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よみせ(夜店) [駄句 夏]

夜店の灯眠る的屋の子も照らし       Labyrinth
(よみせのひねむるてきやのこもてらし)


副季語はナシ 


夜、路傍に開く露店。ほとんど縁日以外には見られぬ。
安価な品物や、子供の喜びそうなものを売っている。
        (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


明日… 令和五年 2023年8月8日(火曜日)は立秋です。 

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かみなり(雷) [駄句 夏]

日雷馬車道抜ける風速し       Labyrinth
(ひがみなりばしゃみちぬけるかぜはやし)


副季語に  雷(らい)  いかづち  雷鳴  遠雷(えんらい)  軽雷  落雷
      雷雨  日雷(ひがみなり)  はたた神


積乱雲によって起こされる空中の放電現象。
普通、雷光・雷鳴・豪雨を含めた現象が雷である。夏に最も多い。
晴天の雷、夜陰の電光、暁の雷雨、夕立前の遠雷等々、
その趣は変化が多く、ときに落雷で火災を起こす。
                  (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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つきみそう・つきみさう(月見草) [駄句 夏]

月見草老いをぼやきつピアノ弾き       Labyrinth
(つきみそうおいをぼやきつぴあのひき)


副季語はナシ


メキシコ原産。直立した茎はわずかに分岐し高さ六〇センチぐらいとなる。
葉は卵形で切り込みが少なく淡緑色。夏葉腋に一個白色の四弁花を開く。
夕方開いて、翌朝しぼみ、赤みを帯びる。
川原や野原に野生して黄色の花を咲かせる待宵草、大待宵草とはまったく別種である。
                     (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


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7月 文月もお越し下さり誠にありがとうございました  <(_ _)>
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でみず・でみづ(出水) [駄句 夏]

線状降水帯失せ出水尚       Labyrinth
(せんじょうこうすいたいうせでみずなお)


副季語に  梅雨出水


梅雨期の長雨、ことに後期に多い大雨や集中豪雨で河川の出水することである。
出水は台風シーズンの秋にも多いが、それは秋出水といって区別する。
                   (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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こしたやみ(木下闇) [駄句 夏]

遊ぶ風ぬけ廃校の木下闇       Labyrinth
(すさぶかぜぬけはいこうのこしたやみ)


副季語に  下闇


明るい場所から茂った樹林の中などへ来るとにわかにめくらになったような感じがする。
大気がひやりとして土が湿り、苔を付けた様な場所が多い。
庭前の植え込みの蔭などもそうである。     (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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れいぼう(冷房) [駄句 夏]

天窓の光の揺らぎ冷房機       Labyrinth
(てんまどのひかりのゆらぎれいぼうき)


副季語に  ルーム・クーラー


冷房装置もしくはその設備のある室をいう。
劇場・映画館・デパートに多い。
普通液体アンモニアの気化による方法やその他方法を用いて冷たい空気を各室に送り込むのである。
ちかごろは家庭でもルーム・クーラーを取り付けるものも多い。
大体、五月または十月ごろの気温を保つようになっている。 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


年代物の歳時記なので、こーゆーのが載っていて、貴重と思います。( ´艸`)

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ゆうやけ・ゆふやけ(夕焼) [駄句 夏]

眩しめる平野の果ての大夕焼       Labyrinth
(まぶしめるへいやのはてのおおゆやけ)


副季語に  ゆやけ


日没の際に西空の地平線に近い部分から燃えるような紅黄色を現すことがある。
これも朝焼と同じ現象であり、四季ともあるが、夏の真赤な壮快さからこの季語となっている。
                         (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


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水無月 6月もお越し下さり、誠にありがとうございました。<(_ _)>
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あさやけ(朝焼) [駄句 夏]

朝焼を撮る間老犬伏せゐたり       Labyrinth
(あさやけをとるまろうけんふせいたり)


副季語はナシ


朝日の出る前、東の空が紅黄色に見える現象で夏に多い。
夕焼が激しいのは高気圧が近づいているので、翌日も多く晴天になるが、
朝焼の場合は天気が頂上で、下り坂になることが多いため、
天気の悪くなることが多い。  (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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くいな・くひな(水鶏) [駄句 夏]

餌を欲りて水鶏は細き声立つる       Labyrinth
(えをほりてくいなはほそきこえたつる)


副季語に  水鶏笛


水鶏の主要な種類はヒクイナで、鶏に似た小型の渉水鳥。
顔面から腹にかけて赤栗色、足は赤色。
特に趾(あし)が長いのは、沼や沢などの雑草の多い湿地を歩き回るからである。
滅多に飛ばないので、まれにしか姿を見ない。
春渡来し、六月ごろの交尾期になると、雄がカタカタとあたかも戸を叩くような声で鳴く。
それを「水鶏たたく」という。
肉が美味で好猟鳥のひとつであったが、戦後、非狩猟鳥となった。
水鶏笛は水鶏を誘い出す笛。           (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


本日、2023年6月21日(水)は夏至です。

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つゆ(梅雨) [駄句 夏]

梅雨じめり長居すまじき父母の家       Labyrinth
(つゆじめりながいすまじきふぼのいえ)


副季語に  梅雨(ばいう)  黴雨  荒梅雨  梅雨じめり  
      走り梅雨  迎え梅雨  送り梅雨


六月十一、二日の入梅の日からおよそ三〇日間のじめじめした霖雨またはその時季をいう。
揚子江流域とわが国特有のものであるが、北海道ではあまり明らかでない。
大体南からはじまって北に移ってゆく。→入梅 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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