ヴァンパイア 吸血鬼 ( VAMPYR/ THE STRANGE ADVENTURE OF DAVID GRAY) 1932 [あ行の映画]
お初! カール・テオドア・ドライヤー監督… ( ´艸`)
ジャンル ホラー/アート
製作国 ドイツ/フランス
時間 82分
---------------------------------------------------------------------------------------------
ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォーら多くの巨匠に影響を与えた
デンマークの映画作家カール・テオドア・ドライヤーが名作サイレント映画「裁かるゝジャンヌ」に
続いて手がけた作品で、彼にとって初のサウンド映画となった吸血鬼ホラー。
アイルランドのゴシック作家シェリダン・ル・ファヌーの小説を基に、
吸血鬼の棲家に足を踏み入れた青年の恐怖を描く。
悪魔や吸血鬼の研究に没頭する青年アラン・グレイ。
パリ郊外の村を訪れた彼は、奇妙な老人に託された小包に導かれて古城にたどり着き、
そこで老人が殺されるのを目撃する。
削ぎ落とされたセリフと数々の撮影トリック、緻密に重ねられた音響により、
緊張感たっぷりに描き出す。
「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」 (映画.com より)
デンマークの映画作家カール・テオドア・ドライヤーが名作サイレント映画「裁かるゝジャンヌ」に
続いて手がけた作品で、彼にとって初のサウンド映画となった吸血鬼ホラー。
アイルランドのゴシック作家シェリダン・ル・ファヌーの小説を基に、
吸血鬼の棲家に足を踏み入れた青年の恐怖を描く。
悪魔や吸血鬼の研究に没頭する青年アラン・グレイ。
パリ郊外の村を訪れた彼は、奇妙な老人に託された小包に導かれて古城にたどり着き、
そこで老人が殺されるのを目撃する。
削ぎ落とされたセリフと数々の撮影トリック、緻密に重ねられた音響により、
緊張感たっぷりに描き出す。
「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」 (映画.com より)
---------------------------------------------------------------------------------------------
ミニシアターで “カール・テオドア・ドライヤー特集” がありまして、何か一つ…?
と思いながら、またしても? 見逃してしまいました… orz (だいぶ前の事ですけれど… w)
識者さま方があまりに持ち上げるので? 観られるものがあれば見ましょ♪ と本作を借りてみました。
う~むむむ レストア版なら良かったのになぁ と激しく後悔… orz 画面古すぎでした…!?
淀川長治先生の解説? も、なんだかなぁ(´0`) と言う感じで、役立った気がしないし・・・(爆)
・・・と、不満たらたらでしたが、訳の分からなさに?かえって惹かれたりして…!? (ウ^_^ソ)
まぁ カール・テオドア・ドライヤー監督自体が初体験なので・・・
どう評価したら良いのか…? ?(・_・?) ハテ?状態なのですけれども…?
究極の “不思議映画” だったことは間違いございませぬ…。(こればっかり!)
英字の Wikipedia にもありましたが、本作は監督初の “サウンド映画” なのだそう…!
“無音” が続いたり、はたまた不気味な音楽や、クラシカルな優しい音楽が付いたり… と効果 “絶大” w
そして更に…?
“色あせたソフトフォーカスの写真技術を選び” とあるので、“古さ” ばかりじゃなかった…!? (爆)
(雰囲気は盛り上がるのでしょうが? 見難かった事は否めませぬ… (汗))
ドイツでの公開当時の評価は低かったものの、再編集して仏国で公開すると賛否両論?意見が拮抗…!?
時が経ち… 現代の批評家からは “方向感覚を失わせる視覚効果と雰囲気を賞賛” とありました。
盆暗チャン的にも、ハッとさせられるシーン等 多々ありました。
時には斬新さを感じ… はたまた軽い衝撃を受けたりも? なので一見の価値アリと言う事で…!(汗)
冒頭は、黒地に白の文字列・・・
「これはアラン・グレイという男の奇妙な体験の物語である
彼は邪悪なものについて研究するうち 現実と非現実の区別がつかなくなっていった
目的の無い旅をしていたアランは ある日の午後クルタンピエールという村で
村の近くにある ひなびた宿屋にたどり着いた」
ホテルのベッドに横になるアラン・グレイ・・・
「その夜は人々の声や表情が何か異様な雰囲気だった
闇が支配しているような 言いようのない恐怖を感じて アランはなかなか寝付けずにいた」
そこへ、鍵のかかっている部屋なのに…! ノブを回して入って来たガウン姿の老人・・・
「あの子を死なせてはならん」と言ってから…? テーブルに小包を取り出してメモ書きを…!?
