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なつやせ(夏痩せ) [駄句 夏]

夏痩せの夫の鷲顔父に似て       Labyrinth
(なつやせのつまのわしがおちちににて)


副季語に  夏負(なつまけ)


夏は誰でも食欲が衰え、いくぶん体重が減少する。
これを夏痩という。夏負ともいう。
      (合本俳句歳時記 新版 角川書店編) 

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ねじばな(捩花) [駄句 夏]

側溝の網突き抜けて捩り花       Labyrinth
(そっこうのあみつきぬけてねじりばな)


副季語に  文字摺草


らん科の多年草。葉は茎の元から生え、細長い。
六、七月ごろ、葉間に長い茎をのばし、上部に無数の桃紅色の小花をつづる。
花穂も茎もねじれ巻いているので、捩花という。文字摺草とも呼ばれる。
                  (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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ひまわり・ひまはり(向日葵) [駄句 夏]

仰臥して向日葵見上ぐ画家若し       Labyrinth
(ぎょうがしてひまわりみあぐがかわかし)


副季語はナシ  


盛夏の花。茎の高さは1.8~2.2メートル。
晩夏から初秋にかけて茎頂並びに枝頭に大型の頭状花を横向きに開く。
周辺は鮮黄色の舌状花で、中央に褐色或いは黄色の管状花が、穹窿状に密集している。
                      (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


仰臥して向日葵の画家土を食ぶ       Labyrinth
(ぎょうがしてひまわりのがかつちをたぶ)

「永遠の門 ゴッホの見た未来(2018)」からヒントを得て作ってみましたが
“向日葵” がリアルな季語とはなっていないので、駄目でしょうね~ (^_^ゝ

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はなび(花火) [駄句 夏]

闘病の書家逝きにけり遠花火       Labyrinth
(とうびょうのしょかゆきにけりとおはなび)

 
副季語に  煙火  打揚花火  仕掛花火  昼花火  遠花火  花火舟  花火見
火薬をさまざまに配合して、張子の球の中につめ、木筒または竹筒に入れ、
火薬に火を点じて爆発させ、空高く打ち上げて、興ずる火技である。
各種の発火剤による絢爛たる色彩は目を奪う。
仕掛け花火は山・滝などの風景、または城その他の楼閣を空中に描き出し、
或いは風車を目まぐるしく回転させ、導火線を用いて、
一時に千変万化の妙を見せるなど、最もたくみなもの。
                 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編) 

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はなび(花火) [駄句 夏]

犬と見る打揚花火競馬場       Labyrinth
(いぬとみるうちあげはなびけいばじょう)


副季語に  煙火  打揚花火  仕掛花火  昼花火  遠花火  花火舟  花火見


火薬をさまざまに配合して、張子の球の中につめ、木筒または竹筒に入れ、
火薬に火を点じて爆発させ、空高く打ち上げて、興ずる火技である。
各種の発火剤による絢爛たる色彩は目を奪う。
仕掛け花火は山・滝などの風景、または城その他の楼閣を空中に描き出し、
或いは風車を目まぐるしく回転させ、導火線を用いて、
一時に千変万化の妙を見せるなど、最もたくみなもの。
                 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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きんぎよ(金魚) [駄句 夏]

大ぶりの鉢の金魚のデイスタンス       Labyrinth
(おおぶりのはちのきんぎょのでぃすたんす)


副季語はナシ


金魚は鮒の畜養変種で文亀三年(一五〇三)支那から輸入され、
今は出目金・蘭鋳その他さまざまの新品種を作り出し、諸外国へも輸出される。
夏季鑑賞される外、金魚売・金魚店・金魚釣り・金魚池など諷詠の対象は広い。
                   (合本俳句歳時記 新版 角川書店編) 


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そろそろいつもの 奇数日up に戻したいと思いま~す。
どうぞよしなに…  <(_ _)> お願い申し上げまする。
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はんげしよう・はんげしやう(半夏生) [駄句 夏]

接種後の経過観察半夏雨       Labyrinth
(せっしゅごのけいかかんさつはんげあめ)


副季語に  半夏  半夏雨


夏至から十一日目の七月二日ごろ。
農家では田植えの終わる頃で、この日の天候によって稲作を占ったり、
この日、雨が降れば大雨がつづくとか、地方によっていろいろの風習や物忌みが守られる。
またこの頃は半夏生(かたしろぐさ)という、ドクダミと同属の臭気のある草が生ずるので
この名があるとも言われる。          (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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ほととぎす(時鳥) [駄句 夏]

ほととぎす啼くや稲荷の小参道       Labyrinth
(ほととぎすなくやいなりのこさんどう)


副季語に  子規(ほととぎす)  杜鵑(ほととぎす)  蜀魂(ほととぎす)
      杜宇(ほととぎす)  不如帰(ほととぎす)  山時鳥
杜鵑科中いちばん小型で、背面は暗灰色、風切羽はやや褐色、
背と翼に青緑色の光沢があり、尾羽には黒色の地に白斑がある。
五・六月頃渡ってきて、低山帯から高山の林に棲息し迅速に飛ぶ。
卵を鶯などの巣に託す習性がある。
昼夜の別なく一種気魄のある鳴き方をする。
「てっぺんかけたか」、「本尊かけたか」、「特許許可局」、
その他いろいろに聞こえ、方言も多い。
古人は帛(きぬ)を裂くようだといったが、さほど烈しい声ではない。禁鳥。
                (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


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6月もお越し下さり、誠にありがとうございました。
また来月も、どうぞよろしくお願い致します。<(_ _)>
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きんぎよ(金魚) [駄句 夏]

花魁の片肌脱ぎのごと金魚       Labyrinth
(おいらんのかたはだぬぎのごときんぎょ)


副季語はナシ


金魚は鮒の畜養変種で文亀三年(一五〇三)支那から輸入され、
今は出目金・蘭鋳その他さまざまの新品種を作り出し、諸外国へも輸出される。
夏季鑑賞される外、金魚売・金魚店・金魚釣り・金魚池など諷詠の対象は広い。
                   (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


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そろそろ月末の帳尻合わせ? に入りたく思いま~す ( ´艸`) 
どうぞ宜しゅうに~ <(_ _)>
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さみだれ(五月雨) [駄句 夏]

五月雨や煙草屋小窓猫二匹        Labyrinth
(さみだれやたばこやこまどねこにひき)


副季語に  五月雨(さつきあめ)  さみだるる
陰暦五月に降る長雨。
さみだれと読むのは、
五月(さつき)の「さ」と、水垂れ(みだれ)の「みだれ」を結んだと言われる。
梅雨期の霖雨であるが、中にはぞうぞうと降る雨を詠んだ句もある。
                     (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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