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シャネル&ストラヴィンスキー(COCO CHANEL & IGOR STRAVINSKY) 2009 [さ行の映画]

シャネル&ストラヴィンスキー.jpg  「ココ・アヴァン・シャネル」 でアレレ? となった私めは・・・
何か… もっとシックリ来るような作品は無いものか? と思っておりましたが
それほど間を置かずに、ココ・シャネルの本質に迫る勢いの?映画を観ることが出来!
とても満足でございます。  まさに大人の鑑賞に堪える作品?(^_-)-☆

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「ドーベルマン」の鬼才ヤン・クーネン監督が、
シャネルとストラヴィンスキーの愛憎の行方を描くラブストーリー。
芸術家として互いを刺激しあい、愛を深めていく姿と、
そこに秘められた最も有名な香水“N°5”誕生の物語を華麗かつ官能的に綴る。
ココ・シャネル役はシャネルのミューズとして広告モデルも務めている
「NOVO/ノボ」のアナ・ムグラリス。
一方、ストラヴィンスキー役には「アフター・ウェディング」のマッツ・ミケルセン。
                               (allcinema より)
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ココ・シャネル については こちらを。

イゴール・ストラヴィンスキー については こちらを。

バレエ・リュス については こちらを。

クレジット・タイトルからして、シックでミステリアスな雰囲気でしたね。
万華鏡らしきモノクロームのバリエーションなのですけれども・・・。
それが、とにかくモダン! まさしく “シャネル” でしたね?!
これから始まる物語を予感させるに足る、お洒落な導入部に魅了されました。

お話は、1913年、パリ、シャンゼリゼ劇場 に於ける 「春の祭典」初演の模様から・・・。

観客の“受け” が気になる作曲者のイゴール・ストラヴィンスキーは落ち着かず・・・
(彼を演じるマッツ・ミケルセンの端正な表情も、より神経質そうに映って・・・)

案の定? 斬新すぎた作品は観客に受け入れられず・・・
上演中だというのに、劇場内は騒々しくなるばかりだった!?

その中にココ・シャネルも居たが、彼女は気に入り、高く評価した。

その7年後・・・ 1920年。
ファッション・デザイナーとして軌道に乗っていたココ・シャネルは
突然、愛する “ボーイ” を交通事故でなくし、悲嘆にくれる毎日だったが・・・

ある時、
ミシア・セール(ナターシャ・リンダンジェ)とセルゲイ・ディアギレフ(グリゴリイ・マヌロフ)
の計らいにより、パリで、亡命中のイゴール・ストラヴィンスキーと出逢うことに・・・!

彼の才能を認めるココ・シャネルは、支援したいと思い
ガルシュにある自分のヴィラを使うことを勧めたところ・・・
ストラヴィンスキーはその言葉に甘え、早速 一家を上げて移り住むのだった。

彼がピアノを弾くと、別室の妻がそれを採譜する という作業が行われ・・・
食事時に、家族の顔が揃うと、ヴィラの使用人たちが丁重に給仕する という毎日・・・。

肺病を患う妻も、4人の子ども達も快適に暮らしているはずだったが・・・。

ココ・シャネルは、ビィラに来ると、イゴール・ストラヴィンスキーとの愛欲に溺れた。
激しい愛の時間を重ねる毎に、二人は刺激しあい、高めあっていくのだった。

しかし、ピアノの音色の変化を妻は見逃さなかった。

ある時、たまりかねた妻カトリーヌはココ・シャネルに問うた。
「モラルはないの?」

・・・さて? ( ´艸`)


ココ・シャネルもイゴール・ストラヴィンスキーも、多分こんな人だったのでは?
・・・と思わせてくれる、二人の俳優の人品卑しからぬ存在感の見事な演技に加えて、
セットや調度品などの、何とも言えぬ魅力に目を奪われてしまう作品でございましたね。

いやー 久々! なんとも贅沢で、格調高い?雰囲気を満喫できました。


シャネルのメゾンの全面協力?の下・・・ ということは?
ここに描かれたココ・シャネル像は “公認” ということで宜しいのでしょうか?(^_-)b


アナ・ムグラリス(ココ・シャネル)
マッツ・ミケルセン(イゴール・ストラヴィンスキー)
アナトール・トーブマン(アーサー“ボーイ”カペル)
エレーナ・モロゾーワ(カトリーヌ・ストラヴィンスキー)
ナターシャ・リンダンジエ(ミシア・セール)
グリゴリイ・マヌロフ(セルゲイ・ディアギレフ)

原作 クリス・グリーンハルジュ 『シャネル&ストラヴィンスキー』(竹書房刊)

脚本 クリス・グリーンハルジュ

監督・脚本 ヤン・クーネン


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末尾ルコ(アルベール)

うわあ!趣味が合いますね!
もう、冒頭のバレエ・リュスがメチャメチャ好きで・・(^_-)-☆

                              RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-08 01:20) 

Labyrinth

あんれに さん (^_^)ノ
xml_xsl さん (^_^)ノ
トメサン さん (^_^)ノ
m6324 さん (^_^)ノ
きの さん (^_^)ノ
鉄腕原子 さん (^_^)ノ
ユーフォ さん (^_^)ノ
dorobouhige さん (^_^)ノ
皆さん いつもnice!を、どうもありがとうございます!
by Labyrinth (2010-04-08 02:49) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール)さん (^_^)ノ こんばんは。
いやいや f^_^; 好きは好きなのですがぁ
RUKOさまとはレベルの差が著しいと!かねがね思っておりまする~(^_^ゞ
毎度お勉強させて頂いておりまーす(^_^)v
いつもnice!を、ありがとうございます!
by Labyrinth (2010-04-08 02:55) 

ジジョ

公開されたシャネル関係の3作品の中で、
これが一番クールでしたね☆
アナ・ムグラリスかっこよかった!

by ジジョ (2010-04-08 16:15) 

Labyrinth

abika さん (^_^)ノ
@ミック さん (^_^)ノ
タケル さん (^_^)ノ
皆さん いつもnice!を、どうもありがとうございます!
お返事が遅れて申し訳ございませぬ。 <(_ _)>
後ほどお伺い致しますので・・・ 宜しくお願い致します。
by Labyrinth (2010-04-10 08:34) 

Labyrinth

ジジョ さん (^_^)ノ お早うございます。
コメント&nice!どうもありがとうございました。
3作品・・・ 最初のは未見なのでございます~ (^_^ゞ
観てみたいと思ってはおりますが。

そう! カッコイイ! 本当に!
なんか本物よりカッコイイ女になっているのでは? なんて思ってしまう程?(笑)
お返事が遅くて申し訳ございませぬ。 後ほどお伺いさせて頂きますね。

by Labyrinth (2010-04-10 08:39) 

よーじっく

こんにちはぁ(^_^)/
ストラヴィンスキーが遊ばれちゃった感で、
シャネルがカッコ良すぎでした。
まさかの公認って、凄いなあ。
by よーじっく (2010-04-11 09:39) 

Labyrinth

よーじっく さん (^_^)ノ こん!
そうそう (^_^) 手のひらの上? なんて感じでしたね(苦笑)
それでも彼の才能にピーンとくるセンスは、やはり非凡な方ということでしょうね?
ココ・シャネル 度量が広くてオトコマエでしたー! (^_-)b
nice!も、どうもありがとうございます。
by Labyrinth (2010-04-11 18:40) 

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