“私の死後に開けること” と記すと、老人は出て行ってしまう。
翌日アランは、その包みを持って外出する…。
様々な場所で奇妙なものを見聞きしたりしながら…!?
“影” に誘われるように…?? とある館に辿り着く。
窓硝子を透かして中を覗き込むアラン・・・
すると…? 鋭い銃声と共に…! 先の老人が撃たれる “シルエット” を見てしまう!? ( ̄ο ̄;
慌てたアランが中に入ろうとしていると、灯りを持った老執事が出て来て… 二人して駆け付ける事に!
はたして… 館の主は瀕死の状態で倒れてをり・・・
やがて娘や使用人たちが見守る中… 老人は事切れた。
(或る者は警察へ知らせに走る…)
アランは、館の居間で燭台を引き寄せ… 小包を開いてみる。
それは1冊の本だった…『吸血鬼の歴史 ポール・ボナール著』
アランは興味深く読み始める。
さて・・・?
老人には二人の娘がおりまして・・・
長女レオーヌは体調を崩して? ベッドに臥せっています。(首に小さな傷痕…)
看護係のシスターが付きっ切りでお世話をしていると、夜になってから医者が助手とやって来る…。
(妹のジゼルは… 「先生はいつも夜に来るわね」と…)
医者は「血液が必要だ」と言って、アランから血液採取!? (¬、¬;
その後も…? 摩訶不思議なエピソードが展開して参りますが・・・ (汗)
盆暗チャン的には… 初見では いったい誰が “奴” なの? ?(・_・?) ハテ? という状態でした。(爆)
次には、より注意深く観るようになりまして? おおよそはこうだな! と掴めた気がしたのですが…。w
“吸血鬼” に関しては、例の本からの引用文が映し出され、とても分かり易い構成となっていました。
ネタバレになってしまいますが…?(^_^ゝ
館の老執事も、偶然 例の本を目にします!
老執事にとっては… “奴” の “取扱説明書” 的なものになり…!? w
彼は、その通りに事を運んで!? 見事にやり遂げる…! (アランも少し手助けを致しますが… w)
“奴” の “しもべたち” もそれぞれ違うシチュエーションで滅びていくわけですけれども・・・
私的には…? 医者の最期は・・・
う~むむ (¬、¬; 何とも言えない感じが致しましたが…? と言うかピンと来ない感じ? (爆)
いずれに致しましても、この映画は “想像力” なくしては楽しめない作品だな と。( ´艸`)
ネタバレをもう少し… ここからは伏字で!
有名なシーンらしいのですが・・・ ↓
主人公のアラン・グレイが、闇の医者に血液採取されて…! 血の気が失せていた時に…!?
フラフラしながら幽体離脱!? ( ̄ο ̄;
その間のアラン・グレイは、何故か棺に入れられ!? 教会に向け運ばれる…?
棺に設置されたガラス窓から… ギョロ目を見開いて上空の景色を眺めている? アラン・グレイ…
(私が最近観た映画に似た様な仰角ショット? “空や樹木が過ぎ去る” のがあり、元ネタはこれか?と…)
あと一つ・・・
吸血鬼にやられたらしい?お屋敷の娘(姉のレオーヌ)が「血が欲しい」と言い、弱っていたのに…?
何故か? 密かに屋敷を抜け出し、またしても “奴” にやられてしまう!? ( ̄ο ̄;
皆で探してやっとの事で連れ戻し…! ベッドに寝かせる… わけですが・・・
心配した妹のジゼルが寄り添おうとすると…?
