郵便配達は二度ベルを鳴らす（THE POSTMAN ALWAYS RINGS TWICE）　１９８１：ごまちゃん'ｓ備忘録：SSブログ

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郵便配達は二度ベルを鳴らす（THE POSTMAN ALWAYS RINGS TWICE）　１９８１　[や行の映画] [編集]

ニコルソンを毛嫌いしていた頃（爆）

一度トライしたのですが・・・（苦笑）
何処まで見たのか定かではありませぬが、結局途中で止めた記憶が・・・。

今度はしっかり拝見しましたが（笑）
先に観た１９４６年製作のジョン・ガーフィールド、ラナ・ターナー出演の作品と比べると
インパクトは強いが、登場人物に感情移入出来るほどの哀愁感はなく？
ちょっと見劣りするかな？という感想を持ちました？

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過去の作品より露骨な性描写を許されているためか、この映画はその部分ばかりに気をとられるお粗末な出来となった。
しかし、製作者側の意図はまさにそこに、台所で立ったまま犬のようにするセックスで客を呼ぶことにあったのだろう。
ニコルソンはいつもながら説得力ある演技。ラングは彼女のベストともいえる健闘で、
原作でも想像の産物的な“ファム・ファタール”にすぎなかったヒロインに命を吹き込んでいる。
（allcinema　より）
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ん？
確かに、台所ではありましたが、調理台の上でしたね。（笑）
その情景は、遠い記憶ながらも強烈に残ってまして・・・

しかし、今回拝見してみて、受ける印象がだいぶ変わりました！？

ジャック・ニコルソンの強引さは当時と変わらず？でしたけれどもっ（苦笑）
ジェシカ・ラングの行動には、どうもわざとらしさが感じられてなりませんでした。
（蛇足→　今まで捏ねていたパン生地などを床にかなぐり捨て、スペースを作るという）

堰を切ったように？！という “激情” もわからぬでもないですが・・・
あこそまでするか？という思いが先に立ってしまいましたね。
（気になったのが、今では珍しい？ “ぼかし” です（苦笑）・・・あの下には何が？（爆））

ま、確かに扇情的なシーンではあるのですが、それ程のことでも・・・？　って感じが？
（これはただ私めがスレちゃっただけ？って話でしょうか？　_・)ぷっ）

お話の舞台となるカフェ「ツイン・オークス」のオーナーで、彼女の亭主であるニックが言う。
「良いものみつけたんだ！」

コーラ（ジェシカ・ラング）は、ふと嬉しそうな表情を浮かべて付いていくのだが、
すぐさまシラけた顔に！

ニックは妻のそんな変化には気付くこともなく、得意満面で、新調のガウンを羽織っる。
「どうだ？」と言わんばかりに・・・。

・・・推して知るべし　と言う感じでしょうかね？（苦笑）

コーラは現状に満足している訳でもなく、ただ高望みをしていなかっただけの話？
他に選択肢があれば、そっちに懸けてみよう！と思うのは自然のことだったのでしょうか？

最初の “殺人計画” の時には、（ネタバレ御免？）
ストーリーは知っているのに、やはりドキドキしてしまいましたね～。

しかし、その後のコーラとフランクに、どうにも感情移入が出来ないまま・・・
ラストのフランクの涙も・・・　意外だな！と思うようなテンションの低さで？（苦笑）
ただ傍観していたような次第です。（爆）

この頃のジャック・ニコルソンて、御髪もあるし、ハンサムなんですけれども
アクの強さというか？いかにもワルそう！という “凄み” が全面に出ちゃってる感じで
やはり私めには “手強い” 俳優さんでしたわ（汗）

ジャック・ニコルソン（フランク・チェンバース）　流れ者
ジェシカ・ラング（コーラ・パパダキス）　ニックの妻
ジョン・コリコス（ニック・パパダキス）　カフェ兼ガンリン・スタンド「ツイン・オークス」のオーナー
ウィリアム・トレイラー（サケット）　地方検事
マイケル・ラーナー(カッツ)　弁護士
ジョン・Ｐ・ライアン（ケネディ）　カッツの助手

原作　ジェームス・M・ケイン

監督　ボブ・ラフェルソン

１９４２年製作のイタリア映画で、同じ題名ながらも、登場人物名は違うという・・・
ルキノ・ヴィスコンティ監督の “驚くべき処女作” という作品もあるようですので
機会が有れば是非見てみたいものだと思っています。