの部屋に鍵を掛けるフランセス…!
ところが、ボーイは密かに窓から抜け出した…!? ( ̄ο ̄;
器用に?非常階段を使って下に降りたボーイは、その足で帰宅する…!?
大家族らしい様子が伝わってくるが・・・
実家で、ひと段落したボーイは… 家族から言付けられたものを持って…!
姉が暮らす “ハウスボートHouseboat” を訪ねることに…。
姉のニーナ(スザンヌ・ベントン)は、恋人のニック(ジョン・ガーフィールド・Jr)と同棲中だった。
そこでのボーイは、普通に?いつも通りの口調で姉たちに “体験した事” を話してみるのだが・・・
存外?二人は興味深そうに聞いていた…。
(ニーナは “(弟は)昔から聴覚障害者のふりをすることがあった…” 等とニックに伝えたり…?(爆))
翌日ボーイは… ニーナが焼いた大麻入りの?クッキーを持参して… フランセスの家に戻るのだが…!
偶然、通いのメイドと鉢合わせしたりする…。
逃げられたと思ったボーイが戻った事で、フランセスは上気し…!? 早々とメイドを帰らせる…。
その後の二人は、ワインを開けたりして・・・
二度目の さて・・・? ( ´艸`)
二人の距離は好い感じに?縮まっていくように思われましたが、ボーイはふいに消えてしまう…?
そして また戻る…! (¬、¬; フランセスは少年に翻弄され… 不安感をつのらせていく!?
・・・というようなことが淡々と? さりげなく描かれて参ります。
時には、フランセスの外出中に… ニーナが窓から入り込み、好き勝手に振る舞う… とか?(爆)
一方では、フランセスが産婦人科に行き! 避妊具を装着してもらうとか…!? (¬、¬;
更に… 彼女に言い寄る男性の存在もありました。 (フランセスは歯牙にもかけませぬ…?w)
等々 なかなか刺激的な出来事も描きつつ、フランセスの日常が詳らかになって参りますが・・・
やがて、ある決定的な出来事が起こり…!?(¬、¬;
(詳細を書けないのが残念に思う程の?衝撃シーンかも… (汗) では、伏字でチラッと…?w)
→ 好きにしていいのよ… と言いながらボーイに添い寝をしている… と思い込んでいたら…?
なんと、その正体は人形たちだった!? ( ̄ο ̄; フランセスの凄まじい悲鳴が響く…! ← 以上
その後、フランセスは “パーソナリティ障害” による特異な行動が見られるようになります…?(爆)
思い込みが激しい… どころの話じゃない…! というのがミソですかね? (常軌を逸している…?)
ともかく、行くところまで行っちゃったフランセス・・・(爆)
ラスト・・・ ボーイの流す涙は “恐怖” か “絶望” か?
いやはや、何とも凄いものを見てしまったものだ… と戸惑いを禁じ得ない自分でした。(汗)
(盆暗チャン的には… この淑女に一体何が起こったのか? ?(・_・?) ハテ?状態で… 一寸シラケました… )
サンディ・デニス(フランセス・オースティン)
マイケル・バーンズ(ザ・ボーイ 英字のWikipedia の表記)
スザンヌ・ベントン(ニーナ) ボーイの姉
ジョン・ガーフィールド・Jr(ニック) ニーナの恋人
ルアナ・アンダース(シルビア) 娼婦
エドワード・グリーンハルグ(チャールズ・スティーブンソン博士) フランセスに言い寄る…?
原作 リチャード・マイルズ 『That Cold Day in the Park』
脚本 ギリアン・フリーマン
監督 ロバート・アルトマン
原作 リチャード・マイルズ 『That Cold Day in the Park』
脚本 ギリアン・フリーマン
監督 ロバート・アルトマン
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