レオーヌは、異様な表情で辺りを “ねめつける” !? というシーン…
↑ のチラシを見て頂くと、その怖さの一端を感じて頂けるかと…?(汗) 私はまじで怖かった… orz
↑ 伏字ここまで
識者は、カール・テオドア・ドライヤーの全作品をお勧めしていましたが…?
果たして… 今後 私めに観る機会が訪れることはあるのでせふか? ポリポリ
ジュリアン・ウェスト(アラン・グレイ) 旅の青年
ミニシアターで “カール・テオドア・ドライヤー特集” がありまして、何か一つ…?
と思いながら、またしても? 見逃してしまいました… orz (だいぶ前の事ですけれど… w)
識者さま方があまりに持ち上げるので? 観られるものがあれば見ましょ♪ と本作を借りてみました。
う~むむむ レストア版なら良かったのになぁ と激しく後悔… orz 画面古すぎでした…!?
淀川長治先生の解説? も、なんだかなぁ(´0`) と言う感じで、役立った気がしないし・・・(爆)
・・・と、不満たらたらでしたが、訳の分からなさに?かえって惹かれたりして…!? (ウ^_^ソ)
まぁ カール・テオドア・ドライヤー監督自体が初体験なので・・・
どう評価したら良いのか…? ?(・_・?) ハテ?状態なのですけれども…?
究極の “不思議映画” だったことは間違いございませぬ…。(こればっかり!)
英字の Wikipedia にもありましたが、本作は監督初の “サウンド映画” なのだそう…!
“無音” が続いたり、はたまた不気味な音楽や、クラシカルな優しい音楽が付いたり… と効果 “絶大” w
そして更に…?
“色あせたソフトフォーカスの写真技術を選び” とあるので、“古さ” ばかりじゃなかった…!? (爆)
(雰囲気は盛り上がるのでしょうが? 見難かった事は否めませぬ… (汗))
ドイツでの公開当時の評価は低かったものの、再編集して仏国で公開すると賛否両論?意見が拮抗…!?
時が経ち… 現代の批評家からは “方向感覚を失わせる視覚効果と雰囲気を賞賛” とありました。
盆暗チャン的にも、ハッとさせられるシーン等 多々ありました。
時には斬新さを感じ… はたまた軽い衝撃を受けたりも? なので一見の価値アリと言う事で…!(汗)
冒頭は、黒地に白の文字列・・・
「これはアラン・グレイという男の奇妙な体験の物語である
彼は邪悪なものについて研究するうち 現実と非現実の区別がつかなくなっていった
目的の無い旅をしていたアランは ある日の午後クルタンピエールという村で
村の近くにある ひなびた宿屋にたどり着いた」
ホテルのベッドに横になるアラン・グレイ・・・
「その夜は人々の声や表情が何か異様な雰囲気だった
闇が支配しているような 言いようのない恐怖を感じて アランはなかなか寝付けずにいた」
そこへ、鍵のかかっている部屋なのに…! ノブを回して入って来たガウン姿の老人・・・
「あの子を死なせてはならん」と言ってから…? テーブルに小包を取り出してメモ書きを…!?
“私の死後に開けること” と記すと、老人は出て行ってしまう。
翌日アランは、その包みを持って外出する…。
様々な場所で奇妙なものを見聞きしたりしながら…!?
“影” に誘われるように…?? とある館に辿り着く。
窓硝子を透かして中を覗き込むアラン・・・
すると…? 鋭い銃声と共に…! 先の老人が撃たれる “シルエット” を見てしまう!? ( ̄ο ̄;
慌てたアランが中に入ろうとしていると、灯りを持った老執事が出て来て… 二人して駆け付ける事に!
はたして… 館の主は瀕死の状態で倒れてをり・・・
やがて娘や使用人たちが見守る中… 老人は事切れた。
(或る者は警察へ知らせに走る…)
アランは、館の居間で燭台を引き寄せ… 小包を開いてみる。
それは1冊の本だった…『吸血鬼の歴史 ポール・ボナール著』
アランは興味深く読み始める。
さて・・・?
