しゆんちゆう・しゆんちう(春昼)

春昼の日照雨に友の忌と知れり　　　　　　　Labyrinth
(しゅんちゅうのそばえにとものきとしれり)


副季語に　　春の昼


春の昼はのんびりと明るい。
身体も何となくものうく、うとうとと眠りを誘われるようである。
新しく、夏の季語として炎昼(えんちゆう)が使われているが、
秋・冬にはまだ春昼・炎昼といったような熟した言葉が生まれていない。
　　　　　　　　　　　　　　　　（合本俳句歳時記 新版 角川書店編）