SSブログ

ザ・バイクライダーズ(THE BIKERIDERS)  2023 [さ行の映画]

【あちら ごまちゃん's 備忘録 にも同じ内容でupしました】

ザ・バイクライダーズ.jpg トム・ハーディ ( ´艸`)

駆け抜けた、儚い永遠

ジャンル ドラマ/犯罪
製作国 アメリカ
時間  116分

字幕翻訳は、久々の松浦美奈さんでした。 一気に上がった~♪ \(^_^)/

---------------------------------------------------------------------------------------------
「テイク・シェルター」「ラビング 愛という名前のふたり」のジェフ・ニコルズ監督が、
1960年代に隆盛を誇った実在するバイカー集団の素顔を捉えた写真家ダニー・ライアンの
伝説的写真集にインスパイアされて撮り上げた哀愁のアウトロー・ムービー。
1960年代のシカゴを舞台に、バイクと自由を愛するアウトローたちの居場所となっていたクラブが、
勢力の拡大とともに変貌し自ら破滅していくさまを、メンバーたちの葛藤とともに
赤裸々かつノスタルジックに描き出していく。
主演はオースティン・バトラー、ジョディ・カマー、トム・ハーディ。
共演にマイケル・シャノン、マイク・ファイスト、ノーマン・リーダス。
 
1965年、シカゴ。
不良とは無縁の生活を送っていたキャシーは、地元モーターサイクル・クラブの
無口で短気な若者ベニーと出会い、わずか5週間で結婚を決意する。
リーダーのジョニーのもとには地元のバイカーたちが集まり、
やがてクラブは“ヴァンダルズ”と名付けられ大きく成長していく。
各地に支部が立ち上がり急激に規模が拡大していく一方、クラブ内の治安も悪化し、
ジョニーにもコントロールできなくなっていく。
そんな中、暴力がはびこるクラブからベニーを遠ざけようとするキャシーだったが…。
                                 (allcinema より)
---------------------------------------------------------------------------------------------
二輪の免許もないくせに、トム・ハーディの名に惹かれて観てしまいました。(爆)

前半は…  バカだね~ と、ついクスクス笑いが出て…!  予想外の楽しさだったのに・・・
終盤に近付くにつれて… ほろ苦さMax になっていきました。 まじ巧いな~ と感心しきり。

毎度言うようですが、松浦美奈さんの手掛けた映画に外れナシ! d(≧∇≦) (自分好みと言う事…)

まず初っ端に出て来たのは「カラーズ」  (これは “紋章” と字幕に…)
バーの止まり木に独りで座る若い男の、革ジャンの背中には渋い “シンボルマーク & ロゴ” が…!?

二人の男がやってきて彼に… 「あんちゃん いい度胸してるな そいつを脱げや」とは言わぬまでも…? 
そんな感じの絡み方から…!  喧嘩となり・・・ (¬、¬;  

・・・と、場面変わって… 
cute なキャシー(ジョディ・カマー)が自宅で…
ダニー・ライアン(マイク・ファイスト)という写真家?からインタビューを受けている所…

「友達に頼まれてお金を届けに…」と・・・
キャシーは “恋夫” ベニー(オースティン・バトラー)との馴れ初めを語り始める。

その女友達は、むくつけき?男どもがたむろするバーの奥の方に座っていた。
キャシーは、酔っ払い連中を搔き分け搔き分け… ドキドキしながら彼女のもとに辿り着く。
すると、奥のビリヤード台に一人の男が…!  それがベニー。
キャシーは雷に打たれたように? 彼に釘付けに…!? (´0`)

カウンターでは、リーダー格のジョニー(トム・ハーディ)が仲間と飲みながら、見ていた。

ベニーとキャシーは無言でバーを出て・・・
ベニーは “愛moto” にまたがると、エンジン始動…! (久々に聴く爆音に総毛立つ自分… ( ´艸`))
キャシーは抵抗感なく?後ろに乗って、ベニーに身を任せる。

キャシーには同棲相手が居たのだが・・・
家の前で “愛moto” と共に粘っているベニーの存在にキレた彼は、荷物を纏めて出て行ってしまった。

・・・「その5週間後に結婚したの」と、キャシーはダニー・ライアンに答える。

という具合に、事の顛末はキャシーの語りを通して伝えられて参りますが・・・

私めが、声が出ちゃうほど笑ってしまったのが、序盤に出て来るベニーの “単独行動” でした。
ネタバレ御免 (^人^; で、書かせて頂きますけれど・・・

・・・ “愛moto” を操り、街中を軽やかに? 爆走するベニー!?  
(因みに “愛moto” も “恋夫” も私が勝手に作った造語です! w)

混みコミの交差点をすり抜ける…!? というような危うい逃走劇!?
警察車両を煙に巻き、どんどん引き離して…! 
郊外の一本道に差し掛かった所で…?

