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かん(寒) [駄句 冬]

寒のうち陽を眩しめる路地の猫       Labyrinth
(かんのうちひをまぶしめるろじのねこ)


副季語に  寒の内  寒九(かんく)


寒の入りから寒の明け(たいてい二月四日)の前日まで、
すなわち小寒・大寒を合わせたおよそ三十日間が寒である。
寒に入って四日目を寒四郎、九日目を寒九という。
その寒の内に行われる風習や行事は寒まいりとか、寒灸とかいろいろある。
一般に「寒さ」、「寒き」という意味で用いる寒(かん)とは別で、期間の決まった季語である。
                         (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


本日、2025年1月5日(日曜日)は小寒です。

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ふゆうらら(冬麗) [駄句 冬]

冬麗やトルコブルーの古る花瓶       Labyrinth
(とうれいやとるこぶるーのふるかびん)


副季語に  冬日和(ふゆびより)  冬うらら


小春というと冬のはじめのころだが、冬日和はそれから後の日和をさす。
とかく冬は晴れた日が少なく、晴れても強い季節風が吹くので寒い。
北国はことにそれが甚だしく、まれに好晴に恵まれると人の心が浮き立つ。
                 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


因みに、本日 2024年12月21日(土曜日)は冬至です。

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しわす・しはす(師走) [駄句 冬]

極月や賀状じまいの知らせ増ゆ       Labyrinth
(ごくげつやがじょうじまいのしらせふゆ)


副季語に  極月(ごくげつ)


陰暦十二月の別称であるが、今は陽暦の十二月のことをもいう。
師走は月の異名の中では、あわただしい歳末の人の往来を思わせ、語感がわりあいと新しい。
僧(師)がこの月東西に走せ走るから師走というとも、
また一年の終わり為果つ(しはつ)月が転じて師走になったのだともいう。
                         (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)



実は、俳句の先生もご高齢故、句会に幕を下ろす事になりました。
長い長いお付き合いで、残念な思いは有りますが、いつかは受け入れる事と覚悟していました。

そして今、SSブログの終了・移行問題…!
私的にはWindows10 → 11 問題 その他諸々…   心が休まる時がありませぬ…  orz

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ふゆもみじ・ふゆもみぢ(冬紅葉) [駄句 冬]

沛雨受く若木のさくら冬紅葉       Labyrinth
(はいううくわかぎのさくらふゆもみじ)


副季語はナシ


晩秋・初冬のけじめは、季節的にはつけにくい。十一月に紅葉を見ることは珍しくない。
樹種や地理的条件にもよるのだが、時雨や霜にいためられた冬紅葉や、
梢に数枚残った《残る紅葉》はあわれが深い。  (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)  

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こはる(小春) [駄句 冬]

母の忌の近しと思ふ小春空       Labyrinth
(ははのきのちかしとおもうこはるぞら)


副季語に  小春日(こはるび)  小春日和(こはるびより)  小六月(ころくがつ)


立冬を過ぎてから、春のように、晴れた暖かい日和が続くことが多い。
それを小春日和という。小春・小六月というのは陰暦十月の異名だが、
俳句では小春または小春日と言う言葉に、「日和」の意味を含ませている。
《小春空》《小春風》《小春凪》などともつくる。
                 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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とりのいち(酉の市) [駄句 冬]

行列に金髪少女おかめ市       Labyrinth
(ぎょうれつにきんぱつしょうじょおかめいち)


副季語に  酉の町  一の酉  二の酉  三の酉  おかめ市


十一月中の酉の日に東京都台東区千束町三丁目  鳳(おおとり)神社その他の神社で行われる神事。
江戸中期以後のもので、熊手を模した「はきこめ」と呼ばれる神符を売り、
昔ながらの芋頭・切り山椒 等を売る露店が並ぶ。  (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


因みに…!
一の酉は2024年11月5日(火曜日)
二の酉は2024年11月17日(日曜日)
三の酉は2024年11月29日(金曜日) と三回あります。 くれぐれも火事にご用心。

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りつとう(立冬) [駄句 冬]

役者逝き笑ひて偲ぶ今朝の冬       Labyrinth
(やくしゃいきわらいてしのぶけさのふゆ)


副季語に  冬立つ  冬に入る  冬来る(ふゆきたる)  今朝の冬


二十四気の一つ。陽暦十一月七日か八日が大抵それにあたる。
まだ四囲の自然は秋色濃いが、いくぶん日中の日差しは弱まり、
日暮れが早くなって、朝夕は手足の冷えを覚える。
「今朝の冬」は立冬の日の朝をさす。
              (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


本日、2024年11月7日(水曜日) は立冬です。

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さむし(寒し) [駄句 冬]

就寝の額に留まる寒さかな       Labyrinth
(しゅうしんのぬかにとどまるさむさかな)


副季語に  寒さ  寒気


冬の寒さを言うのだが、寒さと言っても肉体に感じるものと、
心理的なものとがあり、また時期や対象の範囲が非常に広い。
また心の寒さ、時代の寒さ、などに関連しても用いる。
特別に寒い場合は、厳寒・酷寒・大寒などと言い、
単に「寒さ」と言う場合には、それらすべてを含み、
時期も三冬にわたっている。
《ジャス寒し》《貨車寒し》、
その他《寒廚(かんちゅう)》《舗道寒(ほどうかん)》というふうに用いられる。
                  (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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かん(寒) [駄句 冬]

曇天や湯宿へ向けて寒の汽車       Labyrinth
(どんてんやゆやどへむけてかんのきしゃ)


副季語に  寒の内  寒九(かんく)


寒の入りから寒の明け(たいてい二月四日)の前日まで、
すなわち小寒・大寒を合わせたおよそ三十日間が寒である。
寒に入って四日目を寒四郎、九日目を寒九という。
その寒の内に行われる風習や行事は寒まいりとか、寒灸とかいろいろある。
一般に「寒さ」、「寒き」という意味で用いる寒(かん)とは別で、期間の決まった季語である。
                         (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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しわす・しはす(師走) [駄句 冬]

病院の次も病院師走なる       Labyrinth
(びょういんのつぎもびょういんしわすなる)


副季語に  極月(ごくげつ)


陰暦十二月の別称であるが、今は陽暦の十二月のことをもいう。
師走は月の異名の中では、あわただしい歳末の人の往来を思わせ、語感がわりあいと新しい。
僧(師)がこの月東西に走せ走るから師走というとも、
また一年の終わり為果つ(しはつ)月が転じて師走になったのだともいう。
                         (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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卯年も もうすぐ終わりですね。 
今年一年 拙Blogにお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。
来る辰年もどうぞ宜しゅうお願い申し上げます。
どちらさまも どうぞ佳いお年をお迎えくださいませ。 <(_ _)>
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