ドリームガールズ（DREAMGIRLS） ２００６

 　アカデミー賞かぁ・・・　う～ん(・_・) ホントにそんなに良いのかな？
な～んて ちょっと斜に構えて？ （苦笑）　観に行ったわけですが・・・

これが　噂に違わず！ とても良くできた作品でございました。（笑）

なぜ 懐疑的な気持ちになったのか？　を ちょっと説明させて下さいませ。
ずいぶん昔のことですが　「ママ・アイ・ウォントゥ・シング」という
黒人だけのミュージカルを見たのです。
新宿厚生年金会館かどこかだったと思います・・・。
その時初めて、ゴスペルというものに “ナマ ” で触れて、そうとう強いショックを受けました。（苦笑）
ラスト・・・　舞台に溢れんばかりの黒人たち
その一人一人の発する歌声の力強さ！　
それが一つに纏まると　辺りを席巻するがごとくの “ド迫力” なのです！！
あの時・・・　日本人だらけの客席は完全に打ちのめされていましたっ　　┐(ーー;)┌
声量も声質も文句なく素晴らしい！　素晴らしいのは判っているのですが・・・
何故か腰が引けて・・・？！　（爆苦笑）
素晴らしさを楽しむというより、受けたショックが強烈すぎて？戸惑ってしまったのでしょうか？

そんなことがありまして　f^_^;
今回  “素晴らしい”　を 素直に受け取れるかどうか ちょっと気懸かりだったのですが・・・
黒人の世界、特に歌の世界の事情を細やかな神経で丁寧に描いてあり、良く理解する事ができました。

歌もダンスも抜群で、とても楽しめましたが、何より人間ドラマに魅了されましたね！
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モータウンによってブラック・ミュージックが白人文化へと広く浸透していった
60年代から70年代のアメリカ音楽シーンを背景に、
女性ボーカル・グループが辿る波瀾万丈のサクセスストーリーを
豪華なキャスト陣で華麗に綴る。                　　　　　　（allcinema　より）
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ジェイミー・フォックス（カーティス・テイラーＪｒ．）　中古車屋からマネージャーに。
始めは格好いいな！ と思っていたのですが、そのうちに計算高さが露呈して・・・。

ビヨンセ・ノウルズ（ディーナ・ジョーンズ）　“ドリーメッツ” の生え抜きのメンバー。
お顔を存じ上げなくて・・（苦笑）
メインに抜擢されるまで存在を認識出来なかった次第・・・です^^;

エディ・マーフィ（ジェームス・“サンダー”・アーリー）　地元（デトロイト）では人気の歌手。
“いかにも”　な感じがよく出ていて巧いですね。 声も良くて歌もイケてました！

ジェニファー・ハドソン（エフィー・ホワイト）　“ドリーメッツ” のリードヴォーカル。
ダイナミックボディから繰り出す “ド迫力” は凄くて！ 素晴らしいです。とても新人とは思えませぬ！

アニカ・ノニ・ローズ（ローレル・ロビンソン）　“ドリーメッツ”　の生え抜きメンバー。
少女から大人の女性になっていく彼女が可愛く描かれていて、そこに時間の経過を感じました・・・？

ダニー・グローヴァー（マーティー・マディソン）
キース・ロビンソン（Ｃ.Ｃ.ホワイト）
シャロン・リール（ミシェル・モリス）
ヒントン・バトル（ウェイン）
ジョン・リスゴー（ジェリー・ハリス）
ロバート・チッチーニ（ニッキー・カッサーロ）

　華やかなステージは臨場感たっぷりでした♪

監督・脚本　ビル・コンドン

コメント 2

映画はまだなんですが、アカデミー賞のステージでのドリームガールズ＋フォックスのショウを見ました。キャリアの差か、ビヨンセは貫録を見せ、ジェニファー・ハドソンはちょっと上がっているのかな？という感じでしたが堂々の歌声でしたよー。あそこまで歌えたら本当に気持ちいいだろうなー。
ビヨンセはアイドル的人気も高い歌手ですね。あの若さで、あれだけの美貌と才能を持ち合わせているなんて、ちょっとズルイと凡人の私は思ってしまいます。
by (2007-03-02 20:32) 

Oh！　しろくまさんは しっかりとご覧になっていらっしゃる！
わたしは未だに貧弱な環境に居るので（爆苦笑）見られませんでした～
皆さんのblogを拝見して 臨場感溢れる文章で楽しませて頂きました。
しかしビヨンセは本当に女の子にも人気ですね～
そんなお方を 知らないだなんて ホントぽりぽりです（笑）
by Labyrinth (2007-03-02 23:48)