SSブログ

不完全なふたり(UN COUPLE PARFAIT) 2005 [は行の映画]

【あちら ごまちゃん's 備忘録 にも同じ内容?でupしました】

不完全なふたり.jpg ヴァレリア・ブルーニ・テデスキのお導き… ( ´艸`)


別れを決めるとき、人は初めて
愛することを知る。  

ジャンル ドラマ
製作国 フランス/日本
時間  108分

UN COUPLE PARFAIT → 完璧なカップル

-----------------------------------------------------------------------------------------------
ヨーロッパで高い支持を集める「M/OTHER」「H story」の諏訪敦彦監督が、
オール・パリロケ、全編フランス語ダイアローグで撮り上げた日仏合作映画。
完成した脚本を用いず、リハーサルを通じて作り上げていく諏訪演出で、
末期的状況に陥った夫婦がパリで過ごす数日間を赤裸々に描き出していく。
主演は「ふたりの5つの分かれ路」のヴァレリア・ブルーニ・テデスキと
「ソン・フレール -兄との約束-」のブリュノ・トデスキーニ。

マリーとニコラは結婚して15年になる夫婦。
友人の結婚式に出席するため、リスボンからパリへやって来た2人。
周囲からは理想のカップルと見られていたが、
実際には2人の心のすれ違いは極限に達していた。
そんな2人は、パリでもささいなことからたびたび諍いを繰り返してしまう。(allcinema より)
-----------------------------------------------------------------------------------------------
これも以前に鑑賞して、そのまま放置した一つですが・・・ (汗)
感想と致しましては、どーもよくわからん というのが正直なところですね。昔も今も…?(爆)
評価が高いので、観る人が見れば…!  という類いの作品なのでしょうが…。

盆暗チャン的には、リアル過ぎる “ぎこちない間の取り方” に緊張感を強いられたり…!?
緊張感と言うよりは、居たたまれない感じ? (¬、¬; 
かと思えば? いつの間にか睡魔に襲われたり…!? (爆)

それでも…!
御贔屓女優ヴァレリア・ブルーニ・テデスキをたっぷりと愛でることが出来て御の字でございます♪
私が仏語を解せれば…  より楽しめたのかも? と悔やまれますが、それは言わずもがな?( ´艸`)
彼女のハスキー・ヴォイスは、相変わらず柔らかくてcuteでした♪  (自虐的な高笑いも含めて… w)

冒頭は、パリ市内を走るタクシー …の客 マリーと二コラ
二人はホテルへ向かっていた。

ホテルの部屋はダブルベッドなので、居間に簡易ベッドを運んでもらう。
“夫婦” 間で “簡素ベッド” の取り合いが始まるが… 最終的に夫の二コラが占有することに…。

レストランで友人と会う二人・・・
友人は二コラとの新規の仕事の話をし出すのだが…? 二コラはマリーとの離婚話を暴露する…!?
一人、遅れてやって来た女友達は、理想のカップルの離婚話など、俄かには信じ難いようだった…?

店のトイレ前? で顔を合わせたマリーと女友達・・・
話の途中でケータイに電話が入った “女友達” は、その場で “ベビーシッター” と楽し気にやり取りを…!
隣で聞き耳を立て? 居たたまれなくなったマリーは… 堅い表情でその場を去ってしまう…。

ホテルに戻った二人は、まずは “鍵” の所在で揉め始めた…!?
どうにか部屋に入っても… 
マリーは「何故離婚の話を彼にしたの?」に始まって…!? ネチネチと二コラを責め立てる。

二コラの「つい口が滑ったんだ… 後悔してる」を聴いたマリーは、突然ドアを閉ざす…!

“怒り” のマリーは、ドアの向こうで… 興奮気味に? 暫く一人語りを…!? (¬、¬;
「私だって後悔してる…」涙声で…?「後悔するなら私よ…  あなたじゃない!」

ベッドに横になっても、眠れぬマリー
かすれ声で「ごめんなさい」「ごめんなさい」と言ってから… 小声になり「おやすみ」と。

早朝に部屋を抜け出したマリーは…  公園に立つブロンズ像を見る。
マリーは、ロダン美術館で長い時を過ごした。

「“永久の偶像” と呼ばれる作品は出来上がるまでに時間を要し?
 愛人のカミーユ・クローデルが身籠ったころに完成… と言われています…」と女声のアナウンス。

「リルケはこれに影響を受け、長文の『ロダン』論で・・・ 
 “何か煉獄の様な感じが生きている”
 “天国は近いが まだ訪れず” “地獄は近いが まだ過ぎ去っていない”」

