レッドクリフ Part I （RED CLIFF ／ 赤壁） ２００８

　『三国志』 の世界はお初です。（苦笑）

予告編を見る限りでは、なんだかイケそうな気がしていたのですが・・・

長編ものを、どうやって納めてあるのか？　ないのか？
もしかして カクッとこけちゃったりするのか？ （いつかの日本映画のように！（爆））
・・・などという杞憂はありました。　

しかし、転けることもなく？（笑）　ほぼ期待に応えてくれた作品と思いまする。

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「Ｍ：Ｉ-２」「フェイス／オフ」のジョン・ウー監督が、三国志の有名なエピソード
“赤壁の戦い”を全２部作で描く歴史スペクタクル巨編の前編。（allcinema　より）
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『三国志』 というと、男子が好んで読む物語と思いますが・・・
一緒に観た相方に感想を聞いてみましたところ、
「戦いが２つしか入ってないけど、まあまあってとこかな」　ということでした。

私めは、まったくの素人で、何も知らないところから始まったわけですが
最初に出てくるキャラクターマップ？（日本語の解説付き） はとても役立ちましたね。
あれで、主な登場人物は ほぼ掴めたので （ホント？ （苦笑））
それ程混乱することもなく、最後まで楽しめました。
（ご親切すぎる と言う話も？（爆））


始まりは、お馴染みの玉座の場面から・・・。
歴史に疎いのでナンなのですが （苦笑）　紫禁城と思われましたが！？

皇帝と曹操との力関係を描写することで、曹操の強引さを印象づけました！
（ですが、厭なヤツという感覚は生じませんでした。 不思議なことに？）


最初の戦い？の場面は、ちょっと心が沈んでしまいました。

慕ってくる民を、追っ手から逃すために兵士が楯になる　と言うところ・・・
本当に“楯” のように並び、敵（曹操軍）の進軍を阻むのです。

歩兵？ 雑兵？日本風に言えば 足軽くらいの兵士なのでしょうか？
民を護るという大義名分のために喜んで死んでいく・・・　ように見えました！？

戦いというのはそう言うものなのでしょうが （苦笑） 毎度心が痛みますね。


ところで、軍師 孔明（金城武）は、鎧兜を身につけるでもなく （笑）
ヒラヒラした着流しのような？出で立ちで、終始飄々としたところを見せます。
実際の年齢も若かったそうですが、きっとこんな感じだったのだろうかなぁ　と・・・。


名だたる武将達は、それはもぉー　濃いのなんのって！（笑）
おのおのの見せ場で、華麗に大暴れ！ って感じでしたね。

ですが、
えー？こんなこと本当に出来るのぉ？ てな神業的な事も？！
リアリティを損ねることになりはしないか？ なんて余計な心配しちゃったりしましたよ（笑）


トニー・レオン（周瑜 役）は、主に “美しい妻” との関係に重きを置いて描かれていたのですが
第二部に続く、重要な布石ということなのでしょうかね？

う～む　それにしても・・・　“至高の美女” か・・・？（苦笑）
夫より背高いし・・・（ん？　 トニー・レオンの背が低すぎ？（爆））

ところで、閨事（ねやごと）の場面・・・
唯一の色っぽいシーンになるわけですけれども （笑）
残念なことに、夫婦の愛情が滲み出ているとは思えないように感じたのですが？
（即 『ラスト、コーション』 を想起してしまいました！）

