箱男( THE BOX MAN) 2024 [は行の映画]
安部公房 原作ですと… ( ´艸`)
それは、人間が望む最終形態
ジャンル ドラマ/サスペンス/文芸
製作国 日本
時間 120分
映倫 PG12
----------------------------------------------------------------------------------------------
「狂い咲きサンダーロード」「パンク侍、斬られて候」の石井岳龍監督が、
生誕100年を迎えた安部公房の同名小説を映画化した不条理文芸ドラマ。
頭から段ボールをかぶり、完全な匿名性を手にして世界を一方的に覗き見る“箱男”の謎の生態と、
そんな箱男に魅せられ、本物の箱男を目指す主人公が、本物を巡ってニセモノたちと繰り広げる
奇想天外な攻防の行方を描く。
主演は永瀬正敏、共演に浅野忠信、白本彩奈、佐藤浩市。 (allcinema より)
----------------------------------------------------------------------------------------------
“安部公房” はトライした事はあっても、ちゃんと最後まで読めたのか?記憶に無いのですが…(汗)
この難解と言われる『箱男』は当然未読でございます。キッパリ。
(Wikipedia でチラ見程度…? 小難しいのは苦手です!w)
でも、映画は興味津々で拝見しました。
内容を理解できたのかどうか、怪しいものですが? (^_^ゝ
何だか刺激的で! 不思議と面白くて… 戸惑いつつも? 観てしまった… というわけです。w
ところで、本作は、色々と曰く因縁のある作品のようなので…!?
苦しい時の神頼み… (爆) 本家本元から一部を引用させて頂こうと思います。
official website INTRODUCTION から一部 転載…!
「安部公房本人から直接映画化を託されたのは、(中略)石井岳龍(当時:石井聰亙)だった。
そしてついに1997年に製作が正式に決定、スタッフ・キャストが撮影地のドイツ・ハンブルクに
渡るも、クランクイン前日に撮影が突如頓挫、幻の企画となってしまった・・・」
それから27年…!
記念すべき2024年に公開に漕ぎ付けた!? という… 何とも重みのある作品なのでした。
ついでと言ってはナンですが… STORY も official website から 全文を拝借しようかと…。(汗)
渡るも、クランクイン前日に撮影が突如頓挫、幻の企画となってしまった・・・」
それから27年…!
記念すべき2024年に公開に漕ぎ付けた!? という… 何とも重みのある作品なのでした。
ついでと言ってはナンですが… STORY も official website から 全文を拝借しようかと…。(汗)
「『箱男』 ――それは人間が望む最終形態。
ヒーローか、アンチヒーローか
完全な孤立、完全な孤独を得て、社会の螺旋から外れた「本物」の存在。
ダンボールを頭からすっぽりと被り、街中に存在し、一方的に世界を覗き見る『箱男』。
カメラマンである“わたし”(永瀬正敏)は、偶然目にした箱男に心を奪われ、
自らもダンボールをかぶり、遂に箱男としての一歩を踏み出すことに。
しかし、本物の『箱男』になる道は険しく、数々の試練と危険が襲いかかる。
存在を乗っ取ろうとするニセ箱男(浅野忠信)、完全犯罪に利用しようと企む軍医(佐藤浩市)、
“わたし”を誘惑する謎の女・葉子(白本彩奈)......。
果たして“わたし”は本物の『箱男』になれるのか。
そして、犯罪を目論むニセモノたちとの戦いの行方はー!?」
「小さな箱の中で王国を作り、守られた状態で世界を一方的に覗く姿は、
不確実性の中で揺らぎながら、小さな端末スマホを手に持ち、
匿名の存在としてSNSで一方的に他者を眼差し、
時に攻撃さえもする現代の私たちと「無関係」と言えるだろうか…。
ダンボールを頭からすっぽりと被り、街中に存在し、一方的に世界を覗き見る『箱男』。
カメラマンである“わたし”(永瀬正敏)は、偶然目にした箱男に心を奪われ、
自らもダンボールをかぶり、遂に箱男としての一歩を踏み出すことに。
しかし、本物の『箱男』になる道は険しく、数々の試練と危険が襲いかかる。
存在を乗っ取ろうとするニセ箱男(浅野忠信)、完全犯罪に利用しようと企む軍医(佐藤浩市)、
