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FRANK -フランク- (FRANK) 2014 [アルファベット・数字で始まる映画]

FRANK.jpg どんな味わいなのか興味を惹かれました。^^;

被っているから、自分でいられる。

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マイケル・ファスベンダーが実在した英国のコメディアン、クリス・シーヴィーを
モデルにした謎多きミュージシャンを演じるインディ・コメディ。
本作で共同脚本も務めた作家ジョン・ロンソンが実際にクリス・シーヴィー扮するキャラクター
“フランク・サイドボトム”のバンドに参加した体験談をベースに、
キャプテン・ビーフハートなど実在のアウトサイダー・ミュージシャンのエピソードを織り交ぜ
フィクションとして映画化。
常に風変わりな被り物をしている謎めいた男フランクと、
彼がリーダーを務めるバンドに新加入した青年ジョンが繰り広げる奇妙な交流を、
とぼけた味わいとともにほろ苦くも心温まるタッチで綴る。
共演はドーナル・グリーソン、マギー・ギレンホール、スクート・マクネイリー。
監督はアイルランドの俊英、レニー・アブラハムソン。
 
ミュージシャンを夢見る青年ジョンは、ひょんなことからキーボードの代役として
インディ・バンド“ソロンフォルブス”のライヴに飛び入りで参加することに。
ところが、そのバンドでフロントマンを務める男フランクは、
なんと巨大な張りぼてのマスクを被っていた。
しかも、プライベートでも決してマスクを脱がない筋金入りの変わり者だった。
やがて人里離れた湖畔の小屋で始まったバンドのレコーディング合宿にも
参加することになったジョンだったが…。               (allcinema より)
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主人公のジョンを演ずるドーナル・グリーソンは、ハリ・ポタ シリーズのビル・ウィーズリー 
父は、アラスター・“マッド-アイ”・ムーディ のブレンダン・グリーソン ですと。
あまり似ているとは思えませぬが ^^; 親子で共演されていたのですね~

さて、
ジョンは会社員ながら、趣味の楽曲作りに励む毎日・・・。

ある時、海岸近くを散策していた彼は、騒ぎを聞きつけ、観に行きますとっ
一人の男が波打ち際で、ポリスマンに両腕を掴まれながらも大暴れ!? に遭遇。

その様子を遠目に見ているのは、どうやら
ラジオにゲスト出演していたバンドのメンバーのようでしたが・・・

今夜のライブ・・・
キーボードがあれじゃ出来ないな

と、ぶつぶつ言うので、
僕 キーボード弾けますよ!  と、思わず口にしてしまうジョンでしたっ

男はクルマに行き、誰かに何やら話したあと

君でイイ 楽屋口に9時だ  
と言い残して、サッサと走り去ってしまいます。

FRANK1.jpg

時間通りに会場へ、半信半疑ながらも行ってみますと、
リハーサルもなしで、いきなり始まってしまいますがっ

奇妙な仮面の男が、奇妙な言葉を並べ、語るように歌いだす!?
・・・なんとも摩訶不思議な “音楽” でした。

ジョンも様子を見ながら参加していきますが
・・・突然演奏が中断!?

なんで止めちゃったんだー!?
 
・・・と、その後はステージ上でメンバー同士の言い争いとなり・・・
そのまま終了。
バンドのメンバーはそそくさと立ち去ってしまいます。

ジョンは呆気にとられたままのライブ体験でした・・・。

しばらく経った頃、
最初に声をかけた男・・・ マネージャーのドンから、突然誘いの電話をもらいます。

またライブの助っ人か と思い、気楽にアイルランド行をOK したジョンでしたが

ミニバスに乗り込んで・・・ 
さて、現地へ着いてみるとっ
なんとアルバム製作のための合宿だというのでした。

FRANK3.jpg

湖畔の貸別荘に落ち着いたメンバーは、
仮面の男フランクを中心に活動を開始致しますが・・・

さて・・・?

フランクの作り出す不思議な “音楽” は、
良いのか 良くないのか 凡人の私は判断に窮しますが (笑)
全編を流れる軽快な音楽はとても心地よくて♪ 印象を温かいものにしていました。

バンドのメンバーは、言うまでもなく個性的ですが、 まったく揺るぎがない感じ・・・!?
そこがとても良くて、精神的な強い繋がりをも感じてしまいました。

中でも、強烈な個性はマギー・ギレンホールが演じるクララ。

彼女はフランクを愛しているようで?
何かと世話を焼く姿が、見た目とのギャップと相俟って!? ^^;
妙に Niceな印象を受けました。 w
(世話を焼くといっても、ベタベタした印象は皆無ですが・・・)

フランクの中身はマイケル・ファスベンダー  と、後でわかります。

しかし、それを感じさせないような? ^q^  不思議に Cute な動きで♪ 
どの場面でも存在感たっぷりに!独特なパワーを発している感じが致しましたね~ (微笑)

FRANK2.jpg

試行錯誤の末、やっと思うようなアルバムが出来て、喜んだのも束の間・・・

その後は、笑えない出来事が次々と襲いかかり!?
結局、皆バラバラに・・・!?

ジョンは、傷付けてしまったフランクの行方を必死に探しますが・・・。

う~むむむ 終盤は、シリアスドラマでしたね~!?
・・・本当に、我を忘れて引き込まれてしまいました。

興味津々だった、フランクの謎が、案外サラリと明かされ
最後には・・・
彼の心の叫びが、歌となって胸に迫りました!

さりげなく、淡々と という流れに、切なさを感じましたが
遠ざかるジョンの後ろ姿は、やはり、ちょいとほろ苦かったかも・・・。 ^^;
 

ドーナル・グリーソン(ジョン)
マイケル・ファスベンダー(フランク)
マギー・ギレンホール(クララ)
スクート・マクネイリー(ドン)
フランソワ・シヴィル(バラク)
カーラ・アザール(ナナ)

監督 レニー・アブラハムソン
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