老人には二人の娘がおりまして・・・
長女レオーヌは体調を崩して? ベッドに臥せっています。(首に小さな傷痕…)
看護係のシスターが付きっ切りでお世話をしていると、夜になってから医者が助手とやって来る…。
(妹のジゼルは… 「先生はいつも夜に来るわね」と…)
医者は「血液が必要だ」と言って、アランから血液採取!? (¬、¬;
その後も…? 摩訶不思議なエピソードが展開して参りますが・・・ (汗)
盆暗チャン的には… 初見では いったい誰が “奴” なの? ?(・_・?) ハテ? という状態でした。(爆)
次には、より注意深く観るようになりまして? おおよそはこうだな! と掴めた気がしたのですが…。w
“吸血鬼” に関しては、例の本からの引用文が映し出され、とても分かり易い構成となっていました。
ネタバレになってしまいますが…?(^_^ゝ
館の老執事も、偶然 例の本を目にします!
老執事にとっては… “奴” の “取扱説明書” 的なものになり…!? w
彼は、その通りに事を運んで!? 見事にやり遂げる…! (アランも少し手助けを致しますが… w)
“奴” の “しもべたち” もそれぞれ違うシチュエーションで滅びていくわけですけれども・・・
私的には…? 医者の最期は・・・
う~むむ (¬、¬; 何とも言えない感じが致しましたが…? と言うかピンと来ない感じ? (爆)
いずれに致しましても、この映画は “想像力” なくしては楽しめない作品だな と。( ´艸`)
ネタバレをもう少し… ここからは伏字で!
有名なシーンらしいのですが・・・ ↓
主人公のアラン・グレイが、闇の医者に血液採取されて…! 血の気が失せていた時に…!?
フラフラしながら幽体離脱!? ( ̄ο ̄;
その間のアラン・グレイは、何故か棺に入れられ!? 教会に向け運ばれる…?
棺に設置されたガラス窓から… ギョロ目を見開いて上空の景色を眺めている? アラン・グレイ…
(私が最近観た映画に似た様な仰角ショット? “空や樹木が過ぎ去る” のがあり、元ネタはこれか?と…)
あと一つ・・・
吸血鬼にやられたらしい?お屋敷の娘(姉のレオーヌ)が「血が欲しい」と言い、弱っていたのに…?
何故か? 密かに屋敷を抜け出し、またしても “奴” にやられてしまう!? ( ̄ο ̄;
皆で探してやっとの事で連れ戻し…! ベッドに寝かせる… わけですが・・・
心配した妹のジゼルが寄り添おうとすると…?
レオーヌは、異様な表情で辺りを “ねめつける” !? というシーン…
↑ のチラシを見て頂くと、その怖さの一端を感じて頂けるかと…?(汗) 私はまじで怖かった… orz
↑ 伏字ここまで
識者は、カール・テオドア・ドライヤーの全作品をお勧めしていましたが…?
果たして… 今後 私めに観る機会が訪れることはあるのでせふか? ポリポリ
ジュリアン・ウェスト(アラン・グレイ) 旅の青年
モーリス・シュッツ(マイナー?の領主) レオーヌ、ジゼルの父
レナ・マンデル(ジゼル) 妹
シビル・シュミッツ(レオーヌ) 姉
ヘンリエッタ・ジェラルド(マルグリート・ショパン “マルゲルタ”) 吸血鬼 老婆
アルバート・ブラス 邸宅の老執事 館の主がアラン・グレイに託した “本” を読む
ジェーン・モーラ 看護師
原作 ジョゼフ・シェルダン・レ・ファニュ(Joseph Sheridan LeFanu)
脚本 クリステン・ジュル
監督・脚本・製作 カール・テオドア・ドライヤー(Carl Theodor Dreyer)
アルバート・ブラス 邸宅の老執事 館の主がアラン・グレイに託した “本” を読む
ジェーン・モーラ 看護師
原作 ジョゼフ・シェルダン・レ・ファニュ(Joseph Sheridan LeFanu)
脚本 クリステン・ジュル
監督・脚本・製作 カール・テオドア・ドライヤー(Carl Theodor Dreyer)
2024-10-24 00:00
nice!(22)
コメント(0)
コメント 0