トニー・レオンは、いつでも監督の意向を受け入れて演技をするそうですので・・・
今回は過剰な演技指導の結果？ ということになるのかも！？（爆）

しかし、
妻とは言え、ちょいとベタベタし過ぎでは！？　 他の場面に於いてもね？（笑）


閑話休題

大挙して押し寄せる曹操軍を、劉備と孫権の連合軍で迎え撃つ！
ところは “赤壁”
さて！

この続きは第二部で！

って、そりゃないでしょー！　　あまりにもむごうございまする。
でも、待ちますよ！　楽しみに♪


トニー・レオン（周瑜　しゅうゆ）　三代に渡り孫家に使える知将
金城武（孔明　こうめい）　劉備に “三顧の礼” で迎えられた天才軍師
チャン・フォンイー（曹操　そうそう）　帝国最大の権力者　野心家
チャン・チェン（孫権　そんけん）　「呉」の若き君主
ヴィッキー・チャオ（尚香　しょうこう）　孫権の妹　馬術に優れる男勝りの姫
フー・ジュン（趙雲　ちょううん）　劉備に仕える勇猛な将軍
中村獅童（甘興　かんこう　特別出演）　孫権軍・周瑜に仕える武人　
リン・チーリン（小喬　しょうきょう）　周瑜の妻　至高の美女
ユウ・ヨン（劉備　りゅうび）　漢の復興を目指し太平を求める軍主
ホウ・ヨン（魯粛　ろしゅく）　孫権軍の重臣
バーサンジャプ（関羽　かんう）　劉備軍の名将　中華街の関帝廟に祀られているのはこの人
ザン・ジンシェン（張飛　ちょうひ）　劉備軍の豪傑
トン・ダーウェイ（孫叔材）
ソン・ジア（驪姫）
チャン・サン（黄蓋）


音楽　岩代太郎

主題歌　アラン

アクション監督　コリー・ユン

監督・製作・製作総指揮・脚本　ジョン・ウー

製作国が　アメリカ／中国／日本／台湾／韓国　だそうです。

コメント 8

おはようございます～＾＾
確かにあの夫婦、くっついておりました～。
睦まじい２人に横恋慕する敵方・・・という構図になってましたね。

相方様もまずは納得の出来だったという事ですね。
戦いの場面、もっとずっと色んな戦法があるという事でしょうか？
かなり読み応えのある作品のようですね＾＾
by てくてく (2008-11-14 06:42) 

てくてくさん (^_^)ノ　こんばんは。
最近のTVでの予告編ご覧になりました？
新しいのを出してきてましてビックリしました。
いやーますます第二部が楽しみになって参りましたねっ

ウチの相方の記憶はアテにならないのですが _・)ぷっ
吉川英治センセのは読んでみたくなりました。
でも長いんだなー　(;ー_ーA　う～む躊躇してしまいますね・・・
nice！どうもありがとうございます。

by Labyrinth (2008-11-14 23:36) 

nomi さん (^_^)ノ
xml_xsl さん (^_^)ノ
いつもnice！をどうもありがとうございます。
by Labyrinth (2008-11-14 23:36) 

takemovies さん (^_^)ノ いつもnice！どうもありがとうございます。
by Labyrinth (2008-11-15 22:35) 

こんばんは。
ジョン・ウー節炸裂といった感じで、楽しめました。
パート２公開まで、長いですね。
by hash (2008-11-17 21:27) 

hash さん (^_^)ノ こん！
そうですね～　お金が掛かっている分？迫力が凄い！？（笑）
充分楽しめたのですが、本当に先が長いですね～ (;ー_ーA
待ち遠しいです。
nice！どうもありがとうございます。
by Labyrinth (2008-11-18 02:02) 

やっと観てきました。
いつもながらの吹き替え版でした～（＾＾）/
「赤壁」までの説明はどうなるのでしょう～？と思ったのですが
上手い感じに進んで行きましたね。

お馬さんの消耗がちょっと心配にもなりましたが（＠◇＠）
馬術の迫力を久しぶりに観ました。
大槍をブンブン回しながら馬を走らせるのを観て、三船敏郎さんを思い出しました（≧▽≦）ノ
日本ではもうこんな迫力の作品は無理でしょうね（色々な意味で）
続き観に行きます～・・（忘れちゃいそうですが・・）
ほう統（軍師）は・・これから出番？一番気になりるので、旦那様に宜しくですm（_ _）m


by 壺未 (2008-11-19 23:27) 

壺未さん (^_^)ノ　こんばんは。おひさです～
Oh！吹き替えでしたか～　それは分かり易くて何よりでしたっ（笑）
おうまさん 本当に可哀想になるくらい酷使されてましたね？
怪我とか 大丈夫か？と、気になってしまいました。
しかし三船敏郎のイメージが出てくるとは壺未さんらしいです～ d(≧0≦)
ジョン・ウー監督は“クロサワ”大好き人間のようですから・・・ね？
赤壁の戦いはいよいよこれから！ って時にお預けでは興が冷めちゃう気がしますが、でも楽しみですね (;^_^A
by Labyrinth (2008-11-20 01:49)