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インクレディブル・ハルク(THE INCREDIBLE HULK) 2008 [あ行の映画]

インクレディブルハルク0.jpg ハルク・・・ ^^;

その「力」、ためらうな。



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2003年にアン・リー監督、エリック・バナ主演で実写映画化された
マーベル・コミックの人気キャラクターを、演技派エドワード・ノートンが
主演に加えて自ら脚本にも深く関わる熱の入れようで、
装いも新たに再映画化したヒーロー・アクション。
怒りの感情によって緑色の巨人“ハルク”に変身してしまう主人公ブルース・バナーが、
葛藤を乗り越え自らの運命に立ち向かう姿を、迫力のアクション・シーン満載で描き出す。
                      (allcinema より)
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アメコミ原作の映画は嫌いじゃない方ですし~ 
評判もなかなかのようですし?  てなわけで、観て参りましたがっ 
“ハルク ” って あまり理解してなかったんだなー と気付く私でした。 (汗)

心拍数が上昇し、アドレナリンがっ

とくると、 あれ? どこかで聞いたような気が?

(笑) そうそう! かつて そんなのもありましたね~
あっちの “アドレナリン” には正直なところ、少々閉口致しましたが・・・ (爆)

こちらは、心拍数がある一定の値を上回ると、制御不能になってしまう というもので
彼が “ひたすら堪え忍ぶ” という構図が 惹かれるところですねぇ。(笑)

実は 主演のエドワード・ノートンの姿を見た時、
その、あまりの優男振りに、 はァ? と 軽い違和感を・・・!
そして、この先どうなるのかな?と少々不安も覚えたのですが  (苦笑)

馴染んでみれば、好感を持って受け入れており 
すっかり映画の世界に取り込まれており ました!(笑)

まず、最初のシーンから やられちゃった と申しましょうか・・・ (汗)

異国情緒漂う と言う表現もヘンですが、ブラジルの貧民窟のような? (失敬!)
延々と続く、丘陵を埋め尽くす住宅街の圧倒的な映像に、軽いショックを受けました。

その中に ひっそりと暮らす一人の白人男性 ブルース・バナー(エドワード・ノートン)
清涼飲料の工場に勤め、一見ひ弱に見える体躯に穏和そうな表情・・・ 
淡々とした一日が過ぎていく・・・

・・・かに見えたのですがっ
ひょんなことから、一滴の血が滴り・・・  ブルースの身を危うくしていくことに!

インクハルク.jpg

手首に付けた心拍計?が面白いですよね。
(面白いと言えば伸縮するパンツの方が面白かったりしますが(爆))

何故それを付けるようになったか、何故日陰者の暮らしをしているのか
色々な “何故” が湧いてくるのを、
頃合いを見計らって徐々に明らかにしていく・・・

全体の流れも良いですし、静と動のバランスも心地良かったです。

殊に、リヴ・タイラーのベティが出てくると、一気に情感溢れるものになりましたね。

ブルースの時にも、ハルクに変身中の時にも、
彼女との細やかな心の交流が感じられて、魅せてくれましたね~
程良い切なさ?(笑)

“勧善懲悪” の、悪の部分 狙撃隊長?ブロンスキー(ティム・ロス)
少々愛嬌も感じられる?不敵な面構えで、なかなか良かったのですけれども
彼の場合も、小粒(失敬!)だなー と、最初は違和感を感じたものです。

やはり、変身前は “ごく普通の人” という印象が大事なんでしょうかね?
原作のコミックスを見てないので、何とも言えませんが・・・(苦笑)

また、影の支援者の存在も話を面白くしていましたね。
(展開が読めちゃうのですけれど!?)
でも、芸達者な演技に救われたという感じでしょうか?(笑)

ラストの盛り上がり  どうせ お決まりのモンスター対決でしょうよ CG満載の!
・・・と、ここは結構醒めた目で見ていたのですが (苦笑)

それが、そこそこ重量感もあり(笑) 迫力も感じられました。
ここはもっと褒めても良い所なのかも知れませんが
どうも “慣れ” というのは困りものですね~ (苦笑)


しかしながら・・・
ロス将軍の偏執狂的生き様は、どこか漫画チックな感じがして(笑)
やっぱり アメコミだ! なんて思ってしまいました。

でも嫌いじゃありません!
続きが出来れば また楽しみに見に行くことでしょう!(ニヤリ)

インクレディブルハルク1.jpg
             ベティ & ブルース

エドワード・ノートン(ブルース・バナー) 科学者
リヴ・タイラー(ベティ・ロス) 細胞生物学博士 ブルースの元恋人
ティム・ロス(エミル・ブロンスキー) 軍の特殊部隊員 射撃の名手
ティム・ブレイク・ネルソン(サミュエル・スターンズ) Mr.Blue
タイ・バーレル(レナード)
ウィリアム・ハート(ロス将軍) ベティの父

(クレジット無し)
スタン・リー
ロバート・ダウニーJr

原作 ジャック・カービー  スタン・リー
脚本 ピーター・メンジース・Jr

監督 ルイ・レテリエ


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Labyrinth

yamagatn さん (^_^)ノ
xml_xsl さん (^_^)ノ
いつもいつもnice!をどうもありがとうございます。
by Labyrinth (2008-08-10 23:51) 

hash

こんにちは。
>面白いと言えば伸縮するパンツ
腹式呼吸とか、パンツとか、主人公が妙に真面目なところが、返って面白かったです。
小粒なT・ロスが俊敏になってハルクと戦ったあげく、蹴り飛ばされてしまったところも、つい笑ってしまいました。
全体的にアメコミらしくて良かったです。
by hash (2008-08-16 18:13) 

Labyrinth

hash さん (^_^)ノ こんばんは。
そうそう! 真面目だからこそ笑えちゃうという感じでしたね~
エドワード・ノートンが本当に良いキャラクターを作り上げていましたね!
あのギャップが堪らない♪
nice!をどうもありがとうございます。
by Labyrinth (2008-08-16 22:39) 

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