パフューム ある人殺しの物語(PERFUME: THE STORY OF A MURDERER)2006 [は行の映画]
やっと観て参りましたよ~! これは間違いなく面白かったです!
しかし・・・ う~むむ “中略” というのでしょうか・・・ エピソードがゴソッと削られておりましたねぇ
まあ 時間が限られている と分かってはいるものの やはり残念な感じが・・・。(苦笑)
でもまあ、アレだけの時間でディテールも丁寧に描き込んであるというのは、言い換えれば見事!?
類い希なる鼻男の奇妙な一生を、実に鮮やかに示したことは間違いないです!
欲を言えばきりがないですが (笑)
もう少し尺が長くなっても アノ話は入れるべきだったのでは!?
いやぁ ^^; 是非見てみたかったのですよ。 『活力注入装置』 (笑)
閑話休題
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ある“香り”にとりつかれた一人の青年が、その香りを追い求めるあまり、
恐るべき凶行へと駆り立てられていくさまを緻密かつ緊張感みなぎる映像で綴る。
(allcinema より)
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本を読む限りでは、感情は怒りだけという、悪魔の申し子 のような扱いであった主人公は、
映画では結構人間臭い(体臭は無いのに?(笑))というか 少しは血の通った人物に描かれてたように?
思われるのですが・・・。 臭覚が並外れているだけ というような・・・?
ん? 原作と映画は別物と、度々言っているわりには 拘りがっ f^_^; ははっ
パリの下町の、いかにも薄汚れた感じの雑踏と、グラースの町外れに拡がるラベンダー畑。
対比が見事でしたね。 映像の力ですね。
そして、これは意外だったのですが・・・ 上流の娘たちが「ハイドアンドシークしましょ」 と言って
次々と入っていった “植え込みの迷路” のシーンもミステリアスで素敵でした。(ネタバレ?)
何はともあれ クライマックスに出演のエキストラさんに大拍手でございます。(笑)
ベン・ウィショー(ジャン=バティスト・グルヌイユ) 臭覚に絶大な自信を持つ 或る意味不幸な男。
なにより無表情なところが彼らしくて良かったですね。痩せ具合も合っていました。
ダスティン・ホフマン(ジュゼッペ・バルディーニ) パリの香水調合師。
グルヌイユの才能を受け入れ、香水調合の基礎を教え込む。
アラン・リックマン(アントワーヌ・リシ) グラースの副長官にして裕福な企業家。
男やもめで、一人娘ローラの成長を生き甲斐にしている。
レイチェル・ハード=ウッド(ローラ) リシの一人娘。 赤毛の、匂い立つような美貌の持ち主。
監督 トム・ティクヴァ
原作 パトリック・ジュースキント 『香水 ある人殺しの物語』(文藝春秋刊)
naonaoさん nice!をどうもありがとうございました。
by Labyrinth (2007-03-17 21:58)