“わたし”を誘惑する謎の女・葉子(白本彩奈)......。
果たして“わたし”は本物の『箱男』になれるのか。
そして、犯罪を目論むニセモノたちとの戦いの行方はー!?」
「小さな箱の中で王国を作り、守られた状態で世界を一方的に覗く姿は、
不確実性の中で揺らぎながら、小さな端末スマホを手に持ち、
匿名の存在としてSNSで一方的に他者を眼差し、
時に攻撃さえもする現代の私たちと「無関係」と言えるだろうか…。
そして最も驚くのは、
著書が発表された50年前に安部公房はすでに現代社会を予見していたということだ。」
・・・面白く観た割には? 深い所までは考えが及ばず…!? 相変わらず盆暗な自分です!w
まずは、昭和の匂いぷんぷんの? 小汚いようなダンボール箱に魅力は感じない…
ので、“共感” はナシでした。(爆) それを言ったらお仕舞いよ! という話ですが… (汗)
ともかく、底の浅い鑑賞 故… (苦笑) 強く印象に残った事だけ記しておきたい と思います。著書が発表された50年前に安部公房はすでに現代社会を予見していたということだ。」
・・・面白く観た割には? 深い所までは考えが及ばず…!? 相変わらず盆暗な自分です!w
まずは、昭和の匂いぷんぷんの? 小汚いようなダンボール箱に魅力は感じない…
ので、“共感” はナシでした。(爆) それを言ったらお仕舞いよ! という話ですが… (汗)
冒頭の… モノクロームの昭和?の街並みは、撮影に協力した高崎市の旧繁華街…!
私事でナンですが、亡き父が言っていた言葉に「お江戸見たけりゃ高崎田町」と言うのがありまして…
昔は何かと賑わいを見せていたようなのですが…!? (古謡に江戸時代の繁栄ぶりが謡われた… そう?)
駅から遠いという事もあり… 次第に廃れて行き、シャッター街(?)となってしまった場所です。
昭和の?面影が残る裏通りは、“箱男” が出没しても何の違和感もない感じでしたね。w
ここは映画のラストにも登場しました。
さて、“箱男” となった永瀬正敏は・・・
切り取られた四角の穴の “目の表情” しか見えないのかと思いきや…?
後半になりますと、裸身のシーンがありまして…!?
う~むむ ある意味ドキドキでしたが? なんか見てはいけないものを見ている気がしたり…!? (爆)
(これは意味深?( ´艸`) フフフ)
その “ドキドキ” の原因の一つは…?
私めは、お初の女優さん 白本彩奈(役名 葉子) (看護師らしいが、定かではない… w)
この爽やか系というのか? 健康美そのものの若き女性が、終始 自信に満ちた態度で…?
ある時は、弁舌さわやかに? ( ´艸`) 一端の口を利いたり…!?
また、ある時は命じられるままに…? あられもない姿での “四つん這い” に応じてみたり…!?
(この時、永瀬正敏は “覗き見” という立ち位置でしたが… w)
まぁ、一服の清涼剤?的な存在の “葉子” は、ハッとする程の美しい裸身を惜しげもなく晒します。
ここは、久々に “大胆素敵” という言葉を使わせて頂こうかと…!? ( ´艸`) (撮り方も巧み♪)
そして、吃驚なのが… 市街戦か? と見紛うようなシーンがあるかと思えばっ
“箱男” 同士のバトルシーン?があったりしまして!? 何ともアクティブな事でしたね。(汗)
いずれも名立たる俳優さん達の、渋くて熱い!? 競演を楽しむ事が出来ましたっ w
原作との違い等は存じませぬが、映画としてはとても興味深く観られました。
変わり種 なんて言っては誠に失礼ながら… (^_^ゝ これも究極の “不思議映画” だったかな と。
鑑賞したのは大分前の事でしたが (長い逡巡の末…) 浅いなりに! どうにかやっつけてしまいました。
永瀬正敏(わたし)
変わり種 なんて言っては誠に失礼ながら… (^_^ゝ これも究極の “不思議映画” だったかな と。
鑑賞したのは大分前の事でしたが (長い逡巡の末…) 浅いなりに! どうにかやっつけてしまいました。
永瀬正敏(わたし)
浅野忠信(ニセ医者)
白本彩奈(葉子)
佐藤浩市(軍医)
渋川清彦(ワッペン乞食)
中村優子(女刑事)
川瀬陽太(刑事の上司)
原作 安部公房 『箱男』(新潮社刊)
脚本 いながききよたか
監督・脚本 石井岳龍
2024-10-30 00:00
nice!(21)
コメント(0)
コメント 0