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キノ・ライカ 小さな町の映画館( CINEMA LAIKA )  2023 [か行の映画]

キノライカ.jpg アキ・カウリスマキ監督ご出演 ( ´艸`)

ジャンル ドキュメンタリー
製作国 フランス/フィンランド
時間  81分

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フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが仲間たちと作った映画館
「キノ・ライカ」のドキュメンタリー。               (映画.com より)
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待ちくたびれた感のある本作でしたが…!? 昨年末に、ようやく拝見♪

誠に勝手ながら official website INTRODUCTION より全文拝借です。<(_ _)>

「北欧フィンランドの鉄鋼の町カルッキラ。
 深い森と湖と、今は使われなくなった鋳物工場しかなかった人口9000人の小さなその町に、
 はじめての映画館“キノ・ライカ”がまもなく誕生する。
 元工場の一角で自らの手で釘を打ち、椅子を取りつけ、スクリーンを張るのは
 映画監督のアキ・カウリスマキと仲間たち。
 キャデラックにバイク、ビールと音楽。
 まるでカウリスマキの映画から抜けでたようなその町で、
 住人たちは映画館への期待に胸をふくらませ、口々に映画について話しだす…。
 これは豊かな自然のなかで芸術を愛して暮らす人々の、
 映画とカルッキラという町への想いをめぐる物語。
 そこにはカウリスマキの理想の映画館キノ・ライカが町にもたらした変化の兆し、
 これからの映画館の可能性がとらえられている。

 監督は本作が初の長編となるクロアチア出身のアーティスト、ヴェリコ・ヴィダク。
 妻と生後8カ月の娘を連れてカルッキラに1年間滞在し、
 キノ・ライカ開館までの作業を手伝いながら、映画館の誕生にわき立つ人びとの声を拾いあげた。
 このドキュメンタリーの主人公はカルッキラの住人たち。
 そのなかにはキノ・ライカの共同経営者ミカ・ラッティ、
 『枯れ葉』のヌップ・コイヴ、サイモン・アル・バズーンに姉妹ポップデュオのマウステテュトット、
 『ラヴィ・ド・ボエーム』のエンディング曲「雪の降る町を」等を歌った篠原敏武、
 コンパートメント No.6』のユホ・クオスマネン監督など、
 カウリスマキ組の俳優やスタッフも顔をのぞかせ、映画の思い出をユーモラスに語る。
 もちろんアキ・カウリスマキも登場し、
 さらにはカウリスマキの盟友ジム・ジャームッシュもとっておきの秘話を披露している。」

共同経営者のミカ・ラッティ(多分?)が立ち話をしていると、アキ監督が後ろから…!
「ここはヨットクラブか? 仕事に戻れ!」等と、あの顔で言ったりするので… 楽し過ぎ♪ ( ´艸`)

また、盟友のジム・ジャームッシュ監督がニューヨークからお言葉を…!? (インタビュー)

私的には凄く聴きたかった話ばかりで…! 思わず前のめりになってしまったのですけれども…!? (汗)
中でも印象的だったのは “ワンコの温もり” の話でした!( ´艸`)
ジム・ジャームッシュがヘルシンキの空港に降り立つと、折しも雪が…!
お迎えに来てくれたアキ監督のオープンカーは幌が壊れていて、出ない!?(爆)
寒い思いをしていたジム・ジャームッシュはアキ監督のワンコをお膝に抱きかかえて!? めちゃ温か♪
その様子を、興奮気味に? 熱く語るジム・ジャームッシュは、つい昨日の事のような表情してました。
彼の臨場感あふれる雰囲気に…!? 私めもつい乗せられてしまい?(汗) 
“ライカ” の温かみを全身で体感したような気分になれましたっ  (^_^ゝ いや~ 思いがけずの至福♪
ジム・ジャームッシュ監督は、ポルトガルにあるアキ監督の家も訪れてみたい と仰っていました。
(より興味深い話もインタビュアーのエイミー・トービンとの間で交わされましたが、それは内緒… w)

これまでに聞きかじった情報やら何やらが、集約されて…!? 得心するに至る… みたいな…?( ´艸`)
そんな快感にも似た心持ちになり…!?  最高でしたね♪ w

また、カルッキラの普通の人々の意見や、スタッフたちの思い… 等をさりげなく盛り込んで…?
アキ監督ファンならずとも…!? 妙に楽しく、ワクワクするような造りとなっておりました。

ところで、カルッキラの住人の中には・・・
転出を考えていた厩舎の若き?女性オーナーとか…!?
はたまた、わざわざ都会からクルマのコレクション共々お引越しをされたご夫婦とか…!?
色んな方々がお住まいです!  …と、さりげなくご紹介するシーンもあったりしまして・・・
それぞれの生き方?暮らし方をも変えさせる “キノ・ライカ” !? …と納得した次第です。

終盤には、アキ・カウリスマキ監督がじっくりと語るコーナーも用意されておりまして・・・
それまでの欲求不満が一気に解消される様な…?(大袈裟過ぎ)  不思議な満足感がありました。

アキ監督は、自然体で真摯…! 
そんなお人柄が忍ばれるような語り口でしたが・・・
愛犬ライカの事にも言及されたりして… ファンの一人として、途轍もなく嬉しいひと時でしたね♪

何はともあれ…
みんなで作った! という “熱量” が直に伝わってくるような “ドキュメンタリー!?”  でした。

アキ・カウリスマキ
ミカ・ラッティ 共同経営者 作家・詩人
ジム・ジャームッシュ アキ・カウリスマキ監督の盟友
エイミー・トービン アメリカの映画批評家 インタビュアー
カルッキラの住人たち (篠原敏武も…)
パウラ・オイノネン 画家 アキ・カウリスマキの妻
ヌップ・コイヴ 女優 『希望のかなた』『枯れ葉』に出演
サイモン・フセイン・アルバズーン 男優 『希望のかなた』『枯れ葉』に出演
Beale Street Playboys ロック・バンド パブ “ピックパッシ” での演奏が映画で使われた
Maustetytöt マウステテュトット  
      「Syntynyt suruun ja puettu pettymyksin(悲しみに生まれ、失望を身にまとう)」
       アンナ・カルヤライネン(ギター) & カイサ・カルヤライネン(キーボード)
       姉妹によるポップ・デュオ

プロデューサー エマニュエル・フェルチェ (監督夫人)
監督 ヴェリコ・ヴィダク

実は、ポイントが満杯になったので「只」で、もう一回見てしまいました♪ w
その時に、つい買ってしまった! (^_^ゝ パンフレット…  
濃い内容に… 改めてアキ監督を見直したり… ヴィダク監督の “映画愛” を感じたり…。

DSC_0755.jpg 小さいサイズですが、お宝情報が満載♪ 

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okina-01

新たなブログ(https://okina-03.seesaa.net/)にて・再開を致してます、不慣れで見苦しいすが・頑張ってUPしますので、お立ち寄り・お願い致します!!。
by okina-01 (2025-01-11 10:19) 

Labyrinth

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