ニンフォマニアック Vol.1（NYMPHOMANIAC: VOL. I） ２０１３

　久々、むふふ な映画です。。。 ＾ｑ＾

映倫 R18+
----------------------------------------------------------------------------
　「アンチクライスト」「メランコリア」の鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、色情狂（ニンフォマニアック）
のヒロインの性の冒険遍歴をシニカルなユーモアを織り交ぜ過激に描いた衝撃の問題作。
全８章を２部に分けて上映。本作はその第１部。
主演は「アンチクライスト」「メランコリア」に続いての出演となるシャルロット・ゲンズブール。
共演にステラン・スカルスガルド、ステイシー・マーティン、シャイア・ラブーフ、
クリスチャン・スレイター、ユマ・サーマン。
　
冬の凍てつく路上で行き倒れていた女性ジョーを自宅アパートで介抱する年配紳士セリグマン。
心配する彼に、ジョーは驚くべき生い立ちを赤裸々に語り出す。
幼い頃から“性”に強い関心を持っていた彼女は、
15歳の時に青年ジェロームを相手に初体験を済ませると、
あとは欲望のおもむくままに男たちとの行きずりのセックスを重ねていく。
ある時は、幼なじみのＢとチョコレートを賭け、長距離列車の中でハントした男の数を競うジョー。
そんな中、最初の相手ジェロームと思いがけない再会を果たすジョーだったが…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                　　（allcinema より）
----------------------------------------------------------------------------

冒頭、何やら幽かに “物音” がする中、しばらくは灰色の画面・・・。

それが異様に長く感じられ、こちらの緊張感も高まるというものですが・・・
その後、画面は粉雪の舞う路地の模様へと！

“物音” の正体が明らかになる頃、石畳に倒れている女の姿を捉えます。

遠くを通り過ぎた男が、また姿を見せて・・・
女に駆け寄り、声をかけますがっ

負傷している態の女は、救急車も警察も呼んでくれるな　と。

それなら、何かして欲しいことはないか？　と問うと・・・

ミルクティーが飲みたい

・・・ということから、セリグマン（ステラン・スカルスガルド）のベッドで休むことに！
そして、女ジョー（シャルロット・ゲンズブール）が身の上話を語り出すことになるのですが・・・。

セリグマンも、ただ聞いているだけではなく、ふいに “知的” な合いの手を入れたりして・・・!?
・・・壁に飾ってある “毛針” の話から、次々と話が転がっていきます。

色情狂（ニンフォマニアック）の話ですし、
モロの露出が多すぎて（爆）ボカシだらけの画面もありますが
ジョーの穏やかな語り口や、受け手のセリグマンの鷹揚さが妙に心地よく感じられました。

また、演ずる人が真剣にやればやるほど、可笑しくて♪
声を出すほどではないにしても？ くすくす笑いをせざるを得ないような場面も・・・！ ＾ｑ＾


　　　　　　　友人Ｂ（ソフィ・ケネディ・クラーク）　＆　若きジョー（ステイシー・マーティン）

幼友達のＢとは、親に隠れてさんざ “悪いこと” をしてきた仲でしたが・・・。


　　　　　　　　　　　　　　マダムＨ（ユマ・サーマン） と３人の息子たち

日に１０人の情人との性交渉を！　と豪語するジョー。

ある時、ぐずぐずしている男を追い出すのに口から出任せで 「奥さんと別れて！」と言うとっ
男が真に受けてしまい!? その通りにしてきた　と、荷物を持って舞い戻る件がありました。

次の情人を待っているところへ・・・
勘違い男が戻るは、続いて彼の妻、Ｈ夫人が子連れで やって来るは
更に、遅れて若い情人が来るはで、ジョーの部屋はまさに修羅場!?　

でも、こちらは大笑いでした♪ w

ユマ・サーマンの芸達者ぶりには本当に感心致しましたわ。＾ｑ＾


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ペダル　＆　右手　＆　左手

セリグマンの聴いているのがバッハということから、また一考察が・・・!?

ジョーの父の、樹木に寄せる思いや、
父の影響で森の散歩が好きになったことや　etc　etc
処女を捧げた男ジェローム（シャイア・ラブーフ）との、その後の話まで・・・
興味深く、楽しく♪ 一気に見終えました。

え!?　こんなとこで　つ・づ・く　なの？　(￣ο￣;

・・・VOL. ２　が楽しみです♪ （笑）

シャルロット・ゲンズブール（ジョー）

ステラン・スカルスガルド（セリグマン）

ステイシー・マーティン（若いジョー）

シャイア・ラブーフ（ジェローム）

クリスチャン・スレイター（ジョーの父）

ユマ・サーマン（Ｈ夫人）

ソフィ・ケネディ・クラーク（Ｂ）

コニー・ニールセン（ジョーの母）

ヒューゴ・スピアー（Ｈ）

監督・脚本　ラース・フォン・トリアー

コメント 2

あまりにもムフフそうなので、怖じけて独りで観に行けていない作品です。
とりあえず、Labyさんのレビューでムフフするつもりです(￣ー+￣)
by つむじかぜ (2014-12-12 22:50) 

つむじかぜ さん (^_^)ﾉ
確かにね （＾ｍ＾）　内容を把握していらっしゃると行きにくくなるかも～　＾＾；

また、σ(^_^)のように気楽に笑い飛ばせない女性の方も当然いらっしゃるはず！ と思いまする。w

by Labyrinth (2014-12-13 01:01)