薫風や装蹄の釘家苞に Labyrinth
(くんぷうやそうていのくぎいえづとに)
副季語に 風薫る 風の香
夏の南風で、緑の匂うような爽やかさで吹き渡る。
大昔のことですが、俳句の吟行で世田谷の馬事公苑を見学させて頂いたことがあります。
ご厚意で蹄のお手入れとか、装蹄の工程を見せて頂いたとき、釘を一つ拾って持ち帰りました。
お財布に入れて大事にしていましたが、今はどこにあるのか・・・?
あの時、有名な競技選手が白馬と共に、華麗な “人馬一体” を見せてくださいました。
懐かしい、良き思い出です。