トッ トッ トッ と…? (¬、¬;  ん?
  
ベニーは “愛moto” を路肩に停めて、待つことに。 遠方から ピーポー ピーポー♪
(ガス欠は、実際に助手席で経験したことが有りましたが… お間抜けこの上なし! d(≧∇≦))

このNiceなユーモアセンスに、一気にジェフ・ニコルズ監督のファンになった…  と言う訳です。w

ところで…
“ヴァンダルズ” のリーダー ジョニー(トム・ハーディ) の人物造形も良い感じでしたね。
というか? トム・ハーディの佇まいや、絶妙な間の取り方に魅力を感じた次第です。
“ヴェノム” の彼も悪くないですが、人心を掌握する様な立場の人間を演じる彼は、また格別でした。
(何かの決着をつける時には「拳か?ナイフか?」と相手に選ばせる… という余裕! ( ´艸`))

始めは、バイク好きの溜り場だったのが、徐々に組織化されて行く中で…? 質的変化が起こり…!?
泰然自若の態の? ジョニーも… 次第に本位でない状況に追い込まれていく…!? 

その過程で外せないのが、チンピラ代表のような “ザ・キッド” (トビー・ウォレス)の存在…。

ここで、戦線離脱のようでナンですが・・・(汗) 
後半の展開は、敢て記さず… ということに…。<(_ _)> どうにも辛過ぎですので…。
(どこまでが実話なのか?フィクションなのか? いずれにせよシビアな話で驚きでした… (汗))

“伝説的写真集にインスパイアされて”
これだけの物語を紡ぎ出すとはっ  …と、改めて感心しきりの自分なのですが・・・(^_^ゝ
大いに心惹かれたジェフ・ニコルズ監督の過去作を観てみたくなりました。 

最後になりますが…
リーダーのジョニーから目を掛けられる孤高の?ライダー  ベニーを演じたオースティン・バトラーは
エルヴィス(2022)」のエルヴィス・プレスリー役も素晴らしくて♪ カッコ良かったですけれども…!
今回は、クールな役で? 男っぷりも上がり…!? よりミステリアスに映っていたような…!? (^_-)-☆

ジョディ・カマー(キャシー)
オースティン・バトラー(ベニー)
トム・ハーディ(ジョニー) トラック運転手? 妻と娘二人との4人家族 恐妻家かも?
マイケル・シャノン(ジプコ)
マイク・ファイスト(ダニー・ライアン) インタビュアー
ノーマン・リーダス(ソニー)
ボイド・ホルブルック(カル)
デイモン・ヘリマン(ブルーシー)
ボー・ナップ(ワフー)
エモリー・コーエン(ゴキブリ コックローチ)
カール・グルスマン(コーキー)
トビー・ウォレス(ザ・キッド)
ハッピー・アンダーソン(ビッグ・ジャック)
ポール・スパークス(ゲイリー・ローグ・リーダー)
ウィル・オールダム(バーテンダー)

監督・脚本 ジェフ・ニコルズ

パンフレットは切れていて?買えませんでしたが・・・
“ハーレー” ショップの “バッジ進呈” のチラシを貰っちゃったので、行ってきました。w

DSC_0759.jpg 5種類の中からこれを頂きました。1971年のタンク…!?
DSC_0758.jpg

nice!(17)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

nice! 17

コメント 2

kenji-s

面白そうな映画ですね
若い頃、ハーレーに乗っていたので
懐かしいです
by kenji-s (2025-01-18 17:03) 

Labyrinth

kenji-s さん (^_^)ノ
おぉ ハーレーに!? ( ´艸`) カッコイイですね♪
映画 お勧めです!
by Labyrinth (2025-01-20 01:15) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。