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りようや・りやうや(良夜) [駄句 秋]

老優の滋味なる歌を聴く良夜       Labyrinth
(ろうゆうのじみなるうたをきくりょうや)


副季語に  良宵(りょうしょう)  佳宵(かしょう)
         (ネット歳時記「きごさい」より)


名月、後の月の、月の明るい夜の意である。
俳句では特に、名月の夜が多く詠まれている。


まじで駄句 → 公園のベンチ満杯良宵に       Labyrinth


因みに・・・
本日… 8月31日(木曜日)の満月はスーパームーンブルームーン
8月31日10時36分に満月を迎えるそうです。
雲の具合はどうでしょう? 出来れば是非拝みたいものです♪ (^人^)

また d(≧∇≦)
中秋の名月 2023年は9月29日(金曜日)です。
満月の日でもあります。(今年は微妙なズレは無し) 是非忘れずに愛でませふ♪

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 8月 葉月も お越し下さり誠にありがとうございました <(_ _)>
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すもう・すまふ(相撲) [駄句 秋]

少年の緩き締め込み草相撲       Labyrinth
(しょうねんのゆるきしめこみくさずもう)


副季語に  角力  宮相撲  草相撲  秋場所  九月場所


相撲はもと武技の一つで、一般に国技と言われておったが、後には興行化された。
『続日本記』聖武天皇巻に「天平十年七月癸酉……」などとあって、
古くから宮中では陰暦七月に行われた。それで俳句では秋季と定められたものだが、
レクリエーションとして青少年が神社の境内その他に土俵を設けて相撲を取るのを
宮相撲・草相撲といい、多く八、九月ころに行われる。
相撲協会でも、九月に秋場所興行を催す。 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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たなばた(七夕) [駄句 秋]

通販の七夕竹や似非もあり       Labyrinth
(つうはんのたなばたたけやえせもあり)


副季語に  七夕祭  星祭  星迎  星今宵


陰暦7月7日。またその日の行事。
現在は東京はじめ陽暦7月7日に行うところが多い。
この行事は中国にある牽牛・織女の伝説と、
これから出た乞巧奠(きっこうでん)の行事が入って来て、
わが国の棚機津女(たなばたつめ)の信仰に習合されたものという。
笹竹に詩や歌を書いた短冊形の色紙をつるし、
軒下や窓辺に立てて文字や裁縫の上達を祈る。
江戸時代五節句に一。
仙台・平塚の七夕まつりは商策による風物として著名。
             (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


明日… 令和五年 2023年8月22日(火)は七夕です。

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うらぼん(盂蘭盆) [駄句 秋]

ピンク系コーディネートや盆の供花       Labyrinth
(ぴんくけいこーでぃねーとやぼんのくげ)


副季語に  盂蘭盆会  盆  新盆  魂祭  精霊祭  魂棚  霊棚


七月十三日から十五日または十六日まで行う仏事。
仏壇前に霊棚を作り真菰を敷き、初物の野菜など供え、盆提灯をつって僧侶を招いて、
祖先の霊を弔うために経をよんでもらう。
昔は陰暦だから秋の行事であったが、今は都会では主として陽暦、地方では陰暦で行うところ、
月遅れの八月十五日のところがあり、一定していない。 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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りゆうせい(流星) [駄句 秋]

いばりして飛び交ふ星に寝そびれる       Labyrinth
(いばりしてとびかうほしにねそびれる)


副季語に  流れ星  走り星  夜這星  星飛ぶ


流星は夜半に多く現れ、八月中頃に最も多いといわれる。
急に空に現れ、非常に早く通過する光体で、大気の摩擦によって灼熱発光して、
多くは燃焼し尽くすが、燃え切れず地上に落ちたのが隕石・星糞である。
                  (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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あきのゆうやけ・あきのゆふやけ(秋の夕焼) [駄句 秋]

秋夕焼見る間に失せる火色かな       Labyrinth
(あきゆやけみるまにうせるひいろかな)


副季語に  秋夕焼


単に夕焼と言えば夏。
秋の夕焼は夏ほどのはげしさもなく、時間的にも短い。
        (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

秋夕焼 (2).JPG 夕焼けと言うよりも、秋の雲の方が主役かな?(苦笑)
この写真を撮ったので無理やり夕焼けの句を作ったような次第でございます~ (^_^ゝ

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今月もお越し下さり、誠にありがとうございました。<(_ _)> 来月もどうか宜しゅうに…。
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あきのそら(秋の空) [駄句 秋]

秋空を揚げてモノレールの支柱       Labyrinth
(あきぞらをあげてものれーるのしちゅう)


副季語に  秋の天  秋空  秋天(しうてん)


澄み渡った秋の青空は、高く大らかである。
遠くの山々も秋の大気の中に近か近かと見える。
     (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


これは “季語” が動くかな? と自分でも思っていますが…  f^_^;
千葉のコンサートに行った記念として残しておきたいと思った次第です。w

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きく(菊) [駄句 秋]

菊かほる八十路の寡婦の雑貨店       Labyrinth
(きくかおるやそじのかふのざっかてん)


副季語に  初菊  白菊  黄菊  大菊  小菊  菊畑  菊の宿  菊作り  菊日和

春の桜と並称されるわが国の代表的な花である。
鑑賞用の多年草で、広く栽培されている。
葉は羽状に裂けた卵形で、欠刻および鋸歯をそなえている。
葉底は心臓型。茎の高さ九〇センチくらい。
種類が多く、『年浪草』でさえ100種と記している。
大菊・中菊・小菊に三大別し、
別に嵯峨菊・伊勢菊・肥後菊・丁子菊・美濃菊・一文字菊・料理菊などがある。
大菊もまた、
厚物(あつもの)・厚走(あつばしり)・太管(ふとくだ)・間管(あいくだ)・細管(ほそくだ)
などに細別され、これらは花型によるもので、分類法は一定していない。
盛んに栽培されるようになったのは、徳川期以降だという。
今日は栽培変種は数千に達し、ますます進歩、変化しつつある。
                    (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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わたりどり(渡り鳥) [駄句 秋]

小鳥来る聴き慣れぬ声響かせて       Labyrinth
(ことりくるききなれぬこえひびかせて)


副季語に  鳥渡る  小鳥来る  鳥雲(てううん)

秋になって渡ってくる鳥、反対に帰ってゆく鳥をともに渡り鳥と普通いうが、
俳句では渡ってくる鳥、がん・かもを初め、
つぐみ・ひわ・あとり・かしらだか・あおじ等の《小鳥》の冬鳥類を渡り鳥としてつくる。
春・夏にくる夏鳥は群れを成さないので、この冬鳥類の壮観には到底くらぶべくもない。
空をおおうばかりの大群で、それが澄んだ空にはっきりと見え、
大きい羽音を立てて過ぎるが、これを鳥雲・鳥風という。
秋、内地にいて内地の他の場所へ移動する鳥も渡り鳥としてよまれる。  →鳥帰る(春)
                    (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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あなまどひ・あなまどい(穴まどひ) [駄句 秋]

逢魔が時庭行けば去る穴まどひ       Labyrinth
(おうまがどきにわゆけばさるあなまどい)


副季語はナシ


秋の蛇が、悲願過ぎにまだ穴に入らず、徘徊しているもの。
要するに晩秋の蛇のことである。     →蛇穴に入る 
          (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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