ロバート・アルトマンのイメージズ (IMAGES) 1972 [あ行の映画]
懐かしの? スザンナ・ヨーク ( ´艸`)
ジャンル ドラマ
製作国 アイルランド
時間 101分
劇場未公開
アメリカ映画界 最高のアウトロー監督 ロバート・アルトマン
アメリカ映画界 最高のアウトロー監督 ロバート・アルトマン
女性とパーソナリティ障害の関係を探求した スリラー/ホラー/幻想映画 的三部作
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主演のスザンナ・ヨークの原作『ユニコーンを探して』を下敷きに、
アルトマンが幻覚症状に悩まされる人妻の姿を描いた作品。
夫が浮気しているという謎の電話を受けた人妻のキャスリンは、
そのときから自分の昔の恋人の幻覚を見始める。
心配した夫と二人で田舎へ静養にいくが、そこでも幻覚症状は治まらず、
昔の恋人や、自分の子ども時代にそっくりな少女の幻覚を見てしまう……。
後のアルトマン作「三人の女」にも共通する精神分裂症的女性の物語で、
ズームレンズを多用して複雑な女性心理を繊細に描写している。
S・ヨークは、この演技でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞。
V・ジグモンドの陰影深い映像、
神経を逆なでするツトム・ヤマシタの打楽器による東洋的な音響効果、
J・ウィリアムズの落ち着いたピアノ楽曲も印象に残る。 (allcinema より)
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お名前に記憶が…! というスザンナ・ヨークでしたが… 作家さんでもあったのですね。
本作の原作者! そして主演女優…! しかも “カンヌ映画祭主演女優賞” とは素晴らしいです♪
ところで、私めは…
某俳句の先生 仰るところの “虚実の皮膜を行く” と言う言葉が大好きなのですが・・・
それの元ネタ? は “近松門左衛門の芸術論「虚実皮膜論」” らしい… たぶん?(汗)
“芸術は事実と虚構の微妙な境界に成り立つ”
本作から受ける感じは、正に微妙な所を行く危うい様な趣… その “強烈版” かな? と。w
摩訶不思議な趣 + 壮大なスケールのロケーション + 音楽(効果音?) の見事な融合…!
もぉ~ 終始 釘付け状態でした! その得も言われぬ不気味さも含めて…?( ´艸`)
ということで、相変わらずワケわからんなりに…!? (^_^ゝ 凄いものを堪能した自分ですが・・・
魅力的 且つ貴重な “不思議映画” をスクリーンで観る事が出来… 嬉しい限り!
とは言え? この “不思議さ” も? 盆暗チャンにとっては手強いものでした…!? (汗)
原題の “IMAGES” そのままに…? 多種多様な “イメージ” 攻撃にさらされ…!?
ラストまで化かされました…?(^_^ゝ そんな奴は私だけかな…?
(キャストの名を見て頂くと良く分かるように? 意図的なものを強く感じてしまいます!(苦笑))
“イメージ” とは、主人公キャスリン(スザンナ・ヨーク)の記憶や妄想…!?
キャスリンは児童文学作家… 冒頭は彼女自身が『一角獣を探して』を呟くように朗読…?
夜… ロンドンの自宅にて、一人で過ごすキャスリン…
そこに不穏な内容の?電話が掛かり続け…!? (夫が浮気中だの何だの…?)
何度も “中断” を余儀なくされた挙句に、不快な話を聞かされた彼女はイラつく…!?
夫のヒューが帰宅した時、キャスリンは臥せっており… 家中の受話器が外してあった…!?
ヒューが心配して声掛けしてみるも? キャスリンは別人を見た様な驚き様で!? ( ̄ο ̄; 混乱…!
夫のヒューは、キャスリンの静養を兼ねて? アイルランドの小別荘へ行く事に…。
道すがら、山の上にクルマを停めて… 湖畔の小別荘を見下ろしてみるキャスリン・・・
(夫は早くも獲物を見つけ…!? 猟銃を持って別行動を…)
すると… キャスリンのクルマが小別荘に着き…!? 中からキャスリンが降りるのが見えた!? ( ̄ο ̄;
(次には? 小別荘に着いたキャスリンが、ふと山を仰ぎ見ると? 山の頂には人影が…!? )
小別荘では、(出版する?) 本の為の写真撮影を行ったりして過ごすキャスリンだったが・・・
頻繁に? 幻聴や幻覚に襲われるようになる…!? (¬、¬;
さて・・・?
死んだはずの恋人が出て来たり・・・
まぁ幻覚なので “何でもあり” な感じなのですが…!? (汗)
キャスリンは突然現れて勝手な振る舞いをする “幻覚” たちを笑いながら? 殺していく…!? (爆)
(所謂 “ドッペルゲンガー” も… (爆))
そして時には少女時代の自分に会ってみたり…??
(幻覚なのか実在の人物なのか判然としない… と言う所がマジで悩ましい… orz)
紆余曲折がありまして…!( ´艸`)
ラストは…
帰宅してシャワーを浴びたキャスリンは、“(着衣の)自分” を見て “会話” するのですが・・・
“そんなはずはない!” ( ̄ο ̄;
ネタばれは伏字で…!
↓
彼女がクルマで追い詰めて、崖から落した人物は “キャスリン” ではなく! 夫のヒューだった…!?
↑ ネタバレ終わり
これも見る人を選ぶ映画でしょうか?
監督の自信を余所に不評だった… らしいですが? 分る気も…!? (苦笑)
原作 スザンナ・ヨーク 『一角獣を探して』
監督・脚本 ロバート・アルトマン
彼女がクルマで追い詰めて、崖から落した人物は “キャスリン” ではなく! 夫のヒューだった…!?
↑ ネタバレ終わり
これも見る人を選ぶ映画でしょうか?
監督の自信を余所に不評だった… らしいですが? 分る気も…!? (苦笑)
スザンナ・ヨーク(キャスリン) 児童文学作家
ルネ・オーベルジョノワ(ヒュー) 射撃好きなキャスリンの夫
マルセル・ボズフィ(ルネ) キャスリンの昔の恋人? 既に死んでいるはず…?
ヒュー・ミリアス(マルセル) ヒューの友人 キャスリンに気がある?
キャスリン・ハリソン(スザンナ) マルセルの娘 子供時代のキャスリンか…?
キャスリン・ハリソン(スザンナ) マルセルの娘 子供時代のキャスリンか…?
原作 スザンナ・ヨーク 『一角獣を探して』
監督・脚本 ロバート・アルトマン
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