「これは地獄の門を飾っていた “イヴの像” これに関してロダンが語った感動的な話があります・・・
 彼は日々 モデルの身体の変化に気付くのですが… 理由は聞けず・・・  ところが…
 ある時 モデルは自ら妊娠したことを告げアトリエを去りました… リルケが美しく描写した文が……」

マリーは窓際に座り、人知れず涙する…。(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキの 超が付く程の “ドup” )

友人の結婚式の当日になった。
マリーは甘えて…? 二コラを手こずらせる…!? (マニキュアが乾かない とか 靴が見つからない 等々)

花嫁はご懐妊…!?  (タイトなウエディングドレスの お腹はふっくら?)
2次会?では “子供” の話題になったりしたが、マリーは静かに席を外してしまう…?

ホテルに戻ったマリーは不機嫌で・・・   酔いが残る二コラは、そこに絡んでくる。 
しかし、突っかかる二コラを相手にせず? 笑って “いなす” マリー・・・
二コラはついにキレて!? プイと出て行ってしまうのだった。

深夜のパリ… 
二コラは “元彼女” をカフェに呼び出す…!
彼女を待ちながら、カフェで知り合った孤独な老人と暫し話し込む二コラ・・・

はたして “元彼女” はやって来て! 久々の邂逅を楽しむのだが・・・
アパルトマンまで送って行って、そのまま別れることに…!?
二コラは… 明け方間近のパリの街を一人で歩く。(ブリュノ・トデスキーニの 超ドup)

二コラがホテルに戻ると・・・
マリーは起きていて…? 「一晩中眠れなかった」とパジャマ姿で訴える。
押し問答があったが…!?  睡眠不足の二人は休戦協定…?

翌日… マリーは再びロダン美術館へ…。
そこで珍しい人物と遭遇する…!?
男の子を連れた黒人男性… 久々に会うリセ時代の友人… パトリック

気の置けない?彼との和やかな会話は、マリー自身を解放し? 優しくさせる…!?

夫の二コラとの出会いは、美術学校で… 彼は今では建築家であることや… 
以前、真剣に取り組んでいた “写真” は止めて久しいが? パリに戻って また撮りたくなった事…
そして… 近々離婚する事まで… ついでに告白してしまうマリーだった…!? 

パトリックに結婚生活の長さを訊かれて「15年」と答えたマリーは、改めて思う事があった…?

マリーはホテルに戻ると、別の部屋に移れるよう手配してもらうことに…?

さて・・・?

マリーの台詞に…「私たち何をしたの? 何をしなかったの?」 というのがありましたが・・・
如何せん…! 彼らの過去の情報が少な過ぎて… 何をか況や です… (汗)

時には、静止画なのか?動画なのか? ?(・_・?) ハテ?状態になりましたが・・・ (苦笑)
まぁ 改めて観てみて、こんな作品だった… と確認できて、ある意味スッキリしました。(ウ^_^ソ) 

チャプター(参考までに)
1.オープニング
2.微妙な距離
3.宣言
4.苛立ち
5.永遠の偶像
6.青い靴
7.鍵探し
8.視線の向こう
9.挑戦
10.グラスの中の過去
11.真夜中の誘い
12.孤独
13.再会
14.マリーの決意
15.心揺れるふたり
16.エンディング

ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ(マリー) 妻
ブリュノ・トデスキーニ(ニコラ・アルガンス) 夫
ナタリー・ブトゥフ(エステール) 
ルイ=ドー・デ・ランクサン(ヴァンサン)
ジョアンナ・プレイス(ナターシャ) 
ジャック・ドワイヨン(ジャック) バーで二コラと話し込む老人
アレックス・デスカス(パトリック) ロダン美術館で会うマリーのリセ時代の友人 子連れの黒人男性 
エメット・デスカス(エメット) パトリックの息子
レア・ヴィアゼムスキー(エヴァ) 
マルク・シッティ(ローマン) 花婿
デルフィーヌ・シュイヨー(アリス) 花嫁

撮影 カロリーヌ・シャンプティエ
監督・構成 諏訪敦彦

nice!(11)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 11

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0