はつうま(初午) [駄句 春]
火防の凧受くる王子の一の午 Labyrinth
(ひぶせのたこうくるおうじのいちのうま)
副季語に 初午参 初午祭 午祭 午の市 一の午 二の午 三の午 稲荷祭
二月初めの午の日を祭日とする社は、京都深草の伏見稲荷をはじめ、大阪の玉造、愛知県の
豊川稲荷、或いは神戸の摩耶参など多い。また二の午、三の午をも祭日としている社もある。
稲荷神の信仰は、農耕を司る倉稲魂神(うがのみたまのかみ)を祀って五穀豊穣、ひいては
福徳財宝の増殖を祈るのであるが、俗信として狐神の信仰も広く行きわたっている。
民間では、初午団子などといって、団子を作って祝う風習がある。
地方によって、火の神、蚕玉神などと信仰も一様ではなく、
稲荷神との関係を言わぬ土地も少なくない。
稲荷の祠ほど全国に数の多いものはなく、路地や藪陰の小祠に、ささやかな幟をたてて、
子供の叩く太鼓の音がのどかにひびくのや、大社の境内のにぎわいや、さては参道で種物を売る
午の市の風景など、いずれも早春ののどかな風物である。(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
東京都北区の王子稲荷神社では「凧市」が…?!
今年は、初午(はつうま)の2月9日(日)と、二の午(にのうま)の2月21日(金)の2回だそうです。
(ひぶせのたこうくるおうじのいちのうま)
副季語に 初午参 初午祭 午祭 午の市 一の午 二の午 三の午 稲荷祭
二月初めの午の日を祭日とする社は、京都深草の伏見稲荷をはじめ、大阪の玉造、愛知県の
豊川稲荷、或いは神戸の摩耶参など多い。また二の午、三の午をも祭日としている社もある。
稲荷神の信仰は、農耕を司る倉稲魂神(うがのみたまのかみ)を祀って五穀豊穣、ひいては
福徳財宝の増殖を祈るのであるが、俗信として狐神の信仰も広く行きわたっている。
民間では、初午団子などといって、団子を作って祝う風習がある。
地方によって、火の神、蚕玉神などと信仰も一様ではなく、
稲荷神との関係を言わぬ土地も少なくない。
稲荷の祠ほど全国に数の多いものはなく、路地や藪陰の小祠に、ささやかな幟をたてて、
子供の叩く太鼓の音がのどかにひびくのや、大社の境内のにぎわいや、さては参道で種物を売る
午の市の風景など、いずれも早春ののどかな風物である。(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
東京都北区の王子稲荷神社では「凧市」が…?!
今年は、初午(はつうま)の2月9日(日)と、二の午(にのうま)の2月21日(金)の2回だそうです。